こんにちは。
12月12日はケニアの独立記念日でした。同じくそのころ「ケニアからの手紙」の最新号をお客さまにお送りいたしました。今年を振り返ったり、当会の奨学金プログラムの学生さんからのお礼の手紙や、新一年生をご紹介させていただいたり、写真が少なく字が多めでしたが…。読んでくださいまして、ありがとうございました。
スワヒリ語で「アサンテ」は「ありがとう」。最後に「ニ」がある場合は、複数の人たちに向かって言っていることになるので、今回のタイトルは「アサンテニ」にさせていただきました!
紅茶を飲むことで産地の支援になる「ケニア山の紅茶」ですが、紅茶を飲むだけでなく、奨学金プログラムにご賛同くださり、ご厚意をいただいており、みなさまには、感謝の気持ちしかありません。
2011年、茶葉収穫地域のメルー(Githongo)で奨学金プログラムを開始しました(その前の支援について、詳しくはこちらをご参照ください)。当会の寄付金口座にご入金いただいたお金はケニアに送られ、日本ケニア交友会・ナイロビ事務所のマネージャー・ムンガイ氏が、各高校の校長と連絡をとり、学費として小切手をそれぞれの学校に送っています。
今回の「ケニアからの手紙」をみなさまに送ったあとも、数通お礼のお手紙を受け取っています。もう高校を卒業した子からも手紙がありました。機会をみて、改めてご紹介させていただきますね。
いつも本当にありがとうございます。
Asanteni sana!!
お客様の声はコチラ
ケニアの独立記念日おめでとうございます!
今日は英国植民支配からの独立を記念する祝日です。ケニアにいたらきっと肌で感じられると思うのですが、12月のこのあたりから、みんなそわそわ。雇われている人だったら、たっぷりの有給休暇をとって、クリスマスくらいまで田舎に帰ってしまうことも(そうなると、役所とか書類を出すようなところはちょっと困ります。「担当は不在なので」と…)。でも、いまはいろいろデジタルになってるから、昔に比べたらそうでもないのでしょうか!?
紅茶畑も今日はひと休み。産地の人たちは、また明日から茶摘みですから、どこか遠くにホリディ・お泊りというわけにはいかないと思いますが、ゆったり休日をすごしているといいなと思います。日々の茶摘みで紅茶畑がきれいにメンテナンスされているおかげで、紅茶をいつでもおいしくいただける。そんな喜びをかみしめて、今日も感謝して紅茶をいただきます!
こんにちは。
急に冷え込みました。温かい飲み物がますます美味しい季節になりました。
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こんにちは。
「紅茶月間」いかがおすごしでしょうか。
やっと秋らしい空気になってきましたね。先月、今月と紅茶やアフリカ関連のイベントでは、お天気に恵まれ、アフリカファン、紅茶ファンのみなさまとたくさん交流させていただきました!ご参加&ご来場くださったみなさま、またイベント準備にかかわったみなさま、本当にありがとうございました。
先月は、TeaSmile紅茶教室さんで、ケニア紅茶を知ってもらう会に呼んでいただき、紅茶産地の話をメインにお話をしました。ウガリ体験もしていただき、紅茶教室の生徒さんたちと有意義な時間を過ごしました。
浅草で開かれた「Japan Tea Expo」では、「ケニア山の紅茶」をご愛飲くださっている方がブースに来てくれたり、だいぶ前にお目にかかった方との再会もあり、興奮の2日間となりました。
そして毎年恒例の「アフリカフェア」。多摩動物公園でアフリカ各国の大使館やアフリカとかかわりのある団体が出店、それぞれの魅力をPRしていました。私たちも「ケニア山の紅茶」を試飲・販売させていただきました!
多摩動物公園では、ライオンが飼育されているエリアに入場できる「ライオン・バス」が運行されていて、間近でライオン観察が可能!すばらしい体験ができちゃいます。自然に囲まれた公園は、小さなお子さんを連れたご家族や動物愛好家の方たちでにぎわっていました。初日イベントのオープニングでは、アフリカの生ライブが披露され、青空にアフリカの独特のリズムが鳴り響いていました。シャイな日本の人たちも、ノリノリ(?)でライブを楽しんでいたようです。
最後は、美味しい紅茶の町・尾張旭市で開催の「紅茶フェスティバルin尾張旭」。こちらでも、楽しく試飲・販売させていただきました。お客さんの数が、年々増えている気がします!常連の紅茶ファンの方もいらして「この味を知ってしまったら、他の紅茶が飲めなくなった…」と、うれしいお言葉をちらほらいただきました。水出しとホットティー試飲後のみなさんの反応を観察するのも、実はとても楽しいのです。こちらのイベントは尾張旭市観光協会さんが主催しており、スタッフの方がきめ細やかに声掛けをしてくださり、アットホームな対応がとてもすばらしく、私たちが大好きなイベントのひとつです。
インターネットやSNSが発達して、ホチっと押せばなんでも手に入る時代。でもこうして、直接会ったり交流したりするほうが、何というか、こころがじんわりあたたかく満たされる気がします。このようなイベントは、とても貴重でありがたいです。アフリカ・ケニア、そして紅茶がつないでくれたご縁、そして今回お会いできたみなさまに、感謝の気持ちを送ります。このたびは、どうもありがとうございました!
こんにちは。
毎年のことですが、11月1日は「紅茶の日」、そして「犬の日」でもありました。来年のカレンダーも、かわいい柴犬のやつを買いました。
さて、紅茶の日。1年365日、毎日欠かさず「ケニア山の紅茶」を飲んでいます。紅茶の日も、そうです(生活?からだの一部なのです)。そして、打ち合わせもあったので押上のカフェikkAさんで、懲りずにケニアティーとお店自慢の黒糖チーズケーキをいただきました。同じ茶葉、同じグラム数、お湯の量なのに、こちらでいただく紅茶は各段に美味しい!水がイイという説もありますが、やはりなんと言っても、人が淹れてくれる紅茶は美味しいのです。
そういえば、9月後半に交野市で「チャイの会」をやりまして、そのときも主催の方が話していました。「家で作るチャイは、カフェで飲むやつに比べて美味しくない…。なので美味しい作り方を教えてほしい」と。私も同じですよ、とお伝えしました。だれかがだれかのために作ったものは、味が違うんだと思います(※個人の感想です)。
というわけで、今月は「紅茶月間」なので、普段よりももっと心して紅茶を味わいたいと思います。11月前半はイベントもあり、試飲もご提供いたしますので、どうぞ遊びにいらしてください。
そして、Webショップでお買い物をしてくださった方には、アフリカ布のコースターをプレゼントしています。
アフリカの色彩豊かなコースターで、ティータイムを華やかにしてくださいね。
こんにちは!
11月は「紅茶月間」ということで、Webショップにて紅茶をお買い上げのみなさまに、ケニアのリリアンさんが手作りした、アフリカ布のコースターを1枚プレゼントいたします。
彼女はナイロビの最大スラム・キベラで生まれ、18人弟妹の長女として、両親亡きあと、弟妹を育てました。独学で洋裁を学び、いまはおしゃれな色彩とデザインの洋服やバッグを作り販売しています。
小さなアフリカ布のコースターとともに、どうぞゆったりとティータイムをお楽しみくださいね。
Webショップはこちら。
こんにちは!
11月のイベント情報です。
日時:2024年11月9日(土)、10日(日)
場所:多摩動物公園
内容:アフリカ各国の自然や文化、観光、野生動物の現状や保全活動などを紹介し、アフリカ各国との友好を深めるきっかけとなるよう、「第10回都立動物園アフリカフェア」を開催します。ぜひご来園いただき、アフリカを身近に感じてください。
カラフルで大人かわいいアフリカン・アクセサリー専門店のChuuiさんと一緒に出店いたします。おとなりのブースはケニア大使館です(注:私たちは、9日のみの出店です)。11月ぜひ遊びにいらしてください!
日時:2024年11月10日(日)10:00~16:00
会場:尾張旭市スカイワードあさひ
〒488-0883 愛知県尾張旭市城山町長池下4517番地1
紅茶バザール4階にて、紅茶の試飲・販売をいたします。Myカップをご持参のうえ、どうぞ遊びにいらしてください!
こんにちは。
やっと秋ですね。私のきき腕には、四十肩(五十肩?)ならぬ、五十腕がやってきました。
さて先日、Tea Smile紅茶教室さんにて、ケニア紅茶のお話会が開催されました。紅茶畑や製茶工場の話だけでなく、ケニアから持って帰ってきたお菓子やウガリも味わっていただきました。生徒さんの何名かは、ケニア大使館で開催された「ケニア紅茶を楽しむ会」にも参加されていたようで、みなさん熱心にケニアの話を聞いてくださいました。
この写真は、そのお教室で提供されたウェルカムティー。「ケニア山の紅茶」のティーバッグを炭酸水に入れて抽出したティーソーダです(水出し紅茶と同じ要領で作りました)。おしゃれなティーソーダは、ちょっとしたイベントや集まりにぴったり。すてきなグラスに入れると、雰囲気がでますね。
「ケニア紅茶の会」では、スパイス・チャイも作ってお出ししました。すりおろしショウガやカルダモン、シナモンの香りに包まれ、心とからだが癒されました。
会が終わって、自分たち用にウガリを作って食べ、お茶を飲みながら、時間を忘れておしゃべりを楽しみました。TeaSmile先生は、紅茶だけでなく、日本茶のスペシャリスト。お茶のいろいろなお話を伺い、お茶の世界は改めて深いなぁと感じました。
紅茶がつないでくれたご縁。すばらしい紅茶の輪がこれからも広がりますように。
こんにちは!
10月のイベント情報です!
日時:2024年10月19日(土)-10月20日(日)
19日(土) 第一部:13時〜16時 / 第二部:17時〜20時
20日(日) 第一部:10時〜13時 / 第二部:14時〜17時
場所:東京都立産業貿易センター台東館 7F
チケット料金:【早割】¥1,800 / 【通常】 ¥2,000
主催:JAPAN TEA EXPO実行委員会
My試飲カップをご持参をお忘れなく~!
私たちは、2種類の茶葉(ホット)と水出し紅茶の試飲、定番紅茶とイベント限定品をご用意して、みなさまのお越しをお待ちしております!
こんにちは!
朝晩がやっと過ごしやすくなりましたね。
またまた急な告知ですが、9月28日(土)オーガニックマート根津ガーデンさんにて、プチマルシェが開催されます。16時より、産直&こだわりの食品が販売されます。私たちは「ケニア山の紅茶」アイスティーの、ひとくち試飲会を予定しております。
この土曜日は、根津ガーデンさんのポイントアップの日でもあります。この機会に、どうぞ店内のお買い物もお得に楽しんでください。
こんにちは!
急な告知ですが、9月21日(土)に(社福)青少年福祉センター後援会のチャリティー大バザーが開催されます。
うれしいご縁があり、こちらのバザーでも当会の紅茶が販売されます。おとなも子どもも楽しめる、もりだくさんのチャリティーバザーです。
日時:令和6年9月21日(土)午前11時~午後3時
場所:聖心女子大学4号館グローバル共生研究所
東京都渋谷区広尾4-2-24
地下鉄日比谷線広尾駅4番出口より1分
入場:1枚500円の入場券(小学生以下は無料)が必要です。
入場券は、当日入口にても販売しております
ここでのお買い物が、子どもたちのよりよい生活に役立ちます。
ぜひ遊びにいらしてください!
こんにちは。
このたび、ナイロビの丸川さん宅で、収穫したメイズ(甘くない固めのトウモロコシ。近年はバイオエタノールの原料としても利用される)の皮をむく作業を体験しました。私が毎回、喜んで食べているウガリは、このメイズを粉状に挽き、火を通し調理したもの。調理方法と食べ方は知っていますが、その前のことを実際に見て知るのは今回が初めてでした。というわけで、トラックで運ばれてきたメイズを茎から取り除き、皮をむいて中身だけ出す、という作業をしました。乾燥しているメイズの山に近づくと、かなりの数のてんとう虫を発見。皮をむくと、身を食べてしまう小さな虫(青虫ならぬ黒っぽい虫や小さなゾウムシ)が見つかります。この作業をしているとニワトリが寄ってきて、これらの虫をついばみます。食物連鎖の一部を垣間見ました。
さて、この乾燥メイズの山を片付けるにはけっこう時間がかかります。夏休み中の子ども1人とおとな3人で取り掛かりましたが、なかなか山が小さくなりません。それなのにさすがケニアン…「Almost(あともう少し)」などと冗談を言ってみんなをなごませます。肩も凝ってきたころに、ジョーク、そしてまた作業に集中する…。
陽が暮れてきたので、お茶にしましょうと、ミルクティーとチャパティーで栄養補給をしました。翌日はおとな5~6人で作業、やっと山が小さくなって、その次の日にすべてのメイズが茎から離れた状態になりました。このあと、また少し乾燥させて、今度は芯からつぶつぶを取り除くようです。
メイズに限らず、食べ物を(買って)食べるだけでは、その食材が食卓に辿り着くまでの道のりがわかりません。生産者やその工程を知り体験するのは、その食物をより身近に感じ、おいしくいただけるいい機会ですね。収穫後の少々の作業をかじっただけですが、これからも食事は残さず食べたいし、ありがたくいただきたいな~と、改めて思った次第です。
残暑お見舞い申し上げます。
猛暑の東京から、もっと暑いドーハを経由して、涼しいナイロビに来ています。朝7時頃の到着でしたので、まだ空気が冷たくけっこう寒いなと感じました。
SNSではちょろちょろ動画や写真をアップしていますので、お時間ありましたら、のぞいてみてくださいね。
いつものようにポレポレですが、ケニアの様子をお伝えしてまいります!
こんにちは!
猛暑が続いております。からだにはあまりよくないとは知りつつも、こうなるとつい冷えたものを飲んでしまいます。
さて「ケニア山の紅茶」で作る水出し紅茶は、茶葉と水があればできるのと、とても簡単に美味しく作れるので、イベントなどでよく試飲をしてもらいっています。
お湯を使って濃いめに抽出した紅茶を氷に注ぐ、本格的なアイスティーは、私はやった記憶がありません…。
先日、オーガニックなイベントで「お米のあまみ」というみりんを煮詰めたものをいただきました。甘強酒造さんのスタッフの方が「これをアイスティーに使うとガムシロップの代わりになるよ。やさしい甘みだよ」と教えてくれたので、それなら本格的なオンザロック方式のアイスティーを作らねば!
ということで、茶葉は細かいPF1を使用。2倍ほどの濃さの紅茶抽出液をたっぷりの氷に注いでみました!
すると、まぁそんなに時間がかからずに、クリームダウン現象が現れました。クリームダウンとは、紅茶の成分のタンニンがカフェインと結合することによってアイスティーが濁って見える現象です。
しかしケニアティーのボディがしっかりと感じられたので、ちょっと見た目はアレですが、私好みのアイスティーとなりました。
そこで甘みをつけるために「お米のあまみ」を入れてみたら、メーカーの方が言っていたように、やさしい甘みを感じることができました。
お砂糖を控えている方など、砂糖の代替品として、みりんを煮詰めたものは、よい選択肢になりますね。
紅茶の清々しい渋みと一緒に、みりんの甘みの余韻が楽しめたアイスティーとなりました。
※クリームダウンなしを目指して、次回はコロコロ茶葉のBP1でやってみようと思います。
暑中お見舞い申し上げます。
日本は熱帯ですね…こう暑いと食欲もどこかに行ってしまいます。そんなときは、ケニアの写真をみて、元気を出しています。特にごはん系が元気のもとです。
前回のケニア写真を見ていたら、Seafood屋さんで撮らせてもらった写真がいくつかありました。ディスプレイがちょっとアレですが、タコやイカ、サバなどが売られています。とはいっても、ケニア内陸でふつう手に入る魚は、ティラピアですかね。丸ごと油で揚げたものや、シチューにしたものをウガリと一緒にいただきます。
カラッと揚げたやつにライムを絞って、ウガリや緑の葉物野菜といただくのが定番ですが、ルオ族(ビクトリア湖周辺が拠点の民族、もちろんナイロビにもたくさんいらっしゃいます)の友人宅では、シチューのタイプを作ってくれました。このスープが美味。コリアンダーの葉っぱがアクセントになり、ウガリでオトンジ(スプーンのようにくぼみ)を作って、スープをすくっていただきます。ルオ語で「Mit(うまい)!」
ティラピアは自分では料理できないので、外食か友人宅でしか楽しめません。食いだめできるならしたいくらい、好きですが、ウガリは重いし、ティラピアも大きめなので、食べ終わるとほんとうにお腹がふくれます。これをランチにいただいてしまうと、お昼寝タイムが必要となります。ご注意ください。
以前にもオトンジ動画は、何度かご紹介していますが、改めてここにシェアさせていただきます(2024年2月バージョン^^)。
こんにちは。
このごろ、意識してたんぱく質をとるようにしています。
身近なたんぱく質で思い浮かぶのは、豆です。ケニアにもいろいろな種類のお豆があります。ケニアで手に入る私のお気に入りは「Yellow Beans」と呼ばれているもの。ほかには、名前もかわいい「Rosecoco」ってのも、料理しやすいかなと思っています。
さて、前回の訪ケニアで、何か珍しいものを食べたいと、ナイロビに住む友人に連れて行ってもらったのが、南スーダン料理屋さん。ファーストフード店のような店構えになっていましたが、メニューには豆料理がありました。なのでファーストフードと呼んでよいのか(豆の調理には時間かかると思うので…)。
メニューを見てもわからないので、店員さんにいちいち聞きます。ただ閉店間際だったので、頼もうと思った品はなかったり。なので、あるものをオーダーしました。そのひとつが「Fool」…え?(英語だと馬鹿だよね?!)と思いつつ、きっと南スーダンのことばで、音をそのままアルファベットで綴ったらこうなったということでしょう。ネットで検索すると、FuulとかFoulとかの綴りもありました。この「フウル」はお豆のペースト料理。パンにつけて(乗っけて)食べます。色から判断すると金時豆っぽいのですが、料理方法を検索したり、料理動画などをみると、そら豆を使うとありました。このお店のフウルは、ニンニクが効いていて、塩とスパイスで味付けをしていました。シンプルだけど、お豆のコクと上に乗っているチーズのうまみがよいハーモニーを奏でていました。パンは乾燥ぎみでしたが、それほど気にならず…。
他に頼んだのはシャワルマ。日本でもおなじみのスタイルで焼かれたチキンのラップサンド。動画を撮らせてもらったので見てみてください。
閉店時間となり、他のスタッフは帰ってしまい、若いお兄さん1人がカウンターの向こうで携帯をいじっていました。「さっさと帰れよ~」などとという圧はまったくなく、私たちは頼んだ料理すべてを堪能することができました。次回行くときは、昼間、どのメニューも品切れていない時間帯をめざし、人気料理を味わってみたいです。
こんにちは。
昼間、出歩くのが危険な暑さでしたね。
さて「ケニアは暑い?」と聞かれることもしばしばありますが、ケニアは多様性の国。場所によって全然違います。一言で答えることはできませんが、私たちの紅茶の生産地メルーのギドンゴ地域は、湿度も低く、標高も高いため、すごしやすいと思います。いまの季節は寒いくらいです。製茶工場がある付近は、赤道直下で標高が2000m弱、晴れるともろに陽の光が肌に刺さってきます。
このあたりの茶畑では、摘み取られ生の葉は、カゴにいれて日かげに置いておきます(基本的に一日に2回、茶葉の集荷場に持っていきます)。その日かげは、だいたい背の高い木の下です。生の葉に直射日光が当たり、葉が傷むのをできるだけ避けるためです。葉っぱだけでなく、茶摘みをする人たちが、ひと休みする場所も、この木陰です。休憩時間のミルクティーは、おうちから持ってきた魔法瓶に入っています。扱いやすいプラスチックのコップで飲みます。お茶好きにとって茶畑でティータイムなんてステキ!いいな~って憧れちゃいますね。
そんなわけで、猛暑の都内、日かげを探して歩いていたとき、ふとケニアの茶畑の日かげ(木陰)のことを思い出した次第です。
ついでに(?)人生初めてケニア・ナイロビに降り立った日のこと。ナイロビの空港から市内に向かうモンバサ・ロード沿いの木の下で、休憩しているケニアの人々を見たとき「あ~ケニアに来たんだな~」と感じました。アフリカ=アカシアの木、そんなイメージがあったからでしょうね。
日かげや木陰のありがたさが染みる今日この頃でした!
こんにちは。
昨日6月17日、ケニアはイスラム教のお祝い(Eid al- Adha、犠牲祭)で、祝日だったようです。月曜日がお休みで、長い週末でしたね。
さて、身分証明として活躍する運転免許の更新に行き、講習を受けてきました。日本では、信号のない横断歩道に歩行者がいたら、一時停止し、渡ってもらうのが義務だそうです。先日、信号も横断歩道もない所でしたが、車に先に行ってもらおうと待っていたら譲ってもらえました。会釈をして、気持ちよく横断させてもらいました。譲ってもらい、悪い気持ちにはなりませんね。
ところで、ケニアだけではありませんが、道路上は危険がいっぱい。ケニアでは、横断歩道や青信号(信号があって稼働していても)信じてはいけません。自分の目で確認、周囲の人や状況も含めての判断が必要です。歩きスマホなんてもってのほか!
そんな危険がいっぱいのケニアの道路上でも、親切なドライバーはいます。その割合が、このところ増えてきたような気がします。「急いで行っても大して変わらない」とか思うようになったのでしょうか。ドライバーたちの気持ちに余裕がでてきたのか知りませんが、どちらにしろ、思いやりを送る側も、受け取る側も、気分がいいですよね。日本では会釈でお礼をするのが一般的だと思いますが、ケニアでは手をあげたり、親指を立てたり、ついでに笑顔も飛ばします。ドライバーも笑顔を返してくれたら、なんかほんとにほっこりしちゃいます。
東京で道を譲られ、ケニアのことを思い出すとき、国や人種が違っていろんなヒトがいるけれど、同じ赤い血が流れている生き物なんだよなと、思います。
こんにちは。
梅雨になっていないのに、夏のような陽ざしですね。
これからの時期は、アフリカからやってきたポップでキュートで色彩豊かな布製品が大活躍です。
さて、こちらの写真は、カンガ(一部です。接写しました)。最近はカンガを知っている人も多いような気がするようなしないような…。東アフリカでの使い方は、女性が腰に巻いたり、2枚使いで洋服のように着たり、赤ちゃんをおんぶしたり…。さすがに、日本ではカンガで赤ちゃんをおんぶしませんが、使い方は、ホント自由。人それぞれです。
ポリエステル製もあるようですが、コットン100%のカンガは、使っていくうちになじんでくるので、じわじわと愛着が沸いてきます。
人によっては、アフリカの派手な布の服はハードルが高いかもしれません。でもそのうち、目が慣れるというか、アフリカの魔法にかかって、スカートやらワンピースなんかを率先して着用できたら、こっちのものです。意図せずとも、アフリカ布のスカートをはいているだけで「おしゃれ」とか褒めてもらえます(褒められたくてはいてはいませんが)。私はデザインや色が好きで着ているだけ。特段おしゃれ人間でないのですが、そんな風に見えるのはありがたいです。
というわけで、まだアフリカ布を未体験の方、もしどこかでチャンスがあったら、小物から、そしていずれは洋服にアフリカ布を取り入れてみてください。着ているだけで心がウキウキしますよ!
おまけの写真1枚目は、ケニアの友人に作ってもらった、カンガのワンピース。カンガをぜいたくに2枚使用。ちょっと派手かもしれないけど、スッキリ着やすくて、夏にぴったりです。
こんにちは!
6月のイベント情報です。
☆ねづオーガニックマルシェ
日時:6月9日(日)11:00~17:00
場所:オーガニックマート 根津ガーデン
東京都台東区池之端3-2-2
※マルシェは雨天予報のため中止となりました
☆愛宕神社・ほおづき縁日withオーガニックマルシェ
日時:6月23日(日)24日(月)10:00~17:00
場所:愛宕神社・北川広場
東京都港区愛宕1-5-3
どちらのイベントもGohobi(ごほうび)さんと一緒に出店いたします。お散歩がてらに、遊びに来てくださいね。
こんにちは。
かなり出遅れましたが、5月10~16日は愛鳥週間でしたね~。
ご覧ください。鳥がいっぱいのアフリカ布です。ウガンダの女性が手作りしたエプロンを接写しました。この鳥ガラ、一昨年と昨年、紅茶月間の11月にプレゼントしていたコースターで使われていたんです。コースターがウガンダから手元に届いたときから、背景の色といい、鳥本体の色といい「いいな~」と思っていました。が、自分ではそのコースターは使わず、お約束した通り、紅茶をお買い上げくださったお客さまにプレゼントとしてお送りしました。
今回、押上の一軒家カフェikkAさんの「私のケニア展」で鳥柄のエプロンが1点だけあったので、思い切って購入!台所での作業がなんだかウキウキしちゃいます。
さて、知る人ぞ知る、ケニアはバードウォッチング大国。1,000種を超える鳥が観察できる国として、みごとランクインしています(世界で15か国しかなく、アフリカ大陸では、ケニアのほかにコンゴ民主共和国とタンザニアだけ。ケニアの種の数は1,154種だそう)。季節によっては、ヨーロッパからの渡り鳥もやってきます。また24時間で観察できる鳥の種の数は、世界第3位。1986 年から 2014 年までは世界記録を保持しているという、実は野鳥大国だったんです。
首都・ナイロビでも、朝は鳥の声で目覚めることができます。そんな野鳥大国のケニア、バードウォッチングに行ってみるのもいいかもしれません。
こんにちは。
いきなり誤字?!・・・ではなく、最後の文字は「リキ(リョク)もしくは、チカラ」です。「女子力」とか「目ヂカラ」とか、そういった言葉のように、アフリカ大陸のあふれるエネルギーを表現してみたくて、書いてみました。
前回のブログでご紹介した一軒家カフェikkAさんに、紅茶をお届けするため「私のケニア展」開催初日におじゃましてきました。まったく、自分にあきれてしまいますが、アフリカ布のスカートやらバッグやら、けっこう持っているのに、改めてアフリカ布グッズを見ると、ほしくなってしまいます…。そんな気持ちを抑えながら、展示販売の品をじっくり見せてもらうと、今回は、お洋服や雑貨だけでなく、あの有名なケニアのフェルト・アニマルも登場していました!長年、ケニアで草の根活動をされいるマトマイニの菊本照子さんが、地元の女性たちと歩みながら生み出した、大ヒットのフェルト作品です。手作りの動物はそれぞれ表情があり、作り手であるママさんたちの個性が光っています。やさしいフォルムや豊かな色使い、ユニークな形や表情…魅力あふれる動物たちが結集しています。それと、2階のギャラリーもお見逃しなく。こちらも夏にぴったりのカンガのワンピースや天然素材のバッグがズラリ。
「Haraka haraka haina baraka. Pole pole ni ndio mwendo(ハラカハラカ ハイナ バラカ。ポレポレ ニ ンディオ ムウェンド)」というスワヒリ語のことわざがあります。ざっくりと言うなら「急いてはことを仕損じる。牛の歩みも千里」みたいな意味。のんびりとしたアフリカ感が表現されている、好きなことばです。が、今回だけは例外!展示販売されているほとんどの商品が、オンリーワンの一点モノ、早い者勝ちです。「ピン!ときたら」どうぞお買い上げください!
こちらは6月10日(月)までです。アフリカのすばらしいアイテムを愛でながら、ティータイムもお楽しみくださいませ。
こんにちは!
本日より6月10日(月)まで、スカイツリーのふもとの一軒家カフェikkAさんにて「私のケニア展Vol.6」が開催されます。お茶が大好きでお店をはじめた店主・ちえさんの渾身のイベントです。
もう10年以上前に、お茶がつないでくれたご縁で「ケニア山の紅茶」をikkAさんで扱っていただけるようになりました。そして2019年2月、ちえさんがケニアティーの産地に足を運んでくれました。「勇気を出してケニアに行ってよかった」とご自身のブログで話されているちえさん。紅茶への情熱がこのイベントで表現されていると思います。ケニアだけでなくアフリカのエネルギー、色彩豊かなファブリックやアフリカのママさんたちの手作り品もモリモリです。おいしい紅茶とともに、アフリカの元気をチャージしに行ってみてください!
こんにちは。
先日、所沢のちょっと先へ行ってきました。バスに乗り、目的地へ向かっていた途中の少し開けたところで、なんと富士山の上の部分を見ることができました。建物やなんやらで、すぐに富士山が見えなくなりましたが、思いがけず富士山が見え、なんかいい日(Good day~)になりました。日本一の高い山、不思議な力がありますね~。
ご存知、ケニアで一番高いのはケニア山(Mt. Kenya、5,199m)。普段は雲に覆われ、なかなかその姿を見ることができません。ケニア山の周辺(特に東側を通過するとき)、地形や角度のせいか、どこからでも見えるわけではないと思っていました。が、前回のメルー訪問の帰り、いつものMeru~Nairobiハイウェイを通ってナイロビに向かっていると、なんとムエア(Mwea、ケニアの米どころ)でその姿を拝むことができました!動く車中からスマホでの撮影だったので、あまりキレイではないのですが…数枚撮ることができたので、ここにシェアいたします。
個人的に、ナイロビからメルーに行くときは、エンブを過ぎたあたりから「ケニアの頂上、見えないかな~」と山側(向かって左側)を注視しますが、帰りとなると、もうすでにメルーのいい空気と美味しい紅茶を堪能したあとなので、それほどケニア山欲?もなくなります…。が、今回は、これまた思いがけずケニア山のかなりの部分を、しかもムエアで見ることができ、こんなことってあるんだな~とうれしくなりました。
さて、このエンブあたりから、また別の山が見えます。標高は2,145mのキリマンボゴ(Kilimambogo)です。国立公園(Ol Donyo Sabuk National Park)の中にあるようです(私は通り過ぎたことしかありません)。この名称キリマンボゴを分解すると、kilima=スワヒリ語で丘、mbogo=キクユ語でバッファロー。標高が2,000mもあるのに「バッファローの丘」と名付けた地元の人たちって一体(ちびまるこちゃん口調で^^)…。やっぱりケニアンはジョークが大好きなんだな~と思います。こんな大きな大陸に生まれ育つと、空間の感覚が、桁違いになるのでしょうか。島国・ジャパンにいては、なかなかわからないですね(※個人の感想です)。ところで、この2,000mの山が「丘」で、お隣タンザニアのキリマンジャロ(アフリカ最高峰、5,895m)も「丘」だったら、3,776mの富士山も、アフリカ大陸の人にとっては、丘なのでしょうか!?
余談ですが、ムエアから見えたケニア山について、うちのケニアンに写真を見せて話したところ、それほど珍しくない、みたいにさらりと流されてしまいました…。
こんにちは。
日本はこれからゴールデンウィークですね。車での移動だと、新鮮なお野菜や地元の特産品が手に入る「道の駅」でのショッピングが、お楽しみのひとつでしょうか。ケニアでも道路脇には、ケニア版の道の駅があります。
ナイロビと私たちの紅茶の産地・メルーを結ぶ道路(メルー=ナイロビ・ハイウェイ)にも、道端に農産物販売スタンドがあり、果物がカラフルで目をひきます。ナイロビのスーパーや町中よりもお安く、新鮮なので人気です。地元の女性たちが担いで持ってきた(と思われる)農産物を見ると、ついつい買い物をして、彼女たちの笑顔を見たくなってしまいます。
簡易的に作られたスタンドには、旬の果物がこれでもかと言わんばかりに積み上げられ、お客さんを待っています。横並びのスタンドでは、旬の同じような農産物が売っているので、ライバルだらけだと思うのですが、お客さんたちは、キレイに積み上げたお店に行くのでしょうか?試食をさせてくれるところもあるようです。値段は交渉で決まるので、基本的に値札がありません。その駆け引きもエンターテイメントとして楽しめれば、旅の思い出になること間違いなしですね!?
さて、前回はマンゴーのシーズンだったので、メルーからの帰りにマンゴーを買いました。この辺のアボカドも最高級のクオリティなので少し買いました。ちなみにこのアボカドを知ってしまうと、他のアボカドが食べられなくなります(※個人の感想です)。
この写真では青空の下のカラっとした雰囲気が感じられると思います。が、いまは大雨期。SNSやネットニュースで見聞きできるように、ケニアだけでなくタンザニアも含めた東アフリカは、洪水で大変なことになっています。特に低地(スラム)では、大きな被害が出ているようです。少し前は数十年来の大干ばつだと言っていたのに、今度は大雨…。自然の力に圧倒されるばかりです。被害が最小限にとどまりますように。
こんにちは。
そんなに手間のかからないはずの多肉を、なぜかだめにしてしまうひさこです。しばらくかわいそうな状態が続いていた我が家の多肉植物でしたが、暖かくなったのできれいにして、寄せ植えなどやってみました。やっとなんとか見られる程度になりました。
さて、ケニアでもたくさん多肉植物を見ることができます。道路脇には大きなアロエに似た植物が植わっていたり…。何気なく見まわすと、けっこう多肉が多い気がします。
ナイロビ郊外にある丸川さんちにも、巨大多肉が育っています。前回、何かすごい形に伸びて先端が垂れ下がっていた植物を見つけたので、写真を撮りました。たぶんこれは「アオノリュウゼツラン」(間違っていたらすみません)。~ランという和名ですが、蘭ではないようです(アメリカだと100年に一度花を咲かすとか)。これって、花が咲いたあとだったのかしら…?
ケニアではこの仲間の植物からとった繊維で編んだ「サイザルバッグ」が有名。世界各地に輸出され、日本でもおしゃれな人たちが、特に夏のシーズン、ナチュラルで涼し気な装いとともに、サイザルバッグを持っているのを見かけます。そのほか、ロープなどの素材としても活用されています。メキシコだと、この植物を原料にして、テキーラをつくるみたいですね。
というわけで、花や植物を愛でるいい季節になりました。陽ざしも暖かく、ちょうどいい湿度。紅茶もますます美味しくなります。身近な緑を眺めながら、どうぞティータイムも楽しんでくださいね!
こんにちは!
イスラム教のみなさんは、約1か月の断食月が終わったようです。
今日ケニアは、断食明けのお祝いで祝日となっています。週の真ん中に来るお休みも、ほっとひといきできて、ありがたいですね。
さて、日本の話になりますが、私の住む地域は、イスラム教徒の住民が多いのか、彼らに欠かせない食材が揃う、ハラールのお店が多いような気がします。そんなお店では、スパイスやドライフルーツなど、エキゾチックな食材が手に入ります。
そこで買える食材のひとつに、乾燥させたデーツ(ナツメヤシ)があります。私のお気に入りです。見た目は、人によっては「映えない」かもしれない茶色いドライフルーツですが、知る人ぞ知るナチュラル派&健康志向にぴったりのおやつです。この美味しさに出会う前、ドバイやドーハの空港のお土産コーナーに並ぶデーツを見て「一体何なんだろう…。カシューナッツなんか挟んでいるのもあるなぁ~」とボーッと通り過ぎていました。
そんなデーツ、ユネスコの無形文化遺産に登録されているそう。調べてみると、カリウム、鉄分、カルシウム、リン、ビタミンAやBを含むミネラルが豊富、マグネシウムや食物繊維も含まれ、整腸作用(有益な細菌を増やす効果)があるみたい。黒糖に似たリッチな甘さのデーツは、中東では、アラビアコーヒーといただくのが定番のようです。
先日、初めて入ったハラール・ショップで買った写真のデーツは、品種なのか、ドライ具合が半生みたいでちょうどよかったです(※個人の感想です)。お店の人が「新しいよー」と言っていたのは、そういうことだったのかなと…(店によっては、商品棚にずいぶん置いてあったのか、カラカラに乾燥した残念な商品もあったり…)。
そして品種もたくさんあるみたいです。詳しくないのですが、最近買ったちょうどよい具合のデーツは、パッケージに「デグレット」と書いてありました。チュニジア産です。
そういえば、昔、青山のファーマーズマーケットで、デーツに切り込みを入れて、カカオニブを挟んだものを試食させてもらったことがあります。お店の方は「疲れているときに食べるといいのよ」と。確かに元気が出たような気がしました。再現してみようと、うちにあったカカオニブをデーツに挟んで食べてみたら、デーツの甘さとカカオの苦みが、なんともいい味を醸し出していました。お好きなナッツを挟んでもよいと思います。もちろん「ケニア山の紅茶」とも相性バツグンです!ストレートでもミルクティーでも!
というわけで、ティータイムでデーツをいただきながら、中東あたり原産のデーツに思いを馳せてみました。
断食明けおめでとう!Happy Eid ul fitr!
こんにちは!
先日、ケニアつながりのお友達を招いて、ケニア食を調理し、女子会をしました!
ケニアの主食とされているウガリ。メイズ(大きな白いトウモロコシ)を乾燥、粉状に挽いたものを沸騰した湯に入れ練って火をとおします。キャッサバやヒエなどの穀物を混ぜたりと、地域によって違いがあるようですが、今回は、私の帰国直前に収穫、挽いたというメイズの粉(全粒粉&フレッシュ)を、丸川さんの奥さんにいただいたので、それを調理しました。
ウガリは、日本でいうと白いご飯のような存在なので、おかずと一緒に食べます。用意したおかずは、ちぢれたケールの炒め物(スクマウィキ)、チキンのトマト煮込み(シチュー)、豚肉リブ(ポークのニャマチョマ)、トマト、玉ねぎ、パクチーを細かく刻んだカチュンバリ、緑色のマッシュポテト(イリオ/ムキモ)。私以外の女子は、手でウガリを食べるほどの愛好家ではないようでしたが、残さずしっかり食べてくれました!というわけで、ふるまったつもりでしたが、自分が一番よろこんでウガリを食べていたような会となりました。
「日本でこんなにケニア料理を食べられるなんて」と喜んでいただけたので、よしとしましょう。
どんなふうにウガリを調理するのか、イメージが沸かないと思いますので、ナイロビの友人宅でちらっと撮影した調理動画をここにシェアいたします。
こんにちは。
今日はGood Friday、キリスト教の祝日ですね。ケニアも今日と月曜日は祝日で、長めの週末です。
さて、前回はナイロビのカフェの話を書きました。今回は、メルーに行く途中で寄ったEmbu(エンブ)での思い出を、自分の記録として書きます。
ナイロビからメルーまでは車で約5時間。自家用車でなく、バスやNISSANに乗ったら、だいたい休憩で停まるのは、米どころのMwea(ムエア)。その先にある地方都市・エンブは、坂多めの地形で、バンプ(スピードを落とさせるため、道路に作られた小さな山)の多い道を通ります。基本的に米どころ・ムエアで休憩してしまうと、エンブは通過ですが、今回は丸川さんの車でメルーに行ったので、自由がききました。エンブで一休みしようということになり、運転手のジェイムズさんが知っているというホテルで停車。トイレだけ借りるのは失礼なので、お茶をしようとレストランに入ると、地元のお客さんが2組ほどしかいなくて…ちょっと不安になる雰囲気でした。が、控えめなウェイトレスさんが対応してくれ、フレッシュなミックスジュースとマンダジを注文。待つこと…??だいぶ待ちました。「いま果物を収穫してるか、市場に買いに行ってるに違いない」なんて冗談を言いながら、待ちます。私たちのようなお客さんを想定していなかったのか、フルーツを冷やしていなかったんでしょうね、常温での提供でした(常温好きには、問題なしです)。
ナイロビ~メルーハイウェイ(メインの道)から少し入った、パッとしないところに、このホテル(Panesic Hotel)があります。こんなところ(失礼!)に、それなりのホテルを作っちゃうなんて…この土地のお金持ち(?)が思いつきで建てたのかな…、なんて想像しちゃいます。それでも、外にはパラソルがあって(これ重要!)、軽食が取れるエリアもあります。日当たり良好の場所にスイミング・プールもあり、暑い季節には、気持ちいいと思いました。
あとでこのホテルの名前を検索したら、手作り感満載のホームページが出てきました。客室や食事、すべての写真が素人撮影っぽくて、ギラギラしていないのが微笑ましい。
ついつい慣れたいつものところでお茶しがちですが、知らない土地でお茶をするのは、大事ですね。驚きや発見があり、違いを知ることで得られる何かがあります。
こんにちは。
ほっとできる飲み物は、やっぱり温かい紅茶でしょうか。今回はナイロビでの喫茶事情、カフェでのあれこれを少々書こうと思います。
20年以上前、まだ若くて、ナイロビのダウンタウンでの滞在が楽しかった貧乏旅行時代、当時20シル(20円くらいかな)のチャイを安食堂で飲んでいました(紅茶と一緒にオーダーするのは、マーガリンが塗られた、これまた安い食パン)。そのころの「チャイ」は、まだケニアティーの本当の美味しさに出会えていなくて、ただ空腹を満たし、血糖値を上げるためだけの飲み物でした。ほとんど茶葉の味がしない、水で薄めた牛乳のシャビシャビなチャイでした。美味しさ云々はさておき、下町のシャビシャビチャイも今となってはよい思い出です^^
そしてそれなりの年齢になり、このごろはアップタウンでの喫茶の機会も増え、注文するチャイの値段もゼロがひとつ増えました!ハイ、まともな味です。牛乳も茶葉も、味がします。チャイだけでなく、コーヒーのメニューもバラエティ豊かになりました。特にソマリ系の人たちはコーヒーを飲むようで、ナイロビにはいわゆる「カフェ」の数も確実に増えました。
私は時折、チャイではなくカプチーノなんかも頼みます。そうするとラテアートが施されて提供されるのですが、そのアートが「はてな?」のときも多々あります。謎のラテアート…何を描いたのか想像するのも楽しいです(下の写真参照)。
以下、ナイロビでのお茶時間を備忘録的に…。
ナイロビ(CBD)のジャミアモスクの近くにある、ソマリ系の食堂(Al Yusra)のマサラチャイがなかなか美味しいのと、Lサイズは満足いく量なので、人に会うときの待ち合わせとしてよく使います。お店の人も感じよく、よく働いています。清潔感のある店内。
発見があるかもしれないと、珍しくスイーツのおすすめを店員さんに聞いたら「マンボケーキ」と返答が。リズムのあるあの曲を想像してしまい、笑いながら「マンボ??」と聞き返しました。ショーケースまで連れて行ってもらいました。見てみると「マーブル・ケーキ」…。私の耳がケニア英語になってなかったようです。お味はまぁまぁでした。
別の日は「ブラック・フォレスト」という名のケーキをオーダー。これはもうだめ。改善の余地が大いにありです(※個人の感想です)。
また別のときは、他のお客さんがいないひっそりしたカフェ(Lavington Mall内)に入りました。店員さんがニコニコとしていて、サンドイッチの細かい変更も対応してくれました。そこのラテアートもナゾでしたが、店員さんががんばってアートしてくれたと思うと、ありがたかったです。時間の流れがゆるやかなカフェ、いいですね。静かだと話も聞きやすいし、ゆっくりしゃべることができるし。
カフェで人を待ったり、おしゃべりしたり、外を行く人を眺めたり…。お茶の時間は、のんびりほっとできる至福のひととき。今回はナイロビでしたが、近いうちに地方都市でのお茶タイムも書きたいと思います。
おまけ・その1
最後の写真はGigiriにある日本食レストラン(Shokudo)での大福もちとGreen Tea。一緒に食事をした4人で、食後のデザートとして大福をひとつずつ。私はいちご大福をいただきました。いちごも大きくちゃんと甘くて、とってもおいしかった~!ごちそうさまでした。
おまけ・その2
Al Yusraからの眺めの動画。街中だけど、ちょっとほっとできる空間です。
こんにちは。先月のケニア滞在で気になったこと、少しずつ書いていきます。
ナイロビの空港からABC Placeまでつながった「Nairobi Expressway」は、有料の高速道路。一昨年だったかOPENして、空港から渋滞なしでWestland方面まで車を走らせることができます。有料なので一般の人たちはほぼ利用してませんが、観光客やお金に余裕のある人たちが使っているのだと思います。開通前、Mombasa Highway(旧モンバサ・ロード)の真ん中あたりで基礎工事が始められたの見ていて「本当にできるのかな?」「上から運転を誤った車が一般道に落ちてきたら怖いな」なんて思っていました(愚かな想像力~)。
この高速道路を支えている柱に、緑の何かをつけているの、この写真でわかりますか。上の方まで花をかざろうとしているんです。「そんな上までどうやって水やりするの?!」「お花のかざりをする前に、歩行者用のまともな道を作ってください!」と思ったのは私だけではないと思います。と、なんだかんだ小言を言っていますが、国際空港にストレスなく行けてしまうので、何度か使わせていただきました…。
さて、この2月に見たものは、市内のUhuru Park(ウフルパーク、市民が無料で入れる公園)を突き抜ける延長された高速道路。ノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが、かつて(80年代後半)この公園の緑を守るために闘い、当時の政権が推し進めていた高層ビル建設の計画が中止となった、都会のオアシスのようなところです。そのオアシスのど真ん中に道路が通ってしまいました(ちなみにUhuru Parkは、何年か前にリニューアルのために閉鎖されて以来、いまだにOPENしていません。入場料を取るらしいという話も聞きました)。市民の憩いの場が、そして環境活動家たちが守った都会の緑が、高速道路の通り道になってしまいました。一般の人たちは「マータイさんたちが体を張って守った公園なのに…」と思っていると思います。車を持っている人たちにとっては、便利でありがたい高速道路ですが、車がどんどん増え、都会の緑が減っていくのはつらいですね。この流れ、止まらないようです…。
ところで、この有料道路ができる前に「Highway」と言われて拡張されたMombasa Highway(旧モンバサ・ロード)やThika Highway(旧ティカ・ロード)は、いまでも無料。「ハイウェイ」のはずなのに、歩行者が横切れる横断歩道的なものや、スピードを落とさせるためのバンプ(盛り上がった箇所)は健在です!車(特に自家用車)での移動は便利なのですが、公共の路面電車(バス)なんかを導入し「排気ガスを減らそう!」とか、そういった流れや動き、やって来ませんかね…。
そういえば、今回、バッテリーで走る電気バイクを、ナイロビで何台も見かけました。バイク運転手の足元に大きなバッテリーがドンとあり、なんとも窮屈そうでしたが、国連環境計画(UNEP)の本部があるナイロビだから、そういったエコを売りにした企業がさらっと出てきて、受け入れられているのもわかる気がします。
最後にナイロビの空港に向かう有料高速道路での動画をどうぞ!
こんにちは。
ケニアでのことをたいしてブログにアップせず、2月終わりにさむ~い日本に戻ってきました。
振り返りながら、ぽつぽつ書いていきますので、気長にお付き合いください。
さて、パソコンでGoogleの画面を出したら今日は「国際女性デー」。ケニア出身の女友達のことを書きたいと思います。
以前、ナイロビに住んでいた時、スポーツ活動を通して仲良くなったプルーデンスさん。ナイロビで開催されたハーフマラソンなどを一緒に走った仲です。その彼女、男勝りというのか、ボーイッシュなタイプで、仕事もメカニックのエンジニア系。ケニアのNYS職業訓練学校で学び、その後バイク販売の会社を経て、重機販売の会社に勤めていました。
私がナイロビ暮らしを終えた後も、メールでやりとりをしていましたが、あるとき彼女に転機が訪れ、単身ドバイへ赴きます(子ども2人のシングルマザー)。重機を扱う会社のエンジニアとして採用されたそうで、ときどき、有休を使ってケニアに戻っているようです。
前回、たまたま私の訪ケニアの時期と彼女の里帰りのタイミングが合い、ナイロビの街中で再会を果たしました。いままでどうしてたとか、いま何してるとか、おしゃべりを楽しみました。彼女の職場の上司が女性差別のある国出身だかの男性で、仕事についた当初は彼女が職場で活躍するのを快く思っていなかったそう。それでも、話合いをしたり、仕事の実力が認められ、チームのリーダーとして仕事を任せてくれるようになったとか。そしてこのケニア里帰りのあとは、エジプト出張があり、エンジニア関連のセミナーに参加させてもらうと、うれしそうに話してくれました。
いや~立派!たくましい!ケニアには、シングルマザーがけっこういるのだけど「シングルですけど、それがどうしたの」と言わんばかりに強い女性も多い気がします(※個人の感想です)。もちろんそうではない人もいると思うけど、男性や政府に頼っていられないから、必然と自立して強くなっていく環境にあるのかもしれません。それと、なんかしら育児や家事を手伝ってくれる家族や親戚、お手伝いさんがいる。核家族や迷惑をかけないことをよしとする日本は、なかなか人に頼りづらいですが、ケニアは誰かのおうちに行くと、誰かがいて、なんかひとけというか、ぬくもりを感じます。プルーデンスさんの子の一人は今、寄宿学校にいるそうで、長期の休みの(学校から出される)時には、親戚の家に世話になっているそうです。誰かに頼れる社会はありがたいし、それがめぐりめぐって社会に還元されるのかもしれません。
というわけで、このチャイ2杯の写真は、その彼女と一緒に飲んだ時の写真。
そうそう、彼女は東京マラソンの外国人枠で申し込みをしたそうですが、人気のためか抽選に外れて残念だとも話していました(今年の東京マラソンもケニア人が上位をしめていましたね)!
ケニアを離れてドバイで活躍する、元気な彼女のことを思い出した国際女性デーでした。
こんにちは。
今回は自分のメモとして、ケニア入国時のことを書きます。
昨年11月頃、ケニア入国にはビザが要らなくなるかもと、不確実な情報を見聞きしたので、Visa申請は控えていました(結局、eTAという認証が必要でした)。そして同じような時期に、ナイロビ空港の税関検査が厳しくなるといった情報も入りました。500ドル以上の高価なものは課税されるとかなんとか。私は基本的に、高価なものを持ち込まないので、心配はないのですが、旅行カバンを開けられたり、係の人(役人)の対応などは、なるべく避けたいところです。
日本の友人がこの1月半ばにケニアに入国した時の様子を聞いたら、全然問題なく税関を通過できたと聞き、ほっとしました。そして、2月初めの自分の場合は、預けた荷物をカートに載せ、いつものように税関のところで手荷物だけを大型のX線検査機に通しました。ここで呼び止められたら、荷物を開けろという流れになるところですが、預け荷物にチョークでマークされてなかったからか、呼び止められることなくに通ることができました。
税関の課税措置は、「やりますよ」と言ってただけだったのかと、不思議に思いましたが、聞くところによると、その措置が開始された当初は、ごちゃごちゃあったとか。SNS(たぶん旧Twitter)で不当な扱いを受けた人たちが、たくさん書き込んだかで、当局がめちゃくちゃするの(権力乱用?)を控えたのかもしれないです。ハイ、勝手な憶測です。なので、税関だけでなく入国の際のトラブルの発生は、あってもおかしくないと思うようにします。
というわけで、今回の入国についての自分用メモでした!
こちらに書いたことは、どうぞご参考になさらず読み流していただけたら幸いです。
こんにちは。
ケニアに来ているのですが、ちょっと印象的だったので、ドーハのチャイ屋さんの話を書かせてください。
トランジットで空港の外に出たドーハの町。スーク・ワキーフの一角にある紅茶店「ティータイム」に、市内観光ツアーで日本の方がいらっしゃいました。お互い簡単に自己紹介。私はケニアの紅茶を扱っているというと、彼女のご家庭では、息子さんがポットを使ってとても上手に紅茶をいれるのだと話してくださいました。若い子でも、そうやって丁寧にお茶を準備し、ティータイムを楽しんでいるなんて聞けて、すごくうれしくなりました。ふたりで店に入り、一番人気の「スペシャル」を注文しました。
この「スペシャル」、しっかり抽出された紅茶の味、濃いめのミルク、たっぷりの甘み、そしてスパイスのバランスが絶妙!三拍子も四拍子もそろったチャイです。お客さんはほぼこのチャイを注文しています。ランチの時間帯だったのか、お持ち帰りのお弁当のような箱も、カウンターで受け渡されていました。
さて、カタールのマサラ・チャイ(スパイス・チャイ)は「カラック・ティー」というそうです。このお店では、レギュラーサイズが80円ほどで、地元の方たちに愛されている飲み物のよう。カルダモンの香りが心を落ち着かせてくれるような気がします。
暑い砂漠の国でいただく、熱くて甘くてスパイス香るお飲み物…。じんわりとからだにしみ込みます。
エキゾチックな雰囲気で、見るものすべてが新鮮だからか、ここのチャイは個人的に、チャイランキング(?)上位に来ています。お持ち帰りのフタを開けてチャイの水色(と呼んでよいのかな?)を観察すると、美しい~。ただ、これが「ケニア山の紅茶」の茶葉で作られていたら、申し分ないのになぁ~なんてつぶやいてしまいました。
というわけで、店内でチャイが手早く準備される様子をご覧ください。
こんにちは。
こちらケニアも、アジアカップのアフリカ版・アフリカカップ決勝だとかで、一部では盛り上がっているようです。
日本を出発してトランジットのドーハで、今回のアジアカップがカタールで開催されていると知りました。2022年のワールドカップに引き続き、カタールはスポーツを通して世界にPRしているようですね。
例によって、カタール航空を使ってケニアに行くときは、乗り継ぎがものすごく悪く、前回同様いったん空港の外に出て、市内観光、スーク(マーケット)散策などで時間をつぶしました。2月は一応カタールの冬だそうで、昼間も日差しは少々強いものの、前回のように午前11時で40℃などということはありませんでした(それでも26℃~29℃。湿気はそんなに感じませんでした)。ドーハ⇔ナイロビのフライトは1日に2本あり、今回は朝方にナイロビに着く便(=ドーハでの待ち時間、なんと19時間)選び、夜までドーハを満喫(?)することにしました。
ドーハ・ハマド国際空港のイミグレの列に並んでいると、東洋人のおばさまが「もう、どれだけ待たせるのよ~」と半分困った顔して、私のほうを見てきたので、「あっちに行きましょうか?」とすいているほうに誘うと、ついてきてくれませんでした。列に並ぶ前、係の人にカウンターの番号を指定されて並ぶ方式だったので、言われたところに律儀に並んでいたんですね。でも私は、別にいいだろうと思い、列の短いカウンターに行きました。人間観察しながら待っていると、さきほどのおばさまがやってきたので「どうぞ」と私の前に入るように伝え、観光ですか?なんて会話をしていると、どうやら、彼女の息子さんがスポーツの大会に出るとかで、ドーハに来たと話していました。スポーツね…。何の種目かは聞かなかった…。そのあとで、いろいろポスターだとかロゴなどで、ドーハでのアジアカップ開催を知った次第でした^^
空港も、町のあちこちで、アジアカップのロゴやら出場する国の旗などが飾られいました。
それにしても、カタールもアジアの区分となると、アジアも相当広いですね。
ドーハのスーク・ワキーフで、夕方すぎに初めてのアラブコーヒーを堪能していると「ジョーダン!ジョーダン!」と男の人たちがヨルダン国旗をはためかせ、喜んでスークを練り歩いていました。きっとその日はヨルダンがどこかに勝ったんですね。そして、昨日、カタールとヨルダンの決勝で、開催国カタールが勝ったというニュースを見ました。人口が少ないカタールですが、きっと大喜びだったと思います。
さてさてアフリカカップは今夜が決勝だそう。
ナイジェリアか、開催国コートジボアールか。
おはようございます。
カタール・ドーハ経由で、無事にナイロビに着いています。こちらは一年で一番暑い時期、太陽の恵みを肌で感じることができます。前回の雨のおかげで、木々の緑が美しい。冬の日本から来ると、ちょうど反対の季節です。厚着をしなくていいのが、なんともありがたい!
さて、ドーハでのトランジット体験や、日本出国からケニア入国までのことなど、自分の備忘録としてアップしたいと思っています。SNSには、写真やちょっとした動画などもあげてますので、よかったらのぞいてみてくださいね。
こんにちは!
新年のブログに書いたジョークのような外務大臣の話~ケニアは人類誕生の地。祖先を訪ねるのにはVisa Free(ビザ不要)~。Visa Freeと呼べるのかは、よくわかりませんが、新しいシステムが始まったようです。
これまで日本人が観光や仕事でケニアに行くときは、50ドルちょっと支払ってVisaを申請・取得の必要がありました。が、今回、ケニア渡航に必要だというeTAのWebを開き、促されるままにオンライン上で情報を入力して行ったら、クレジットカード払いの画面となりました(手数料のようなものを含め、合計34.09ドルを支払ったようです)。
無事、申請が済むと「あなたの申請を受け付けました。(72時間以内)可否の連絡があります」と、登録したメールアドレスにメッセージがすぐに届きました。「Visa Free」と言うけれど、名前が変わっただけのような気がします…。ただ、申請に必要な料金が以前より安くなり、スマホでも比較的簡単に入力可能な感じになっていたので、その点はいいのかなとも思います。
そして申請した翌日、どうなっているかな~とWebを訪ねると「あなたの申請は審査中」みたいになっていました。が、その数時間後にはめでたく「申請許可」のメールがやってきました!
ただ、これはケニアへの渡航を許可したもの。「入国」を約束するものではないので、ケニアに入れるかどうかは、ケニア到着時、イミグレの判断になります。もちろん、不備がなければケニアにやってきたみなさんを「Karibu(ようこそ!)」と迎えてくれるはずです。
人類誕生の地・ケニアに行くときは、ケニア大使館の公式ホームページで最新情報をチェックして、しっかり準備してから行きましょう!
こんにちは。
先月、養蜂家のy&y Honeyさんのお話を聞くチャンスがありました。だいぶ前、はちみつの入門編をかじったことはありましたが、内容はほとんど忘れていました。今回、養蜂をされている方のお話を直接お聞きし、充実の時間を過ごすことができました。現場の様子やご苦労を直接聞くのは、ほんとうに貴重なことです。
現場の巣箱で使っている巣板(小さな六角形の集合体の板)や煙を出す道具を見せていただいたり、ニホンミツバチとセイヨウミツバチの生態の違いを教えていただいたり。ミツバチのはたらきやその行動は、ほんとうに奥深く神秘です。そして1匹のミツバチが、小さじ1杯のはちみつを作って一生を遂げるということ、そしてその寿命はだいたい1か月とか…。はちみつをいただくときには、彼女らのはたらきを想像し、もっとありがたくいただだかなくてはいけませんね。
さて、養蜂現場では、手袋など防具をして作業するのが一般的と思っていましたが、y&y honeyさんは素手で作業されているそう。敵意を持っていないよ、と愛情をもって接することで、ミツバチも攻撃をしてこないそうです(よい子はマネをしないでネ)。ミツバチと心を通わせながらお仕事をされているなんて、すてきです。ことばを持たない生き物と対話しながら採られたはちみつは、透明感があり、きらきらと宝石のよう。お話のあとのテイスティング・タイムには、季節や生産地の繊細な違いを味見させたいただきました。また、近年の地球温暖化や猛暑のせいか、これまでどおりに採蜜ができないとも教えていただきました。食を支えてくださっている現場の方たちは、こういった問題を肌で感じていらっしゃるという現実。町に住み、食べ物をお金で買っている私のような人間は、ラベルだけの情報でなく生産現場をもっと知ることも大切だなと感じました。
ちなみにスワヒリ語で「はちみつ」は「アサリ(asali)」。覚えやすいような、間違えそうな…!?
新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて昨年も「ケニア山の紅茶 Mt. Kenya Tea」 ファンのみなさまには、たくさんご愛飲いただき、まことにありがとうございました。また紅茶購入だけでなく、さらにご寄付をくださいましたみなさまには、心よりお礼申し上げます。
去年を振り返ると、心がガサガサしてしまうような出来事でおおわれた年でした。よいニュースやよい行いは、伝わりにくい面がありますが、個人レベルでできる範囲のことを続けていくことが、大きなよいことにつながると信じています。
今年は、ケニアンたちが得意な、明るいジョークを見習い、何事もよりポジティブに考えるようにしたいと思っています!というのも先日、旧Twitterでフォローしているケニア出身CNNのアンカーのLarryさんが「ケニアのビザがなくなる?」みたいなつぶやきと動画を投稿していたのでクリック。ケニアの外務大臣との公開トークのようなものでした。そこで外務大臣が「ケニアは人類発祥の地。祖先に会いに来るために(ケニア訪問のために)ビザはいらない。ビザをなくして、世界のみなさんにアフリカの先祖に会いに来てもらいたい。ケニアは世界にOPENであるべきだ」なんて話していて、冗談のような話っぷりだったけれど、なんかケニア色強いな~と笑って見てしまいました。公に発表されたかどうかは不明ですが、そうなれば、もっと気軽にケニアに行けるようになるかもしれませんね。
というわけで、今年もケニアのすばらしさ伝えながら、紅茶生産者とケニア紅茶ファンの架け橋となり、その距離が狭まるように活動してまいります!
2024年が健康で笑顔いっぱいの一年になりますように!!
こんにちは。
今日12月12日は、ケニア共和国の独立記念日。在日ケニア大使館主催の祝賀パーティに出席してまいりました!
まずはケニアの美しい風景や大使館の活動の動画がプロジェクターに映されました。そのあと、両国の国歌が流れ、特命全権大使タブ・イリナ氏のスピーチ。つづいて外務副大臣のビデオメッセージのあとにカンパイ。立食でケニア料理をいただきました。ウガリ、イリオ、スクマウィキ、カチュンバリ、ヤギ肉、ビリアニ、サモサ・・・などなど、盛だくさん。都内の高級ホテルで調理されたケニア料理は、ちょっと洗練された感じでした。
帰り際にいただいたおみやげの袋には、ケニア特産のバラ、シングルオリジン(ニエリ)のコーヒー、マカダミアナッツ、そして「ケニア山の紅茶」が入っていました~!(大使館でもティータイムに使っていただいています)!
1963年のケニア独立と同時に、日本との外交を開始した節目の年。今日のような特別な日も、そうでない普段の日も「Anytime is Teatime ~いつでもティータイム~」で、ケニアと紅茶を身近に感じてくださいね!
こんにちは!
12月の寒さがやってきましたね。温かい飲み物がからだにしみこむ今日この頃です。
さて、11月は「紅茶月間」でしたね。紅茶をご購入のみなさま、プレゼントのコースターは、気に入っていただけましたでしょうか。また新しい「ケニアからの手紙」は読んでいただけましたでしょうか。
今回は、郵便局での支払いで使っていただいている振替用紙に書いていただいた、みなさまからの貴重なお声を更新しました。どうぞご一読ください。リンクはこちら⇒「お客様の声」。
私たちは、みなさまのコメントをうれしく拝読しています。
これからも「ケニア山の紅茶」をどうぞご愛飲ください。いつもありがとうございます。
こんにちは。
たしか11月の初め、アフリカ関連のニュースサイトで「来週月曜日(11月13日)、ケニアは植林のため、祝日になります」と読みました。
ときどきWhatsapp(ケニアで使われているLINEのようなアプリで)「元気?ジャパンの天気はどう?」とメッセージを送ってくる友人に「月曜日は祝日なんだってね」と送ったところ、「そうだよ。政府の人間が、朝起きて突然そんなことを決めるなんて、ありえる??」とちょっと信じられないというような返信が来ました。まぁ、もともと今の政府に批判的な人なので、そんなコメントがくるだろうとは予想していましたが。
さて、ざっくりですがこの祝日のことを少々。ケニアの大統領が2032年までに15億本の木を国内に植えることを目標に掲げて、この11月13日(月)に植林の祝日を作ったようです。その祝日の目標は、1億本だったみたい(ノルマは1人2本)。無料の苗木が各地で配られたようです。ルト大統領をはじめ、政府の要人たちが集まった市民とともに各地で植林をしました。近年の大干ばつで大きな影響を受けたケニア。原因は森林の不法伐採などが原因だということで、2~3ヶ月前のニュースでは、森林局の腐敗を止めるために、不法伐採にかかわった幹部クラスを首にしたりと、環境問題に取り組んでいる姿勢を見せています。
ケニアは緑が多いようなイメージがあるかもしれませんが、国土において森林が占める割合は6% と驚きの低さ。もっと前は4%なんてときもあった記憶があります。雨が降らないのは、不法な伐採のせいだから、とにかく木を植えましょうというのは、いいことだと思います(国の北部の半砂漠地帯は、植林はちょっと無理かな…。あと植える木の種類も注意が必要ですね)。
祝日といえば、かなり前ですが、アメリカの上院議員だったオバマが、アメリカ大統領に初当選した2008年11月、ケニアではその翌日が、急遽お祝いのために祝日になりました(オバマのお父様がケニア出身ということで…)。当時ナイロビに住んでいたので、突然の翌日のお休みにびっくりしながら、いろいろな意味でうれしかったのを覚えています。
今回、もしケニアにいたら、無料の苗木をもらってどこかに植えてみたかったな、なんて思いました。さて、この植林活動にはアプリがあるそうです。自分の植えた木の記録や管理ができ、植えたい土地にどんな種類の木が合うのかなどもわかるとか。スマホやネット、キャッシュレスなどが普及しているケニアだから、アプリもちゃちゃっと作ってPRできるんですね。急に祝日となって、ビジネスとかさまざまな現場では混乱もあったかもしれませんが、環境問題をもっと身近に感じてもらおうという政府のやり方、悪くないような気がします。
こんにちは。
11月は「紅茶月間」ということで、Web Shopにて紅茶をご購入のみなさまに、ケニアのおとなり・ウガンダの女性・ロイスさんが手作りしたアフリカ布のコースターをプレゼントしています。彼女の簡単な紹介をさせてください。
ロイスさんは洋裁学校出身で腕は確か。根気強く、真面目で、働き者の25歳です。早くにお父さんを亡くした後、長女である彼女は、4人の弟妹達の学費と生活を自身のテイラー技術で支えています。この7月に出産したばかりだそうですが、家族のためにと産後のいろいろ大変な中、作ってくれました。
「ケニア山の紅茶」をいただきながら、おとなりウガンダにも思いを馳せて、どうぞティータイムに彩りを添えて下さい。産地とつながっている紅茶とコースターを、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
Web Shopはこちら
こんにちは!
11月1日は「紅茶の日」、そして11月は「紅茶月間」ということですので、今月Webショップにて紅茶をお買い上げのみなさまに、アフリカ布のコースターを1枚プレゼントいたします。
今年のコースターも、ウガンダのロイスさんの手作り品です。先日、ウガンダを訪問されたNさまにお願いし、買ってきてもらいました。できたてほやほや、色鮮やかでキュートなコースターたちです。どれが届くかはお楽しみに!
私たちの合言葉は「Anytime is Teatime~いつでもティータイム~」。ですので、今日だけ、もしくは今月だけ紅茶を強調するのではなく、日々の暮らしに紅茶時間がす~っとなじんでいくようになるといいなと、いつも願っています。とはいっても、きっかけとしてこのような日(または月)があるのも大事なので、この流れに乗って、紅茶をPRしちゃいます!
いままで紅茶が日常になかった方も、紅茶中毒(!)の方も、どうぞ日々のティータイムをカラフルなコースターとともにお楽しみくださいませ。
Webショップは、こちら。
こんにちは。
前回のブログで小雨期が始まった話を書きましたが、そのあと1週間ほどは降らず、晴れが続きました。そしてケニアを発つ日、ナイロビの空港に送ってくれたドライバーが「エルニーニョは来ないらしいと、政府が発表した」とポツリと一言。なんと!
農業国・ケニアでは、雨を頼りの農家さんがほとんど。この数年の大旱魃でケニアをはじめ、東アフリカは大きな打撃をうけました。
そこで、この9月に政府が発表した「今度の小雨期は、エルニーニョも来るから大雨だ。準備しなさい」という指示(?)。農家のみなさんは、期待してせっせと畑の準備をしたそうです。
エルニーニョ=大雨、ということで、小雨期用の種でなく、大雨期用の種を準備したとか(私は、そのように使い分けるほど種類があるのさえ知らなかった…)。
エルニーニョの大雨を期待して畑を耕し、大雨期用の種を植えた農家さんたちは、先日の「いつもの小雨期の雨だけでエルニーニョは来ない」との発表に「政府の発表を信じた私たちの畑への投資はどうしてくれるのか!」とやりばのない怒りとともに落胆しきっています。
とはいっても、いつもの小雨期はやってきている様子。特にケニア山周辺はたっぷり雨が降っているそうです。「エルニーニョ来る来る詐欺」だったような政府の発表でしたが、無責任な発表をする前に、もう少しなんとか(世界の大きな機関と連携して)調べられなかったのでしょうか。まぁ、気候変動やお空のことは、コントロールできないから、仕方ないと言えばそれまでですが…。
恵の雨、たっぷり降ってくださいますように。
こんにちは。
今日10月20日は、ケニアの国民の祝日「Mashujaa Day(マシュジャーデイ=ヒーローの日)」です。以前は、ケニア独立後最初の大統領(と独立運動指導者数名)を称える祝日「Kenyatta Day」でした。2010年から、新憲法のもと、「独立に貢献したケニア人のすべてがヒーローだ」という認識で「マシュジャーデイ」となりました。「シュジャー」はスワヒリ語でヒーローの単数形。「マシュジャー」は複数のヒーローを意味します。
ケニアのテレビ局では、今日ケリチョーで行われている式典のライブも流れているようです。YouTubeのチャンネルでも見ることができます。
これまでですと、首都・ナイロビのスタジアムで式典をすることが多かった気がします。いまのルト大統領が、地方都市へ出向いて式典をやるのは、いいことのような気がします。「なんでもかんでも首都」ではなく、各都市もケニアという国を構成している大事な一部なんだ、という意味・意義を感じることは大切かなと。ひょっとしたら(というか大いに?)ウラがあっての地方での式典開催かもしれません。が、歴史を振り返り、ケニアの独立を支えたすべての人たちに敬意と感謝の意を表したいと思います。
こんにちは。
一応、ケニアの小雨期は10月中旬~12月ということになっています。気候変動が今のように大きな話題になる前は、ケニアの人に聞くと、予定通り来ても来なくても「10月中旬が小雨期の始まり」と答える人がほとんどでした(記録をとっているのか思うくらい、自信満々に答えます)。
さて、今年は9月初めあたりに季節外れの雨がいっとき降ったらしく、小雨期が早めにやってきたのかと思った人も多かったとか。それと、ケニアの気象庁や世界のお天気関連の機関が、エルニーニョ現象発生のため、ケニアに大雨がやってくる、準備しろという警告を出しました。農業に携わる人たちは雨がやって来るならばと、畑を耕し準備をしたそう。通常であれば、10月半ばの小雨期に合わせて畑の準備をするけど、そういう理由で9月に畑を準備したのに、そのあと結局雨が続かず、あれ?という状態で待っていたみたいです(エルニーニョの大雨来る来る詐欺?!)。それと9月に降ったフライングの雨のあと、9月・10月にしては暑すぎたようで、多くの人たちはこの気温はおかしい、暑すぎる(Jua Kali=暑い太陽)と話していました。
「たしかに10月初めのナイロビにしては暑すぎるな~」と感じていたら、だんだん雲が増えてきました。気温が高すぎた日の夕方あたりなんかは、通り雨を体験するなど、だんだん雨の接近を感じられるようになりました。そして、先週末、多くのケニアンが言うように、雨雲から雨が落ちてきました。土曜日の朝の冷たい雨。それとこの月曜日はEastern Bypassを東に向かって移動していたら、向こうに雨雲が見えました。ちょっと撮影してみましたので、動画をご覧ください。
夜中から明け方にかけて降ってくれると、都心に通勤しているような人たちにとっては理想的な降り方かな。でも、ケニアは農業国。まずは畑第一で、適量が降ってくれることを祈ります。お空のことはどうにもできませんが、降ってきたら「恵みの雨」と、ありがたく受け止めます。
こんにちは。
長年履き続けたスニーカーのつま先が、少しペロンと本体から離れました。接着剤が取れた模様。このまま履き続けるとつまずきそうなので、修理することにしました。
前回、お古のランニングシューズをあげた、路上でM-pesa代理店業をやっている彼女に相談したところ「直せる人を知っている人を知っている」とのことで、壊れている片方だけを託しました。例えばこのあたりの道端の修理屋なら200シル=約200円が相場かなと思いながら、修理代の予想を聞いてみた。「このあたりの路上の靴磨きも、修理をやっているけど、クオリティが信頼できない上、200シルくらい要求してくるわよ。Don’t worry」とのこと。200シルでも高いほうなのか~と、黙って聞いていると「もちろん後払いでOK。任せて」と引き受けてくれました。
週末をはさんで「靴の修理が終わっていま手元にあるけど、どうする?」と電話があったので、いつものゲストハウス受付に預かってもらい、次に会ったときにお支払いすることに。お代は80シル=約80円でした。
後日、ゲストハウスにチェックイン。靴を受け取りました。ちゃんとつま先が本体にくっついている。しばらくは問題なさそうです。よく見ると、接着剤だけでなく、手縫いで修繕されていました。たしかに、くっつけるだけなら、強力な接着剤を買い、自分でやればいいわけだけど、手縫いはできません。「きちんと仕事してくれて80シルは安いね」と彼女に言うと、「ここらへんでやったら高いけど、あっちのほう(下町方面)では、これが普通」と話していました。
2004年にノーベル平和賞を受賞したケニア出身の故・ワンガリ・マータイさんは、かつて日本語の「もったいない」という言葉に感銘を受け、彼女の活動にその精神を取りいれました。ケニアでは、その日本語を知っている人はほぼいないと思うけど、直せるものは直して使う、壊れているものも、なんとか直す(!)ということを普通にやってのけています。それは経済的に新しいものを買えないという懐事情も大いにあるけれど「ダメになったら捨てて、新しいのを買えばいい」ということが、最初の選択肢ではないのかもしれません。
実際、エリアにもよりますが、使い終わった空き容器(例えば食用オイルなどが入っていた、しっかりめのプラスチック容器など)が売られています。特にこういったエリアでは、少々壊れても、使えるものは直して使う、捨てられたものも洗って売って小銭を稼ぐ!というのが基本的にあるのだと思います(隠れもったいない精神ですかね)。日本だったら「そのモデルは生産終了。修理は高くつくのでこちらの新しいモデルはいかがでしょうか」という流れで、新しく買うということがほとんど。大切に使っていきたいけど、それをしづらくしている環境に囲まれてしまっています。もしくは、百均で買って、すぐに壊れても悔しくないもので済ませちゃう、といった感覚が普通にあったり。ケニアでは、日本でのそういった当たり前に使い捨てる態度に、喝を入れてくれます?!
ちなみに、靴の修繕を手配してくれたM-pesa代理店の彼女に、今回奮発して、新品のアシックス・シューズをプレゼント。とても喜んでくれました。普段は中古の靴や修繕して履くことが当たり前だと、新品の喜びはひとしお、ですかね。10月終わりにはナイロビ・マラソンがあるようだから、もしそこで走ったら、また写真なんか送ってくれて、アシックスとともに完走した喜びを、おすそ分けしてくれるかもしれません。
こんにちは。
ナイロビでの移動手段は、Boltというアプリのタクシーを使っています。料金もアプリが導入される前の、昔ながらのタクシーと比べると安価です。ただ、ナイロビの道を知らない運転手や乱暴なドライバーがいますし、実際に私は遭遇していないけど、犯罪の話も聞くので、短い距離の移動などはアプリ、それ以外は信頼できる運転手と、使い分けています。
今回の訪ケニアでは、その信頼できる運転手が車を新調。迎えに来てもらったとき、なんとハイブリッドで登場しました。ローンで購入したそう。乗り心地はよく走りもスムーズ、そしてとても静か。「とうとうケニアにもハイブリッド車か~」と感心していました。ガソリン価格の高騰がひどいこの頃は、ハイブリッド車は助かりますね。
またある日は、別の信頼できるドライバーとCBD(ナイロビの中心地)を走っていたら、見慣れないペイントのバスが。「あれ何?」と私。運転手は「EVのバスだよ。あれは政府系の青ナンバープレートだけど、この頃は一般のバスもEV車がある」と…。
そういえば、9月の初めにナイロビに本部があるUNEP(国連環境計画)で、アフリカ気候変動週間というような会議が開催されたらしく、そこでも、CO2排出を抑えるための対策が話し合われたみたい。電気の車をもっと推進しようというのも、当然その流れかもしれません。そういった地球規模の課題に対する取り組みが、ケニアの首都ナイロビでも導入されているようです。ケニアで排出される二酸化炭素の排出量のうちわけをみると、輸送関連からの排出割合が40%とも言われているので、みんなの足であるバスから排気ガスが減るのはいいですね。それと排気ガスがもたらす健康被害もケニアでは大きいと思うから、歩行者として、道路わきを歩いているとき、バスが吐き出す黒い排気ガスが減るのは大歓迎です。
ところで、ハイブリッド車のほうのドライバーに「この車に問題があったとき、直せる修理工がいるのか」と疑問をなげかけると、そこらへんがちょっとどうなのか、というようなあいまいな返事が返ってきました(え??)。従来の修理工や整備工場には持っていくつもりはない、とは言っていたけど…。
かつてマニュアルの中古車しか走っていなかったケニア。いまはだいぶオートマ車も入っていると思います。そして、今度はハイブリッド車。下町の整備工場も、修理やメンテの技術向上が必要になりますね。とはいっても、新しい車も走っている傍ら、ボロいというより、もうレアすぎてマニアが喜びそうな古いタイプの車も時折見かけます。以上、ケニアの道路上の車の様子でした。
こんにちは。
11月のイベント情報です。
日時:2023年11月11日(土) 11時30分~16時、
11月12日(日) 9時30分~16時
場所:正門前広場から続く通路
※私たちは、11月11日(土)のみ「日本ケニア交友会xChuui(チューイ)」ブースにおります
日時:2023年11月12日(日)10時~16時
会場:尾張旭市スカイワードあさひ
〒488-0883 愛知県尾張旭市城山町長池下4517番地1
紅茶バザールにて、紅茶の試飲・販売を行います。
みなさまのお越しをお待ちしております!
こんにちは!
10月のイベント情報です。
日時:2023年10月29日(日)10時~16時
場所:三軒茶屋ふれあい広場および世田谷産業プラザ5F/3F
フェアトレードタウン推進委員会のブースにて、世田谷に拠点をおくフェアトレード団体さんとともに、グッズや活動、ケニア紅茶のPR・販売をいたします。
アフリカと中東の大使館手作り料理と民芸品大集合するチャリティーバザーです。
日時:2023年10月30日(月)11時~15時30分
場所:ロイヤルパークホテル 3階ロイヤルホール
入場料:2,000円(スピードくじつき)
詳細はこちら
私たちは、婦人会のドリンクコーナーで茶葉の販売をお手伝いします。
みなさまのお越しをお待ちしております!
こんにちは。
8月終わりにブログでご紹介したように、東京の葛飾区でエチオピア料理をいただけますが、ケニアに来たら、必ずエチオピア料理屋さんに行きたいと思っています。というわけで、今回もナイロビ在住の友人2人とともに、昔からあるHabesha(ハベシャ)に夕飯を食べに行きました。
初めての人でもミックス・ディッシュを頼んでしまえば、いろいろな具が楽しめます。が、今回は3人でも残さず食べようと、よく考えて3品をオーダーしました。
フレッシュサラダ(アボカド入り)、シロ(ひよこ豆ペースト/ソース)、ジィルジィル(牛肉)、インジェラはブラウン=テフのほう。お飲み物は、いつもの層になってるフレッシュ・ジュース。
どれも安定の美味しさでした。「ここは間違いないな」と、改めて確信。焼いたお肉には、エチオピア料理に欠かせないバルバレというスパイスをつけて食べました。複数の香辛料が調合されていて、奥深く、絶妙なスパイシーさでクセになります。
お食事のあとは、本来だったらエチオピアコーヒーを頼みたかったのですが、夕飯の時間でカフェインが…と睡眠のことが気にかかったので、断念しました。次回はランチに来て、コーヒーも味わいたいと思います。
こんにちは。
ドーハで地下鉄に乗ってみたので、自分の記録として書きますね。
ドーハ・メトロの駅は、ハマド国際空港に直結しています。改札前に券売機があるので、日本と同じように現地通貨(お札のみ)を入れ切符か交通系ICカードを買います。次回も使うことを想定し、切符ではなく交通系ICカードを購入(スタンダード約400円)。カラフルでかわいい感じのカードです。交通系ICカードはクラスが2つ=スタンダードとGold(電車のビジネスクラスというか豪華車両?)があるので、スタンダードを選びました。1回の乗車が、スタンダードだと2QR(カタール・リヤル)。1リヤルが約40円なので、80円くらいです。30リヤルを使いました(カード10リヤル、チャージ20リヤル)。
改札でカードをかざして入場、プラットフォームへ向かいまいます。空港から出ているのは赤い線。今回は、トランジットツアーの最後に訪れたSouq Waqifにもう一度行ってみます。目的のSouq Waqif駅までは、乗り換えが1回あるので、その駅を見逃さないよう車内の電子掲示板とアナウンスに集中~!駅の名前がうまく聞き取れないけど、目と耳を使えば、地下鉄の乗り降りは大丈夫。乗り換える黄色い線の「どっち行きに乗るのか」というのさえ間違えなければ、目的地にすんなり着きます(はい、私は反対方面に行く黄色いのに乗ってしまいました。でも一駅で気づいたから大丈夫^^;)。なじみのある日本の地下鉄と違い、プラットフォームの反対側に、同じ線の反対方面行きが走っておらず、別の線が入っているので、降りてすぐに乗り直すことができません。エスカレーターを使って目的の黄色い線を目指しました。
同じように、帰りの赤い線も、空港とは反対側に乗りそうになりましたが、電車を待っているときに駅のスタッフが「どこ行くの?」と、明らかにツーリストの私に声をかけてくれたので、間違った方向に乗る前に正しいほうに行くことができました。
乗る車両のことも注意が必要です。スタンダードの利用者は「Standard」か「Family」と表示のある車両のみ利用可です(Gold車両には乗れません)。女性一人のときは、Familyのほうがよいようです。なぜなら、駅のスタッフに、近くにいた東洋人と一緒なのか聞かれたあと、違うと答えると「あなた一人なら、Familyがいいですよ」とFamily車両に誘導されたから。男女のペアだとStandardでもよいのかな。よくわからないけど、ルールがあるみたい。
今回は、自分のケアレス・ミスで行きも帰りも方向を間違え(間違えそうになり)ましたが、東京のように乗り換えが複雑ではないので、落ち着いてマップと乗り場を確認すれば、かなりお安くドーハのあちこちに行けると感じました。
英語とアラビア語のみですが、こちらがカタール・レイルのホームページです。
ドーハ散策のつづき、市場の様子を少々…。
Souq Waqif(スーク・ワキーフ)では、レストランやお店があるので、うろうろするのは楽しい場所です。昼間の強い日差しのある時間よりは、夕方~夜の散策のほうがよさげです。
さて、前回スークで散策した時は、ひとりじゃ使い切れないだろうとわかっていながら、スパイスを何種類か買いました。今回は自分で消費できそうな量の、乾燥させたハイビスカスを購入。量り売りなので、予算に合わせて買い物ができます(いつも思うのは、あの大きな麻袋に大量に入ったスパイスやらお米やら、底のほうは大丈夫なのか…?!賞味期限とか、どうなっているのか…)
市場のところどころにマップのようなものがあるけど、「いまココ」みたいなざっくりとしたもので(個々の店のガイドではないので)、適当にうろうろした結果、このお店にたどり着きました。昼間は人も少なく、スリとかもいなさそうで、スマホで撮影もできます(カタールの治安はかなりよいほうかと思います。※個人の感想です)。
そういえば、ツアーガイドさんは「アラブコーヒーをデーツと一緒にいただくのがおすすめ」と話してましたが、時間の関係上、今回はハイビスカスだけをゲット。ハーブティーとして、お湯を注いで、はちみつなんかを入れて飲もうと思っています。
ちなみに、前回マサラチャイをテイクアウトしたお店は、お客さんがいっぱい入っていました。
暑い日差しの中でも、熱いチャイが人気のようですね!
こんにちは。
前後しますが、記録として残しておきたいので、ドーハのトランジットで外に出たときの様子を書きます。
新型コロナ感染症が世界中に流行してから、カタール航空のタイムテーブルが変わり、ドーハでの乗り継ぎ時間が長くなりました。早くても12~3時間、でもナイロビ着が夜中。それか乗り継ぎ20時間でナイロビ着が朝7時、という二択。私は前者を選び、このところケニアに行っています。カタール航空に乗り慣れてしまったから、他を選ばなくなっているんでしょうね^^もちろんサービスも悪くないです。
というわけで、今回もカタール航空が主催の市内観光に申し込み(約4,000円)、前回と同じようなところをめぐる3時間のツアーに参加。今回はマイクロバスの席がほとんど埋まっているという状態。お客さんはほぼ中華系でした。ツアーガイドさんは、どこの国籍か不明ですが、聞き取りやすい英語でいろいろ説明してくれました。カタールの人口3,000,000人ほど。88%が移民によって構成されているそう。インド人、バングラデシュ人、ケニア人、フィリピン人がたくさん働いています(ドーハの空港に着くと、もうすぐケニアだと思えるほど、ケニアンがいっぱい働いています。スワヒリ語も聞こえてくるので、ワクワクしちゃいます^^)。
9月の終わりは、カタールの「冬」だそうですが、外気温は夜でも30度、昼間はもうちょっと行ってたんじゃないでしょうか(夏の6~8月は最高気温が50℃になるようです)。ツアーでバスを降り外に出ると、みな日陰でガイドさんのお話を聞いてました。とにかく、太陽の日差しが強かった。東京も暑かったから、まぁなんとかしのげましたが。ちなみに室内はエアコンがガンガンです。
ツアーの最後はSouq Waqif(スーク・ワキーフ)という市場で少し自由時間があります。そのままツアーを離脱可能のようで(地下鉄やタクシーで空港に戻れます)、一人がバスから去っていきました。私はひとまず、空港に戻り、その後改めて地下鉄に乗りったりしてみました。
つづく
こんにちは!
ケニア・ナイロビに来ています。
今回もカタール航空を使いました。相変わらず、ドーハでの乗り継ぎが悪く、ナイロビ到着も夜中です。それでも、なんとなくカタール航空を使っているのは、ちょっと理由がありまして…。
インスタグラムでは、ストーリーズなどにちょこちょこ写真や動画を載せていますので、よかったらのぞいてみてください。
ひとまず、無事にケニアに到着しているご報告でした!こちらの様子は、改めてご紹介しますね。
こんにちは!
先日お伝えした、ケニア大使館主催の走るイベントに参加してきました!
今回はチームでタスキをつなぐ「駅伝ファンラン」でエントリー。ひさことあきこ、アフリカンアクセサリー・Chuuiさん、友人たちとかわいらしいジャパニーズ・ケニアンの女の子(中学生13歳、なんと陸上部員!)のにぎやかなチームで走ることになりました。
9時からの開会式。「スポーツは人と人をつなぎます」「今日はタイムを競うのではなく、どうぞ楽しく走ってください。参加者のみなさんが勝者ですよ」というケニア大使のお言葉をありがたく心に刻みます。そして、スポーツ庁長官・室伏さんからの祝辞(代読)もありました。開会式最後は、元気にラジオ体操でウォームアップ。
さて、走りのイベントです。まずはエリート・ファンランという、会場を5周する(走りとタイムに自信のある人たちの)カテゴリー。その合間に、お子様向けの宝探し、ファミリーファンランも。そして、駅伝ファンランです。私たちは、1月生まれから順番に走ろう!ということにしました。このコース、見た感じはよくわからないのですが、スタートから向こうのほうが隠れていて、思ったより距離を感じました。が、もちろんみんな元気に完走!3名は2周も走りました!
秋晴れのさわやかな青空のもと、開放的な空間で楽しくケガなく走ることができました。駅伝ファンランの参加チームの合計ラップは目標が60周だったそうですが、なんと203周にも達したそうです!
というわけで、「外交関係樹立60周年」という大きな看板がありましが、ひとりひとりが参加することを通して、ケニアを身近に感じらたのがよかったなと、個人的に思いました。それと、今日のベルリンマラソンは、エリウド・キプチョゲ選手が優勝したそうです。おめでとうございまーす!
こんにちは。
今日は敬老の日。ハッピーマンデーに合わせて、9月の第3月曜日に設定されていますね(ひと昔前は、9月15日でしたね~)。
ケニアでは、このような国民的な祝日はありません。
以前、メルーの田舎で、ケニアのおばあちゃんに感謝を伝え、ご長寿を祝う会におじゃましたことがあります。それは、おばあちゃんの娘や息子たちが主体となって企画された、ご近所あげてのつどいでした。おばあちゃんと、彼女の同年代の近所のおばあちゃんたちを囲み、手作りのごちそうを一緒に食べ、歌や踊りを披露、最後にプレゼントを渡すというものでした。
おばあちゃん1人だけでなく、同年代のおばあちゃんもご招待するのは、娘・息子たちが小さかったころ、近所のみんなで子育て・子守を協力して助け合っていたということから、おばあちゃんたちみんなにありがとうを伝えたい、という思いからだそうです。日本の「敬老の日」みたいな定められた祝日は、ケニアにはないけれど、こころのこもった企画で、それぞれのタイミングで感謝の気持ちを伝えるのもいいなぁと思います。
ちなみにその時のプレゼントは、あったか毛布でした。メルーは山のふもと、標高もあり、寒いシーズンは、芯にこたえる冷え込みがやってきます。そんなときに、活躍しそうな毛布でした。
前にも書いたかもしれませんが、ケニアでは「Old is Gold」なんて言ったりします。古いものや年齢を重ねることは、ゴールドのように価値のある、貴重なことなのだという意味で使うんでしょうね。
こんにちは。
今年はケニアと日本が外交関係を樹立して60年を迎える記念すべき年。ケニア共和国大使館が主催する「ケニア-日本 外交関係樹立60周年記念 FUN RUN イベント」の情報を共有したいと思います!
日程: 2023年9月24日(日)
時間: 9時00分 ~ 12時00分
会場: 東京臨海広域防災公園 (住所: 東京都江東区有明3丁目8番35号)
「エリートFUN RUN」は、現役のケニア人ランナーと一緒に走れるそうです!このチャンスにぜひエントリーしてみてはいかがでしょうか。
また、グループでタスキをつなぐ「駅伝FUN RUN」は、タイムを競うというより、楽しく走ろうという仲間がいれば、申し込めます!
こんにちは!
念願の!?葛飾区四ツ木にあるエチオピア料理店に行ってきました。お店の名前は「リトルエチオピア」。「エチオピアを代表する料理、インジェラが気軽に食べられる店」だそうです!いいですね~。
インジェラはテフという穀物を発酵させてクレープのように焼く主食(テフは、スーパーフードとも言われています)。酸味があり、個人的に大好きです。おかず=お肉とかお豆のシチューと一緒に食べます。ケニア・ナイロビでは、エチオピアやエリトリア料理屋さんがいくつかあり、ケニアでは気軽に食べられますが、日本では、ほぼありません。「気軽に」というのもキーワードです。あまり高いようでは、わざわざ日本で食べなくてもよいかな、と思ってしまいますから。というわけで、行く前々日、念のため予約をしました。コースにするか聞かれたけど、席だけお願いしました。
京成四ツ木駅からすぐのお店。私たちを含め、3つのグループでテーブル席は満席になっていました。予約して正解!ドリンクメニューには、エチオピアのビールがありました。私たちになじみのあるドロワット(チキンとゆで卵の濃厚シチュー)とシロ(ひよこ豆のシチュー)、ティブス(エチオピア式焼肉、牛肉)、サイドにはサモサ(メニューにはサンブサと書いてあります)をオーダー。こちらはすべて、現地スタイルの手でいただきます(今回のインジェラは、テフではなく、米粉のほうでした)。
なんとなくもう一品頼もうか…モードになり、ミシールというレンズ豆のシチューを追加。やはり完食できませんでした(が、持ち帰り、翌日レンジでチンして、美味!)。
夜だったので、名物のエチオピアコーヒーは飲みませんでした。
こちらのお店を切り盛りするエチオピア出身のオーナーご夫妻は、温かい雰囲気で接客してくれ、奥さんの笑顔も素敵です。私の好きな「マニュアルではないフリースタイルの接客」が好印象でした(…日本のレストランがマニュアル接客すぎるのかな…)。
「味よし!接客よし!お値段よし!」で、また食べに行きたいなと思うエチオピア料理店でした。
ちなみに葛飾区は、日本で一番エチオピア人人口が多い町らしいですよ。気になる方は、ぜひ!
こんにちは。
今回は、ナイロビでいただいたナイジェリア料理をご紹介します。
「Lagos in Nairobi (ナイロビのラゴス)」というテーマの、ナイジェリア・レストラン「Kitchenette Bistro & Café」。ナイジェリア通の友人が「ナイジェリア料理食べたことある?」と、このお店を提案してくれました。私にとっては、初めてのナイジェリアごはん。主食もおかずもバラエティーに富んでいます。メニューを見てもわかりませんので、代表的なものを食べさせてほしいとリクエストし、杵つきヤム芋と、オクラのソース(どちらかというとシチューかな?)、チキンをオーダーしました。
お店で働いているのはケニア人とナイジェリア人が混ざっていますが、テーブルに来るスタッフはみな感じのよい人たちでした。お店が忙しくなかったからか、メニューの説明もきちんとしてくれました。
ミックスジュースを飲んで待っていたら、お料理がやってきました。これを見たらお腹がすいてきます。唐辛子が多く入っていそうなオクラのソースは、いろいろなものを煮込んでいるようで、複雑で深い味と、ネバネバ食感が楽しめます。内臓系の噛み応えある「何か」も細かく入っています。オクラ以外はわかりづらい…そしてかなり辛い…。それと一緒に主食の杵つきヤム芋をいただきました。美味です。見た目はウガリですが、しっとりとしていて、やさしい味。次回はもう少しマイルドな味のおかず(あるのでしょうか??)と、また食べてみたいなと思いました。
テーブルの上にあったQRコードを読み取れば、メニューを見られるようですし、Uberとか出前のサービスもやっているようです。辛さに自信がある方、ナイロビでナイジェリアを体感したい方は、ぜひ体験してみてください。
残暑お見舞い申し上げます。
私たちが子どものころ、猛暑日というのは、たまにあるくらいで、32℃あたりが最高だったような気がします(自分の記憶はあんまり信用できませんが^^)。
さて、ケニアの季節は一年でいちばん寒いとき。特に高地のほうは、からだの芯に来る寒さ(※個人の感想です)。無料通話アプリを使って、ナイロビ事務所のマネージャー・ムンガイ氏と話すとき「天気はどう?」と聞くと、「Baridi(バリディ=寒い)」と返答がきます。
そんな涼しいナイロビを思い出しながら、前回、初めて入ったファミレスのことを少々。
以前から、町中(CBD)とキリマニ地区で見かけたことのある大きなレストラン、「CJ's(シージェーズ)」。ひとりでは入りづらかったけど、お友達と行くチャンスがあったので、行ってみました。入口にはしゃれた手洗い場があったり、半分オープンカフェ風で風通しがよい席が多く、スペースもそれなりにあって、いい感じ。テーブルを担当する人にもよりますが、私たちの席を担当したスタッフは、かわいらしい笑顔の方でした。私たちはメニューに変更を加えた特殊なオーダーをしたのですが、そのスタッフは「できない」とか「わからない」とか言わずに、すんなり理解しオーダーを受けてくれました(サラダかフライドポテトのどちらかを選ぶところを、半分ずつにしてもらい、サンドイッチのパンも別のタイプに変更。…できなくはないですよね~!?)。
たしかお値段は1,000円くらいで写真のようなプレート(ボリュームはかなりあります)をいただけて、コーヒーなんかを頼むと、それなりの値段になります。なので、ここに来ているお客さんたちは、余裕のある階層だと感じます。特に首都・ナイロビには、こんなようなレストランやカフェがどんどん増えてきていて、ここだけ見たら、もうどこの国にいるのかわからない感じですね。
「アフリカ」と聞くと「何食べてるの…?辛いの…?」と想像がつかない人も多いかもしれません。でも、ケニア(特にナイロビ)は、アフリカの玄関口と言われるくらいの都会。私たちの生活とそれほどかけ離れていないように思います。新しいものもすぐ取り入れるし、受け入れる人たちはすんなりそれを取り込んでいくし。古いものももちろんありますが、古いものと新しいもののミックスが面白いな~と、個人的には感じています。ちなみに、ナイロビにあったナイジェリア料理のレストランで食事もしたのですが、そこの料理はものすごく辛かった~(汗)。この話は、また今度!
こんにちは。
暑すぎた7月が終わり、もう8月。暑いシーズンには、香辛料のきいたインド料理とか、発汗を促す食べ物がほしくなります。「食欲がない…」と、あまり食べないのもよくないので、食欲がわきそうな、ケニアの焼き肉・ニャマチョマの写真と動画をご紹介いたします。
前回のナイロビ滞在で、現地に住む友人がよく通っているというバーに併設されている肉屋さん(兼、焼肉屋さん)に連れて行ってもらいました。土曜日の午後、もうすでに常連が飲み始めていたりして、週末ののんびりした空気がただよっていました。
ケニアの焼き肉は、炭火&ヤギ肉が主流。焼くのに1時間はかかるから、友人が事前に注文を入れ、到着時間を連絡しておいてくれました。肉とともにカチュンバリ(紫玉ねぎ、トマトを切り刻んだもの。今回はアボカド入り!)、ウガリをオーダーしました。お肉は、たぶん焼いたあとに、切ったキャベツを包んで蒸し焼きにしたようで、お肉が柔らかく、キャベツもいい具合にしんなり、よい味がついていました。友人は「キャベツだけ、いくらでも食べられる」と、この焼き方をたいそう気に入っていました。
お肉の質は見た目ではわかりませんが、汚染のない草原を自由に行き来し良質な草を食んでいた健康なヤギが理想的でしょう。そして、焼き加減を熟知したプロが、美味しさを左右します。よい肉を扱っているかどうかは、オーナーとの信頼関係構築、それと何度か通わないとわからないので、食欲とかなりの体力&気力が必要です。日本では新鮮なヤギ肉を食べられないので、ケニアでは必ず食べたいのが、ニャマチョマです。
「どんなソースをつけて食べるの?」と思った方、ここは焼き肉のたれなどはなく、塩をつけて食べるのがケニア式(お肉の載ったまな板の端に少し塩が盛られています)。この日は、お店の近くをうろうろしている野良犬に、余った骨を食べてもらいました。ガリガリだった犬、だんだんおなかがおおきくなっていく様子がなんともかわいかったなあ。
世界のみんながコロナ禍を経験したはずなのですが、喉元過ぎればなんとか…でしょうか。ここでは、焼きあがった肉を、客の目の前で細かく切るときに、ゴム手袋ははめていませんでした(素手です!)。うちの家族は、この動画を見て「アウト…」と一言。衛生的には改善の余地が大いにあるお店かもしれませんが、ジューシーなお肉をたっぷりいただけた、大満足のよい週末となりました。
こんにちは。
こちらはだいぶ古い10数年前の写真ですが、かつて参加した走るイベント「ナイロビ・マラソン」のときのもの。マラソンとはいっても、一番長い距離のレースでも、ハーフの21kmでした。私は10km走に参加し、その面白さに目覚め、その後も10km走や「ソトコト・マラソン」(こちらも長くて21km)などにも参加しました。記録作りというよりは、楽しく走るほう優先で。
ナイロビで走る魅力は、あの車が多く渋滞のひどい市内の大きな通りが、交通規制され、参加者だけが道路を占領できるという解放感が体験できること。当時一緒に走ったメンバーは、現地で友達になった日本人やケニア人。参加者がもらえるお揃いのTシャツを着て、スピードは全然ないけど完走できたという喜びを、体の痛みとともに味わいました!
さて話は変わって今年のナイロビマラソン。この7月2日に開催されたようです。ケニア人の友人が「21km走ったよ」と動画と写真(↓)を送ってくれました。彼女は、Mpesa(電子マネー)の代理店として店を構えず路上でサービスを提供する仕事をしています。しかも、いつも使っているゲストハウスの近辺を拠点としているので、デポジットや引出したいとき、ゲストハウスのロビーに来てもらって、安心して取引をさせてもらっています。そんな彼女はとても活動的で、週末はジョギングやサイクリング、ローラースケートなどを楽しんでいるそう。6月のナイロビ滞在時、ちょうど彼女がアシックスの靴を履いていたので「アシックスいいよね~。私も持ってるよ」などとおしゃべりをしていていました。彼女は履いているアシックスを指して「これはもうかなり古くて…。でもアシックスは走るのにすごくいい」と。私も時間があれば走りたいと思っているので、ケニア出張のときにアシックスを持って行きます。この会話をしていて二人の足のサイズが一緒と判明。「もう1ペア、靴が日本にあるのと、また安いのを買えばいいかな」と思って、後日、お古だけど私が現地で履いていたアシックスを彼女にプレゼントしました(もちろんちゃんと洗ってから、お渡ししました)。そしたら、この7月2日のナイロビ・ハーフにそのシューズを履いて参加したみたいで、送ってくれた動画をよーく見ると、たしかにあのアシックスの靴を履いていました。「この靴、走るのに最高!ありがとう!」とコメントを送ってくれました。「お古だったのに、こんなに喜んでくれて…」と、ジーンときちゃいました。
ナイロビの標高は1700m。かなりの高地です。日本からナイロビに着いて、いきなり走るとたぶん倒れると思いますが、チャンスがあったら、走るイベントに参加したいな~と夢見ております。
暑中お見舞い申し上げます。
外は笑ってしまう暑さです…。前回も書きましたが、この東京の暑さはアラブ諸国に負けない気がします。
さて、ナイロビのちょっと郊外、ショッピングモールに行ったときのこと。お店は大型のスポーツ&アウトドア用品店で、なんと、柔道着や空手衣(パキスタン製。薄い生地でしたが…)までもが売られていました。私は友人の付き添い。特に買うものがなかったのですが「へ~、こんなものまでナイロビで手に入るんだな~」と感心しながら、ウィンドウショッピングを楽しみました。
友人は自宅でトレーニングするためのアイテムを選びました。レジに進むと、セルフレジが何台か並べられ、スタッフが1名が待機しています。支払いもキャッシュレスで、おなじみの「ピッ、ピッ」の機械音、画面のタッチとスマホの操作で決済をします。しかし、なぜかうまくいかず、近くにいたスタッフともう一人もやってきて、なんとかお買い物が完了したという感じでした。
日本でもセルフレジが普及していますが、何かあった時や監視役としてのスタッフは必要ですね。
キャッシュレス(Mpesa)が普通に浸透しているケニアで、今回はセルフレジを見たけど、これはなかなか浸透はしなさそう…と思いました(※個人の意見です…)。
こんにちは。
6月終わりに、ケニアから無事に戻ってきています。
成田に着いて最初の一歩で出た一言は「暑っ!」でした…。トランジットで降りたカタール・ドーハで、午前11時に外気温が40度になっていたのを思い出した次第です。東京もアラブ諸国の気温に負けていませんね。もう夏真っ盛りの気温に、救急車も大忙しの様子です。
さてさて、ケニアから戻ってから早々、時差ボケと通常ボケが入り混じる中、7月4日(火)日本紅茶協会さんが主催の「紅茶を楽しむ会」に呼ばれ、ケニアティーの魅力について、写真・動画を交えてお話させていただきました。場所はなんと目黒区のケニア大使館。20年前ですが、かつて私が4年ほど勤務し、ケニア紅茶の魅力に目覚めた場所です。当時も年に2度?ほど開催されていた「紅茶を楽しむ会」で、大使代理がスピーチした内容に感動(そのとき日本語訳を私自身が読み)、そこからケニアの紅茶の味だけでなく、バックグランドの素晴らしさを知ったというのが、ケニア紅茶に惚れこんだそもそものきっかけです。
今回の大使のスピーチにも、ふんだんに盛り込まれていた「ケニアの紅茶は小規模農家さんたちが生産している」「直接的・間接的に500万人もの国民が紅茶産業に携わっている」というケニアティーの特色。また高品質で安定した供給量を誇る点も話されていました。
ケニアのもうひとつのメイン産業である観光業については、おなじみの平岩父娘さんが、野生動物クイズをメインに楽しくお話されました。そのあとは、ティーインストラクターによるゴールデンルールに沿った紅茶の淹れ方、手軽にできるバリエーションやアイスティーの作り方が披露されました。
合間には、五反田にあるマシューコウズ バッファローカフェ(ケニア・カンバ族料理店)のサモサとマハムリがおいしい紅茶と一緒に提供され、ケニアの魅力を舌を使って味わうこともできました。
会の終盤、私の出番です。撮りたてホヤホヤの美しい茶畑の写真やミルクティーの動画など、現地情報たっぷりでお届けしました。終わりのクイズでは、正解者にカンガのエコバッグやケニアの茶こしをプレゼント。ご参加のみなさんには、ケニアティーをもっと身近に感じ、生活に取り入れていただけたらうれしいです。
「Anytime is teatime!~いつでもティータイム~」を合言葉に、夏でも紅茶を飲みましょう!
こんにちは。
今日はイスラム教のお祝いで、ケニアは祝日となりました。
さて、コロナが収まってからでしょうか、日曜日のナイロビ市内中心地に、若者が動画撮影をしている場面にたびたび出くわすようになりました。平日のナイロビ市内・特に中心地は、とにかく人と車で混雑していますが、日曜になるとすっかり空いて、一人で歩くのが怖いくらい。その空いたスペースを利用し、このところ若者が楽しそうに踊って、それなりの機材を駆使して動画を撮っているのです。
いや~、前回のケニアからの帰りの飛行機で、となりの若者がtiktokで自撮りしたあと、機内エンターテイメントのコーランを聞いていたギャップに、ホぉ~っと感心していましたが、今回もあちこちで若者の踊り&撮影を目撃し、スマホとSNSの広まり、またみんなで踊るブーム?を改めて感じさせられました。国境を越えていろいろなものが共有されていき、この先どうなっていくのか…静かに見守っていこうと思います!?
というわけで、先日、車の中からですがそのシーンをなんとか映せたので、雑で短い動画ですがご紹介します!
こんにちは。
ケニア・モンバサ駅から鉄道(SGR)に乗ったときの動画です。モンバサ駅出発の様子と、モンバサあたりの車窓からの風景をごらんください。
こんにちは。
「車窓から」と聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか。列車の旅でしょうか…。私は、あのご長寿番組が頭に浮かびます。列車の旅には何か懐かしさと、新幹線のような早くて便利な手段とは、ひと味もふた味も違うよさを感じますよね。
今回、念願のSGR(ケニアの新しい鉄道、Standard-gauge Railway)に乗ったので、記録として書き残したいと思います。
2017年6月にこの新しい鉄道(SGR)にお客を乗せるサービスが始まったころは、ケニアで初めて近代的な、高速で大都市間を移動できる手段だと、ケニアンはそうとう喜んでいるようでした。が、中国からの大きな借金でできた鉄道の闇に、だんだん気づき始めている今日この頃です。
さて列車の予約。ナイロビに住む友人が事前にオンラインで予約し、電子マネー・M-pesaで支払いを済ませてくれたので、当日、出発するモンバサの駅に行くだけでした。オンラインとキャッシュレス、とても助かります。ただ、駅で切符の印刷をして、紙の切符をもらわないといけないので、ここだけは古いなぁと感じました。
今回は港町・モンバサからナイロビまでの区間を旅しました。ターミナス(駅)に入る前のセキュリティーチェックは厳しめ。飛行機と同様、機内持ち込み禁止の刃物は、持っていると没収だそう。保安検査後、無駄に立派な駅の建物に入れます。駅に着いたのが早すぎたから、他の乗客はあまりいませんでしたが、その代わり「軽食や飲み物は要りませんか」と、客引きのお兄さん・お姉さんがメニューを持ってやってきました。軽食をして、待合スペースでぐずぐずしているうちに、出発時刻の午後3時になりました。そのころにはさすがにたくさんの人たちが駅に入ってきました。多くの人は出発ぎりぎりに駅に入るんですね。週末だったので、満席だったようです。
予約したファースト・クラス2号車に入ります。4人の旅だったので、シートを向かい合わせにしたら、膝と膝がぶつかり合うくらい狭くなりました(シートを向かい合わせにしなければ、足のスペースは大丈夫です)。一番先頭の車両はカフェになっていて、ゆったりお茶や軽食が楽しめます(アルコールもあります)。モンバサを出発して、途中のVoiという駅で少し人が乗ってきました。
SGRはゾウが有名なツァボ国立公園の中を通ります。モンバサからナイロビに向かうときは、右側に見えました。たくさんのゾウがいたあたりでは、見事にシャッターチャンスを少し逃しましたが、小さく1頭のゾウを撮ることができました。夕暮れの時間帯、左側には、キリマンジャロも見えて、なかなか味な列車の旅になりました。そしてナイロビには夜の8時20分ごろに到着しました。
モンバサ⇒ナイロビ(約480kmの距離)を5時間ちょっとで移動しました。最高時速は100kmあたり。新幹線に慣れてしまっている日本人には、この列車は遅く感じるかもしれません。それと、環境保全&野生動物保護の観点、また中国への返済問題などなど…議論は尽きませんが、車窓から見えるアフリカの広大な景色とその変化をシンプルに楽しむなら、このSGR体験はよいかもしれません。
こんにちは。
私たちの「ケニア山の紅茶」の産地・メルーに行くときに使わせてもらっているMeru Slopes Hotel。少し前にも、このホテルの居心地のよさを書きました。「またか~」と思われるかもしれませんが、今回もまた泊まり、私自身「やっぱりいいな~」と感じたので書かせてください。
このところ、ナイロビからメルーまでの道路がよくなり(特にNairobi~Makutano)、道中がラクになりました。4時間ちょっとでメルータウンに到着します。夕方の中途半端な時間にチェックインだったので、ケーキとフレッシュジュース(「カクテル」と呼ばれるミックスジュース)をルームサービスで注文。この地域で栽培されているTree Tomato(タマリロ=コクがあっておいしい)、パパイヤ、パイナップル、スイカがミキサーにかけられ、100%フレッシュな状態で提供されました。お値段は450円ほど。大きなグラスにたっぷり注がれ、少し太めのストローで濃厚な果物の味を楽しみました。
夜はホテルのレストランでビュッフェ。セミナーがあったようで、かなりの人数でにぎわっていました。1500円ほどでホテルの食べ放題です。「食べ放題」の期待とは裏腹に種類は限られていましたが、まぁローカルホテルなので…よしとしましょう。そのバランスの悪さ(良さ?)がローカルホテルのお茶目なところ、ととらえるようにしています。このようなローカルホテルは、たぶん地元の人たちが採用され働いているので、一流ホテル並みの研修は受けてはいなさそう。ただ、素のキャラクターで接客をしてくれるのでナチュラルですし、そのほうが、こちもリラックスできるような気がします。笑顔も自然です。ときどきスローなサービスですが、自然体が何とも言えない、私好みの接客です(※個人の感想です)。
こんにちは。
今回も、カタール航空を使ってケニアに来ました。ケニアにいるのにカタールのことを書くのもなんですが、印象に残ったチャイを飲んだので、少々書かせてください。
前回同様、ドーハでの乗り継ぎ時間が14時間だったので、今回も空港の外に出てきました。
市内観光の最終目的地であるスーク・ワキーフ(「スーク」は、市=マーケットを意味するアラビア語)。その中に前回から気になっていたお店「Tea Time」があります。椅子やテーブルがないので、テイクアウト専門店のよう。勇気を出して入店し「どうしたらよいのか、よくわからないな~」という顔でアピールしていたら、店員さんがメニューを持ってきてくれました。「ティー、チャイが飲みたい」というと「スペシャルティー」がおすすめだと言ってくれましたので、テイクアウトしました。日本円で80円弱、気軽にお茶を楽しめる値段です。
午前11時には外気温が42℃になっていたようですが、アツアツのチャイをいただきました。ほんのりスパイス、甘みしっかりのチャイが、静かにからだにしみこんでいきました。あぁ~、なんとも言えない美味しさ。砂糖がたっぷりなのに、なぜかさっぱりの後味。水が多くシャビシャビなチャイではない。絶妙なバランスに感動しました。強めのスパイスを期待していましたが、やさしく紅茶をサポートしているくらいの存在で、紅茶の味をひきたてていました。
日用品からスパイスまで、地元の人たちがお買い物ができるお店が軒を連ねるスーク・ワキーフ。せっかくだからスパイス屋さんでちょっと買い物も楽しみました。
今回もフライトの都合で午前中の散策となりましたが、きっと夜はもっとにぎわっているんだろうなと思います。夜市でうろうろして、ライトアップされているようなエキゾチックな市場で、このチャイをまた飲みたいな。朝でも夜でも「Anytime is Teatime」です!
こんにちは!
ケニア・ナイロビに来ています。
6月1日はケニアの祝日・Madaraka Day(マダラカデー)です。かつて英国の植民地でしたが、独立をめざす活動(Mau Mau)を通して、英国の支配から脱却しました。それが1963年なので、今年は60周年という節目の年。ただ、12月12日が独立記念日なので、このマダラカデーはいったい何をお祝いするのかというと、自治権を獲得した日だそう。そして、6か月後の12月12日に晴れて独立を果たしました。
夜のニュースでは、その独立に向けたMau Mau活動の戦略担当だったというご老人がインタビューに登場。英語で受け答えをしていたので、すごいなぁと思いました(80歳は超えているはず)。その番組の終わりに、視聴者から寄せられたコメントに「独立しても、われわれの生活はいまだに厳しい。食料品をはじめあらゆる値段が倍になっているじゃなか!」という不満の声も紹介されていました…。たしかにどこも大変です…。が、ケニアが植民地支配から解放されたのは、その時代に戦ってくれた人たちがいたおかげです。それを忘れずに、敬意を払う祝日なんだと、改めて感じました。
こんにちは!
今年の八十八夜に、茶摘みを共に体験した一軒家カフェ・ikkAのちえさんが、「私のケニア展」を開催しています。ケニアやおとなりウガンダのテイラーさんたちが、心をこめて縫ってくれたスカートやバッグ、ティーコジーなどでお店が元気な色でいっぱいです!
彼女がケニアに訪れたときの写真の展示やトーク、もちろん世界一のケニア紅茶をポットでたっぷりと提供してくれます!ぜひ期間中に遊びに行ってみてください。
こんにちは!
前回のブログ、八十八夜のイベントで購入した茶器。信楽焼の絞り出しという、取っ手のない急須です。それと小さな湯呑も買いました。
これまで日本のお茶を飲むときは、よくあるタイプの急須で淹れていました。よくある急須は、丈夫で茶こしのメッシュも細かく、ケニアの細かい茶葉だってちゃんと濾してくれる、普段使いにぴったりのやつです。ひとつあれば十分かもしれませんが、今回、せっかく八十八夜に樽脇園さんに行くのだから、そのお茶との相性がとても良いとされる茶器を買おうと、密かに決めていました。
気合を入れて購入したので、壊してはいけないと、最初は恐る恐る使っていましたが、だんだん慣れてきました。ハンディで且つ、抽出後の茶葉の取り扱いもラク。
これまでマグカップで緑茶を飲んでいた雑な私には、かなり上品な急須&湯呑ですが…、こうやって道具にも目を向けて、お茶時間の素晴らしさをもっと感じられることが、私の中では新鮮な体験です。愛着を感じながら慣れていき、美味しいお茶の魅力を引き出してくれる茶器と、ゆったり流れる時間を満喫できるのは、ぜいたくなことだなぁと感じています。
これも産地に足を運んだからこそ得られた茶器です。大切に使っていこうと思います。
ちなみに、この茶器で紅茶はまだ淹れていません…。
こんにちは!
さっそくですが、昨日は、八十八夜でした。
八十八夜というと、あの歌♪を思い浮かべますね!そうです、いまは新茶のシーズン。
今回は静岡県川根の樽脇園さんで、製茶工場&茶畑見学、そして茶摘み体験をさせていただきました。
以前、樽脇園さんの「水出し緑茶」を試飲、美味しかったので茶葉を購入しました。水出しでもお湯でも楽しめる、お気に入りの日本のお茶です。SNSを通じてイベントがあるのを知り、お茶が好きでカフェを始めた押上・ikkAさんと一緒に、今回の体験イベントに参加しました。
産地へは、トーマスやSLが走る大井川鐡道で途中の家山駅まで行き、そこからバスで下泉駅へ。そして送迎の車で現地に到着。標高が630mもあるところに、まさに天空の茶畑がありました。心を込めて育て製茶されたお茶をいただきながら、スタッフの方や代表の樽脇さんに、興味深いいろいろなお話を聞かせていただき、とても楽しく有意義な一日をすごすことができました(これって、お茶セラピーですね~)。
それと、川根のお茶の美味しさを最大限に引き出せる、信楽焼の急須も購入するができました。いくつか見せていただき、自分の手になじむ、取っ手のないタイプのやつを選びました。おみやげでいただいた、たくさんのお茶を、産地の風景を思い浮かべながら、いただきたいと思っています。
川根茶の産地で、お茶を作っている方にうかがえた美味しさの理由。ケニアの紅茶と重なる部分がたくさんあり、とても勉強になった八十八夜でした!
新茶シーズンでお忙しいなかでも、私たちのために時間を割いてくださった樽脇園のみなさま、どうもありがとうございました!
こんにちは。
約1カ月続いた断食の月が終わったそうです。
ラマダン明けおめでとう!
というわけで今日、ケニアは公休日。イスラム教でないケニア国民も、思いがけず長い週末となりります。
ところで日本は…?キリスト教徒ではないけれど、クリスマスを一大イベントとしてお祝い(しているふり)する日本では、イスラム教に関しては素通りですねぇ~。私が住む地域には、モスクがあったり、目だけ見える黒い衣装をまとったアラブ風女性もけっこうおみかけします。きっと朝からしっかりお祈り、盛大にお祝いしているんでしょうね。
ケニアのいいなと思うところのひとつに、宗教が対立せずに存在していることが挙げられます。見えないところでは、何か問題があるのかもしれませんが、基本的にキリスト教とイスラム教、あとはインド系のヒンドゥー教など、多様な宗教が他をじゃませず、自由に信仰している気がします(ちょっと変にカルト化したような宗派もよく目にしますが、それも放っておいてもらっているようです…)。公休日となるのは、キリスト教とイスラム教の祝日ですが、インド系のお祝いがあるときは、公休日にはならないけれど、新聞の広告欄に大きく、そのお祭りおめでとう的なメッセージが載せられ「あぁ、今日はヒンドゥーのお祭りの日なんだ」なんて気づかせてくれます。
「多様性を認めよう」と言っても、なかなかそうはいけてない日本…。ケニアのようにゆるやかに、何か違っても「それはそれでどうぞ…」というスタンスになれる日は、日本にやって来るのでしょうか。ある日突然、そんなふうにはならないでしょうから、少しずつでも「知らないを知る」をやっていって、多様性が育まれるといいなと思います。
こんにちは!
やっかいな花粉のほかにも、昨日今日は黄砂が飛んでいて、いろいろ大変な日本ですが、ケニアの乾期も土ぼこりがすごいです。と言いながら、先日、ナイロビ事務所のマネージャー・ムンガイと電話で話し「このところ雨が降っている。いまはあちこち緑色だよ」と、ほっとするニュースを届けてくれました。
さてさて、2~3月ケニアでのあれこれをまだご紹介しきれていないので、今回は製茶工場のあるメルーのことを書きたいと思います。
ケニアでもメルーというと、ちょっと特別な感じがするのは、私がただただメルーびいきだからでしょうか(そうでしょうね~)。というわけで、この3月に行ってきた製茶工場&茶畑訪問の際、宿泊したMeru Slopes Hotelについて、ひいきな感想を少々。
いまや世界中のホテルは、予約サイトで簡単に予約ができちゃいます。もちろんケニアの宿泊施設もそのようです。とはいっても、Web予約を100%信用するのは、どうかなと思っています。今回のメルーは、一緒に行くムンガイがしっかり予約をしてくれていました。もちろん電話とメールの二刀流!?宿泊受付の担当ではなく、責任者と話をつけているから心強いです。
当日チェックインのときも、おかげさまでスムーズ。いまだにいろいろマニュアルな作業なのですが、フロントのお兄さん・お姉さんは、控えめな態度と笑顔で仕事をこなしてくれます。この「控えめな」というのが、私のひいきポイントなんです。というのも、その前にナイロビに住む日本人の友達と、ケニア人の笑顔について話していたんですが、彼女自身は商売商売したケニアンの笑顔が苦手らしい。なるほど、たしかに、ナイロビでそこそこのホテルに出入りすると、笑顔が商業的かも?(心からの笑顔でない)なんて感じます。海外からのツーリストも多いし、仕方ないことかもしれないですが。それに比べ、ローカル客も多いメルーのホテル。フロント・スタッフは、どことなく、はにかんでいるような優しい笑顔。「これだな~、なんか好きな理由は」と、ひいきモードでニコニコです。
部屋に入ると以前よりキレイな気がする。どうやらリノベーションしたのと、スタンダードな部屋に空がなく、特別にデラックスルームを用意してくれたみたい!ラッキーでした(アメニティは、ロゴ入りのボディーローション、小さな石鹸がありました)。
夜ごはんはホテルのレストランで、ということになりました。レストランのスタッフものんびり。ガツガツの笑顔はないけれど、やることはやっている。メニューはいろいろあるけど、地方都市なので「Tempura」をオーダーしても「天ぷら」は出てきません。「カクテル」という名のミックスジュースは、おすすめです。この日は、カトリックの人たちはお肉を食べない曜日だったので(イースター前です)、同行したダニエルは、スクマとウガリというシンプルなローカル飯を、私とムンガイはポークをいただきました。お値段も良心的。感じのよい落ち着くレストランです。
翌朝はビュッフェスタイル。シェフのいる卵コーナーで、お好みの卵料理を作ってもらえます。こちらの調理補助スタッフたちも、はにかみ系。朝からフルーツや粥のようなウジ、卵や野菜でおなかいっぱいです。メルーという土地は、紅茶はもちろん(世界一!)、お野菜や果物の味が濃厚で、何を食べても素材の味を楽しむことができます。
そうそう、今回は町の下のほう(ダウンタウン、たぶん旧市街)にある、ローカル市場に行きました。ここは、はにかみ系もなければ商業的な笑顔もありません。あるのは商売魂でした。生活をかけた農家のおばさんたちがひしめき、活気と熱気があふれる地元のマーケット。買い物にはエネルギーが要ります。ムンガイとダニエルが、ナイロビの家族からたのまれた豆や野菜の値段交渉をがんばっていました。その横で私は、売られているお豆をなんとなく見ていましたが、小さなつぶたちがキレイ。いろいろな種類ありますね~。土地が豊かなメルーは、ケニアの台所のひとつでもあるなぁと、改めて感じました(セキュリティ上、撮影しないほうがよいので、写真がありませんが…想像してみてくださいねー)!
こんにちは!
改めまして、日本に戻っていますが…。
追いついていない文章と写真、アップします!
ナイロビ中心地、とでも言うのかCBD(Central Business District)にある比較的入りやすい食堂で、「スペシャルウジ」なるものをオーダーしました。
友人と夕飯を食べに行く前、集合のために利用した食堂。おなかの準備ということで、私はウジにしました(細かく挽いた穀物を水に混ぜ、弱火でゆっくりかき混ぜながら火を通したした飲み物。ちょっと違うけど葛湯みたいな感じかな?)。このスペシャル、じつに美味しかった~。何がスペシャルなのか、スタッフに聞いたら、ソルガム(日本ではキビ?)、キャッサバ、牛乳、ピーナッツが入っているとのこと。はちみつを加えていただいたのですが、穀物と濃厚ピーナッツの味わいのせいか、ミネラルやたんぱく質をしっかりからだに取り入れました!という感じ。おかわりしたくなりました(しなかったけど…)。というわけで、たまにはスペシャルもいいですね(ひょうたんを半分にした器で提供してくれれば、もっと素晴らしいです)!
ちなみに、田舎のおばあちゃんたちなんかは、こういうものを飲んでいるから、元気で長寿なんだ、なんて話もよく聞きます。あと、ひょうたんに入れて発酵させた酸味のあるウジは超スペシャルで大好物です!
ケニアの食堂やカフェのメニューは、コーヒーや紅茶はもちろん、ジュース、ソーダ(炭酸飲料)やミルクシェークなどがありますが、ローカル食堂に入ったらウジもおすすめです!
こんにちは!
桜の見ごろがすぎてしまいましたが(東京23区内)、少しずつ暖かくなっているので、ありがたい今日この頃です。
さて2~3月、ケニア滞在中に撮った写真は、できる範囲でインスタにアップしていますが、文章が追い付いていません。かなりの時間差がありますが、今回訪ねたモンバサで撮った1枚の写真とともに、少々書きますね。
おおざっぱですが、港町・モンバサは、いまも昔も海外との交易拠点。さまざまな文化が入り混じっていてエキゾチックなエリアです。そんなモンバサに、ユネスコの世界遺産があります。
16世紀、ポルトガルがここらへんを支配していたときに造られた要塞「Fort Jesus(ジーザス要塞)」です。要塞の中に博物館があり、交易品や大砲などが展示されいます(ケニアの世界遺産について、英語ですがこちらをご覧ください。このユネスコのウェブサイトでお分かりのように、ケニアには7つの世界遺産があり、私たちの紅茶の「ケニア山(Mount Kenya, Mt. Kenya)」も登録されいているんですよ!)
というわけで、こちらの写真は、今回私が泊まった部屋からの眺め。ここは要塞のすぐ横にある、由緒ある会員制の宿でした。ベランダのグリル(防犯網)越しに見る、世界遺産の軍事要塞と、地元のサッカー青年たち…。世界遺産というと、すごそう?ですが、庶民の暮らしにすぽっとはまっている要塞の感じが、なんか味があるな~と、この写真は思い出の1枚となりました。ちなみに、中東・オマーンの影響もあるこの町は、ムスリムが多く暮らしています。いまはちょうど断食月のようなので、昼間は思うように飲み食いできないかもしれませんが、世界遺産巡りや歴史に興味のある方は、ぜひ訪ねてみてください!
こんにちは。
ケニアへは、このところカタール航空を使っています。コロナ禍、タイムテーブルが少し変わったため、ドーハでの乗り継ぎが非常に悪くなりました(ケニア到着も真夜中だし)。今回の往路、カタール航空が提供する乗り継ぎ者専用のツアーに参加してみたので、自分の記録のために書き記しておきます。
まず、このツアーはオンラインでチケットを取るときに見つけました。予約が終わると「次はこちらを」みたいに、レンタカーやホテルなど、カタールのウェブサイトから販促をかけてきます。そこでよくみると、トランジット用のツアーがあるのに気づきました。内容を見るとツアーは乗り継ぎ時間に合わせて選ぶようで、短いのは3時間からあります。私の乗り継ぎ時間は12時間弱ですが、初めてなので、まずは手軽なコースで試してみようと、市内観光3時間というのを申し込みました(オンライン上でコースを選び、クレジット決済後、メールで情報が来るという形。トランジット・ビザも含まれています)。他には、大きなスライダーなどあるプールで遊ぶものや水族館ツアー、四駆で砂漠を駆け抜けるようなものもあります。
何せ初めて、ドーハの空港に着いてからツアーデスクにたどり着けるか不安でしたので、Webで場所の確認、それとカタール航空・東京事務所に電話をかけ、ざっくり位置を把握しておきました。
ドーハ到着後は、スマホの画面にある申し込み情報をツアーデスクに見せ、あとは流れに任すという感じ。空港の外に出るのにも、保安検査場を逆流し、イミグレーションでは特別なレーンを使わせてもらい、カタールに入国(イミグレのお姉ちゃんは、イヤフォン&マイクでおしゃべりしながらの対応。へぇ~そんな入国管理でいいんだ?…なんかユルい~^^)。
ツアー用のバスに乗ると、インド系のガイドのお兄さんが英語でカタールの情報など説明しながら、名所を案内。朝7時から10時までのツアーでしたので、バスの外に出ると、暑すぎず(2月は冬だそうで)すがすがしい空気を感じることができました。ツアー客は、異国の女性ひとり、香港からの青年ひとり、インド系夫婦が一組、そして私だけ。
その香港青年となんとなくおしゃべりをしながら一緒に行動。彼はこれから英国に向かうところだそう。「留学?」と聞くと、「違う。ひとまず友人の家に世話になり、そのあと仕事を探す。香港にはもう帰らない。僕がうまく行ったら、家族を呼びたい」と…。報道では知っていたけど、実際にそのような人に出会うと、香港の人たちの切実な背景を感じます。
さて、スーク(市場)で自由行動になったとき、地下鉄の駅があるらしいと、香港青年と一緒にどんなものかと、見に行くことにしました。標識のとおり地下に進むこと数分、やっと駅にたどり着きました。が、朝だというのに乗客が数人ほどしか降りてこないというガラガラ具合。「ワールドカップのために作ったのかな~」なんて話していました(※推測です)。東京の通勤時間帯と比べると、ギャップが大きすぎました。
そうそう、バスの中でガイドさんが「あちらはワールドカップで使われたスタジアムです。もうすぐ取り壊されます」とさらっと話していたのが今回のツアーで印象に残りました…。建物の材料などは、きっとリサイクルされるのでしょうけど、スタジアム建設現場で死者が多数出たニュースなんかを聞いていたから、なんだかな~と思ってしまいました。
たったの3時間でしたが、ドーハの空気を感じることができ、いい具合に時間も潰せてまぁよかったでしょう。次回の乗り継ぎツアーは、四駆で砂漠を駆け抜けつやつにしようかな、などとニヤニヤしながら、空港に戻っていきました。
こんにちは。
日本の3月は卒業シーズン、旅立ちの季節ですよね。そんな季節とは、ケニアはまったく関係ないと思いますが、日本に戻ってくるときの機内での話を少々させてください。
今回のカタール航空・ナイロビ発ドーハ行きは、ほぼ満席。アラブ諸国に出稼ぎに行くケニア人が多いなか、私の隣席にはソマリアの青年が座りました。乗り慣れていないのか、少々落ち着かない感じでしたが、スマホをたくみに操作、自撮りなどをして楽しんでいる様子でした。
しばらくすると、ソマリ特有の口調で「マダム、マダム」と私に話かけてきました。こちらでは、一般的な(若くない?)女性はマダムと言うので、日本で使われる「マダム」とは感覚が違います。「なに~?」と彼を見ると、スマホ画面にある動画サイトtiktokを見せてきました。彼のtiktokアカウントにあるいくつかの動画を私に見せて「I am a comedian」「一緒に撮ろう」と言っているよう。「え?まじ?無理無理」と、丁寧に(?)笑ってお断りしました。青年はあきらめよく、それなら…と、自撮りを続行。そして、青年のとなりにいた彼のおじさんと例の早口(に聞こえる)ソマリア語で歓談を始めました。
さて、離陸後、機内のエンターテイメント・システムで映画を見ようと、画面をタップしていたけど、どうにも反応しなくて、何度も何度も触って「おかしいなぁ」とやっていたら、後方にいた別のソマリ青年が私の様子を見ていたのか、私がなんかの拍子に後ろを向いたときに目が合い「ひじ掛けのココんところに、リモコンが収納してあるよ」と、身振り手振りで教えてくれました。おぉ、ありがたい!・・・「Thank you」と目と手でお礼を伝え、画面操作ができるようになり、ほっとした次第です。
すると私の隣のソマリア青年が、私が映画を見始めたのに気づき「それどうやったの?教えてくれ」と。「ここにリモコンがありますよ」と、ひじ掛けをパカっと開き、得意げに教えてあげました。なぜか彼は言語選択を間違ったようで、また「画面をなんとかしてくれ」と言うので、英語でいいのか?と聞いたら「OK」と。
無事に英語になり、画面操作ができるようになった彼が選んだエンターテイメントは、コーラン(イスラム教の聖典。最近はクルアーンと言うみたい)。カタール航空は、アラブの航空会社なので、機内のエンターテイメント・システムにコーラン(音声)があるんです。
ソマリの青年が、ほかの国の若い子と同じように動画サイトでウキウキ楽しんでいるのを見た後に、イヤフォンにつないで聖典・コーランを聞いているのを見て、なんだかいい意味で衝撃でした。このギャップというか、若いんだけど、ちゃらちゃらした映画などは興味ないのか、聖典を聞いてしまうという現実。tiktokをやるような普通の子が、生活や人生の一部である聖典を聞くのは、あたりまえのことなのかもしれません。勝手に「ほぉ~」っと感心しながら、時折彼の様子をチェックしていたんですが、パスポートをふたつ持っていました。ひとつはソマリア、もうひとつはアメリカ。どちらも新しくてピカピカしていた。
80年代後半から内戦だのでごちゃごちゃしていて、国連平和維持軍なんかも引き上げてしまったソマリア。この青年は、なんとかケニアにたどりつき(もしくはケニア生まれ?)、アメリカに難民申請したのでしょう。祖国を離れ、アメリカという国に希望をもって乗り込むであろう青年の隣で、いろいろ想像してしまいました。
tiktok&コーランの若者よ、3月は旅立ちの季節だよね~としみじみしながら、ドーハに無事到着。青年はおじさんとともに、すたすたと飛行機を降りていきました。
こんにちは。
ケニア出張より戻っております。成田到着が夕方6時頃、もう夜だったので、まだ寒いな~と感じておりましたが、この2~3日、春のような陽気でほっとしています。
ケニア出国時は、日本の入国で必要となるワクチン接種証明の提示を求められた以外は、難しいことはありませんでした。また日本入国の際も、webで事前に登録しておいた情報の提示でスムーズでした。
ケニアのイミグレーションで手続きを終え、搭乗ゲートの2階に上がるところで、「KWAHERI KENYA」とカラフルな文字を発見。「さよならケニア」という言葉です。少しさびしいですが、また来るね、と思いながら写真を撮りました。このあと飛行機のお隣の席に座ったのは、ソマリア人の若者でした。この話は、また今度しますね~。
こんにちは。
こちらのお天気などはお伝えしていましたが、コロナ情報は書いていませんでした。自分の記録としても残したいので、このブログにメモっておきます。
まず、成田空港のチェックインカウンターでは、ケニア入国に必要なビザと接種証明がチェックされました。以前は、ケニアの検疫関連のQRコードと世界的なシステムに登録済みのQRコードの提示が必要でしたが、今回は入国には不要だからか、聞かれませんでした。
飛行機の中は、基本マスク着用。食事の時だけはずしてもいい、というルールでした。以前のように衛生キット(マスク、使い捨て手袋、除菌ジェルなど)は配られませんでした。
乗り継ぎのドーハでは、基本的にマスクはしていましたが、していない人もちらほら。空港を利用する人の数は、もとに戻ったよう。活気にあふれていました。
そしてケニアの入国。イミグレーションのゾーンに入る前に、係の人がワクチン接種証明書(未接種の人はPCR陰性証明書)を確認しています。接種は2回だけでよいようです。係員に証明書を見せたら、じーっと見ていましたが、少ししたら通してくれました。全然厳しくないし(※個人の意見です) 、形だけやっているように感じました(証明書だけ見て、私のパスポートとかはチェックしなかったので…)。というわけで、無事にケニアに入国。夜中着だったので、空港近くのホテルに行くと、スタッフは一応マスクをしていましたが、それ以降のタクシー運転手、外の人たちは、マスクなし。ケニアの保健省のTwitterでも、コロナ情報は見なくなりました。時折している人を見かけますが、少数派です。念のためマスクは持ち歩いています。そして、顔の表情が見えるっていいわぁ~と、改めて感じています。
※ケニア入国の最新情報は、在日ケニア大使館ホームページでチェックしてくださいね。
余談ですが、寝るだけのために予約した空港近くのホテルで、なぜかスイートルームにアップグレードしてくれて、(無駄に?!)大きな部屋に泊まりました。ひとりではどう楽しむ(使いこなす?)のかわからない広さでしたが、ありがたくぐっすり眠らせていただきました。
こんにちは。
ナイロビは、暑い季節の終わりが来ているようです。2月上旬こちらに着いた時は、真冬の日本から来たせいか、とても日差しが強く感じていましたが、2月終わりのこの2日ほどは、雲が多く、少しだけ風が涼しくなってきたような気がします。
大干ばつが続く中、ケニアでは例年3月半ばあたりに始まる大雨期を前に、地元の人たちの期待が高まっているように思えます。
遠くから雨雲が近づいていることを肌で感じているのか、とにかく強い口調で、雨期は「Very soon!Very soon!」やってくる、と何人かが言ってました。都会にいると感じづらいですが、「田舎の乳牛が死んでしまった」という話を身近に聞くと、他人事ではありません。早く雨が始まり、しっかりと大地をうるおして!と願うばかりです。
さて、こちらの写真は気に入って泊まるナイロビのゲストハウスの建物と空です。湿気が少なくカラッとした空気を感じられるでしょうか。日本のような四季はありませんが、ケニアでもこんなふうに季節が動いています。
こんにちは!
こちらケニアでは、暑い季節でも基本的には紅茶は、ホットのミルクティーが主流です。
ナイロビ滞在最初の週末に、ローカル食堂にて、軽食をいただきました。ケニアではどのようにして、紅茶が準備され飲まれているのか、興味を持っている方も多いようです。
というわけで、気持ちのよいオープンエアのちょうどお客さんがまだ入っていローカル食堂で、スマホを取り出し撮影してみました。
こういったローカル食堂や一般家庭では、水と牛乳を手鍋に入れて沸騰したところに、茶葉を投入。火を弱め、おたまでくるくるかき混ぜ、茶こしを使って、出来上がったミルクティーを魔法瓶に入れます。
ティーポットを使ってストレートティーを抽出してから、お好みでミルクを入れるスタイルは、ありません。製茶工場や紅茶関連のオフィスなどは、そのようにして紅茶の味を楽しみますが、業界に限られた少数派と言っていいと思います。すでにミルクティーになっている状態で提供されるのが、ここでは一般的。お砂糖はお好みで調節します。
下町などの安~い食堂では、水の割合が牛乳より多くてシャビシャビなミルクティーが出てきますが、私が入ったところは、標準的でした。一緒にオーダーしだチャパティには、細かい人参が入っていて、なんだかお得な気持ちになりました。このふたつで90シリング(約100円ちょっと)。
ちなみにミルクティー(紅茶)は、スワヒリ語でchai(チャイ)、スパイスの入ったチャイは、masala chai(マサラ・チャイ)と呼びます。
こんにちは!太陽が燦燦と降りそぐナイロビに来ています。
コロナになってから、カタール航空のフライトスケジュールが変わり、ドーハ乗り継ぎ約12時間、夜中にナイロビに到着というのが続いています。今回も、夜の11時40分ごろにナイロビに着陸しました。
以前、駐機場や飛行機の写真などは軍事機密だとかで写真撮影はするな、と怒られましたが、このごろはスマホの普及で、多くの乗客は自撮りしながら飛行機を降りたり、機体をバックに記念撮影などしています。
さて、季節はというと、昼間は紫外線がかなりきつめ、日本と逆で、気温も高く真夏のケニアです。シャツ1枚で過ごせる快適な季節で、真冬から来た者にとっては、ありがたい気候です。
こちらの様子などは、SNS(インスタグラム)に時々アップしています。ぜひ、@mt.kenyateaをフォローしてみてください!
こんにちは!
暦の上では立春。とはいえ、まだまだ冷え込みが厳しいですが、今朝も私の定番「ケニア山の紅茶」で心身共に温めました。今日は、紅茶を入れた缶の底のほうの、いつもよりも細かい茶葉が多く入ったせいか、一段と味わい深い抽出となりました。細かい茶葉(もはや茶葉なのかパウダーなのかというサイズの茶葉)は、「グレードが低い=おいしくない」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。紅茶はもちろん嗜好品ですから、それぞれのテイストはあります。ですが、私はこの細か~い粉のような茶葉に、ケニア山の美味しさが詰まっているような気がします。
さて、先日のブログで、ケニアのビール・ラベルに描かれているケニア山頂付近の雪のことを書きました。ケニアつながりの親切な友人が、彼女のラベル・コレクションの写真を送ってくれたので、ここにシェアいたします。おとなりタンザニアのキリマンジャロ(アフリカでいちばん高い山、標高5,895m)のラベル3枚の、おまけつきです。かの有名な文豪の小説のタイトルを思わせるタンザニアのラベル。そこにはキリンちゃんもいて、なんだか笑顔を誘うラベルたちです。どうぞご鑑賞ください!!
ちなみに「親切」のスワヒリ語は、「wema」。「親切な人」は「mwema(ムウェマ)」です。
今日もひとつ、お勉強になりました。
こんにちは。
この冬、カイロの消費量、自己最高記録を更新中です。
さて、日本と季節が逆のケニアは、この時期は真夏です。そんなケニアの人たちが、日本の季節(冬)に興味をもって聞いてくるとき「バラフは降るのか」と言います。barafuは、アイス(氷)というスワヒリ語。空から冷たい氷のような何かが降ってっ来るイメージなのでしょうか。ふつうにケニアで暮らしていたら、まず雪の体験できませんが、雹が降る地域もありますので、そちらの感覚だったのでしょうか。
実際、雪というスワヒリ語はあるのか。英語=スワヒリ語の辞書で、snowを調べると、theluji(日本語的発音で、セルージ?)と出てきます。たとえば国語としてスワヒリ語が正しく話されるタンザニアの人たちは、雪をバラフと言わずにセルージと言うのか…?(調査が必要ですね…!?)
ところで、ケニア山(5199m)の頂上付近には降雪があります。一般的なケニア山の登山では、雪に覆われた最高峰は目指さないようで(登山が困難で危険)、登りやすい別の峰を目指していくようです。ちなみに、White Capというケニアのビールのラベルは、雪で覆われた頂上付近のケニア山の絵が描かれています。スミマセン、写真はありませんので、よかったら検索して、どんな絵なのか見てくださいね~。
こんにちは!
気づけば1月も半分。すっかりお正月気分はなくなり、通常モードですね。
といいながら、話を元旦に戻しますが、実業団の駅伝などでケニア人ランナーをテレビで見て、足長いな~、早いな~と感じた方も多いと思います。ケニア好きでしばらくケニアに行けていない友人から(インターナショナル区間をテレビ観戦して)「なんか、たくさんケニア人を見ることができて、うれしかったわ~♡」とメッセージが来ました。「目の保養ですね」と返事した私^^。
さて、こちらの写真は数年前に、ケニア国内の予選かなんかがナイロビ郊外で行われ、見学したときのもの。陸上クラブのほか、警察や軍隊のメンバーが参加して走りを競っていました。
ナイロビの標高は、たしか1,700m。そこを全力で走るアスリートたち…。ケニア人ランナーがなぜ早いか、という本や文献はたくさんあると思いますが、高地トレーニングが日常だったら、そりゃまぁ、強くなりますよね(陸上クラブがあるような有名なトレーニング地の標高は2,000mより上ですから、ナイロビで走るのは彼らにとっては、ちょっと楽なのかも?!)。早い要因は、もちろん標高だけではなく、現地のさまざまな事柄が絡み合って、トップクラスのアスリートを生み出しています。それについては、だいぶ昔に丸川さんが書いた「ケニアからの手紙Vol16」にもありますので、読んでみてください。
というわけで、今日のお題の「キンビア(kimbia)」は、スワヒリ語で「走る」という意味です。
今後はただケニアについて書くだけでなく、何かひとつでも自分の勉強になるように、やっていきたいなと思っています。
こんばんは!年末年始は1週間もお休みをいただき、ありがとうございました!今日が仕事始めでした。
さて、今年の私の抱負は「とらわれない」!?
大みそかにポカをやりまして、年越しそばを食べそびれました。でも、それについてネガティブにならず、前向きにとらえたら、こういう抱負になったのです。というのも、冷凍の年越しそばを準備していたのにもかかわらず、冷凍のまま茹でるのだと勝手に思いこんでいました。が、いざ茹でようと準備方法を読むと、解凍してから茹でるのだと…。
というわけで、前日の残りのウガリとマイニのカランガ(レバーの炒め&シチュー)を大みそかにいただきました。細く長くを願う「年越しそば」ならぬ、手でコネコネ(オトンジ)の「年越しウガリ」となりました。好物を一年の終わりに食べられたということに感謝し、2023年を迎えました^^
ちなみに元旦の夜も、またまたウガリを作って「このウガリおいしい~♡」と日本にいながらケニアを味わいました。
※一連のウガリの粉は、前回のケニア訪問の際、丸川さんの奥さんからいただきました。彼女の田舎の畑で収穫したメイズを挽いた、オーガニックなウガリの粉です。スーパーに売っているような精製された白いウガリと違い、味があるんですよ~。
新しい年・2023年が始まりました!
昨年は、新型コロナウィルスが収まりそうで収まらない中、イベントなども再開、久しぶりに対面での紅茶&ケニアのPRができ、充実の一年となりました。お茶とケニアがつないでくれたご縁により、新しい出会いもありました。これもひとえに、みなさまのご支援とご愛飲のおかげです。心よりお礼申し上げます。ありがとうございます。
私たちはこれからも、ケニアの紅茶農家さんたちと日本のみなさまをつないでまいります。今年も、日常のホッと一息・ティータイムに「ケニア山の紅茶」をどうぞよろしくお願いいたします。
Anytime is teatimeをモットーに、健康で笑顔あふれる一年になりますように!
こんにちは!
12月のイベント情報です。
◎オーガニック&ナチュラルマルシェ~inセラピーライフスタイル総合展
開催日:2022年12月16日(金)・17日(土)
開催時間:10:00~18:00
開催会場:東京都立産業貿易センター 浜松町館4階
(東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝)
※事前登録にてご来場ください。詳しくは→こちら
みなさまのお越しをお待ちしております!
こんにちは!
12月も半ばを迎えようとしています。
なにかとあわただしい時期ですが、20%OFFにてお買い物ができるクーポンを、期間限定にてプレゼントいたします!
12月16日(金)12:00〜12月18日(日)23:59
当会のWeb Shop BASE、商品購入画面でクーポンコード「base10xmas」を入力してください。
どうぞご利用ください!!
こんにちは!
「紅茶月間」の11月は、アフリカ布のコースターをプレゼントしています。おかげさまで、残りもわずかとなってきました。このコースターの作り手さんたちのこと、インスタグラムとTwitterではアップしたのですが、SNSユーザーではない方たちにも知っていただきたいと思いますので、ご紹介いたします。
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フローレンスは 5 人の子供を立派に育てた(一番下は未だ高校生ですが)朗らかなお母さんです。
自分の洋裁技術を活かして女性達の自立支援をしたい、というかねてからの望みを叶えて、今は女性グループ
(NWOD)の運営をしています。現在はコロナ禍で仕事を失ったり、学校を辞めた若い女の子達約 10 人が彼女の工房に通い、ミシンの使い方を習い、小さな仕事を請け負って、少しばかりのお小遣いを稼いだりしています。
ロイスはその女性グループの一員ですが、洋裁学校出身で腕は確か。根気強く、真面目で、働き者の若干 24 歳です。早くにお父さんを亡くした後、長女であるロイスは、4 人の弟妹達の学費と生活を自身のテイラー技術で支えています。
2022 年 3 月、フローレンスとロイスは二人で独自のブランド「 Maro Tica Uganda」 を立ち上げました。カラフルなアフリカンファブリックを使って洋服や雑貨を作って、自分たちの生活向上を目指しています。Maro Tica とはウガンダ北部の言葉で Love to Work を意味します。
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小さな手作りコースターですが、ティータイムを彩る素敵なアイテムです。すでにお持ちの方は、どうぞ、かわいがってあげてくださいね。そして「紅茶月間」の11月が終わっても「いつでもティータイム~Anytime is Teatime~」をモットーに、心もからだもぽかぽかあたたかくなってくださいませ。
※Web Shop BASE限定の10%OFFクーポンを配布中(11月25日~11月27日23:59)。
商品購入画面でクーポンコード「base10th」を入力してください。
11月1日は「紅茶の日」。
そして11月いっぱい「紅茶月間」ということで、「ケニア山の紅茶」をお買い上げのみなさまに、アフリカ布のコースターをプレゼントいたします。
こちらのカラフルでキュートなコースターは、ケニアのおとなり・ウガンダの女性たちが、彼女たちの自立を目指して手作りしたアイテム。ケニアの紅茶をいただきながら、アフリカの大地に思いを馳せていただけたらと思います。
いつもご愛飲くださっているケニア紅茶ファンのみなさまは「いつでもティータイム ~Anytime is teatime~」で、紅茶を楽しんでいらっしゃると思います。そしてケニアの味にまだ出会っていない方や、紅茶に興味がある方、おいしいお菓子と合う飲み物をお探しの方にも、ぜひ手にとっていただきたいと思います。
温かい飲み物がますますおいしく感じられる季節です。
これを機にどうぞ「ケニア山の紅茶」をおためしください。
お買い物はこちら Web Shop BASE
こんにちは。11月のイベント情報です。
今年は多摩動物公園アフリカ園が開園し、60周年を記念する年です。ぜひご来園いただき、アフリカを身近に感じてください。
私たちは、ケニア共和国大使館と、ケニア発陶器のアクセサリー販売のChuuiさんと一緒に出展いたします。
日時:2022年11月5日(土) 11時30分~16時
11月6日(日) 9時30分~16時
場所:多摩動物公園 正門前広場から続く通路
※雨天時:ウォッチングセンター1階
おいしい紅茶の店認定店舗数が、日本一の尾張旭市で開催される紅茶のイベントです。My試飲カップをお持ちのうえ、ご来場ください!
日時:2022年11月13日(日)10時~16時
場所:尾張旭市スカイワードあさひ
〒488-0883 愛知県尾張旭市城山町長池下4517番地1
紅茶の試飲とイベント限定品をご用意して、みなさまのお越しをお待ちしております!
こんにちは。10月のイベント情報です!
10月29日(土) 第一部:13時-16時 第二部:17時-20時
10月30日(日) 第一部:10時-13時 第二部:14時-17時
◆入場料 前売券のみ 1,500円 (完全入れ替え制)
※小学生以上はチケットが必要です。
◆開催場所◆
東京都立産業貿易センター台東館 6F
〒111-0033 東京都台東区花川戸2丁目6‐5
◆交通アクセス◆
東京メトロ・東武線浅草駅 徒歩5分
都営浅草線浅草駅より 徒歩8分
つくばエクスプレス浅草駅より徒歩9分
久しぶりの大きなイベントで、ワクワクです。
お茶好きのみなさま、Myテイスティング・カップを持って、どうぞご来場ください!
私たちは、定番250gの茶葉とティーバッグ、イベント限定紅茶やケニア雑貨をご用意してお待ちしております!
9月の初めのナイロビが思いのほか寒く、あまり冬着を持ってこなかったのは失敗だったな~と感じていました。ところがこの数日、やっと暗い曇り空が去り、太陽が顔を出してくれるようになりました。太陽よ、待っていました!という感じです。
例年ですと、6~8月の寒い時期のあと、9月になると暑くなるのですが、今年は違ったようです。みなが口を揃えて、今年は寒い、と。丸川さんのおうちでは、夜になるとジコ(炭で料理する火鉢のようなもの)が登場、部屋を暖めてくれました。
いつもお世話になっているゲストハウスの夜勤の方は、しっかりめのダウンジャケットを着ていましたし、外を歩く人たちも、きちんと防寒していて、改めて「アフリカは暑い」は、間違いというのを確認した次第です(というかこれほど大きな大陸をひとくくりにして、暑いというのは、無理がありますよね…)。
紅茶の産地・メルーでは吐く息が白く、訪ねた農家さんたちは「今年の大雨期は雨も少なく、いまは寒くて茶の生育が遅い(=収量が少ない)」と話していました。ここは標高は2,000mのエリアで、ナイロビよりも寒さが身に染みるところです。
この調子で9月らしい暑い天気が続いてくれて、10月半ばからの雨期が、例年通り来てくれますように!!
9月13日(火)、急遽祝日となった大統領の就任式は、ナイロビのカサラニ競技場で開催されました。朝から人が押し寄せ、スタジアムは午前7時には満席になったと、テレビでやっていました。60,000人収容できるスタジアムが早朝に満席ですって!なんとまぁ、ヒマ人…いやいや、熱狂的な人たちだろうと感心しつつ、テレビも生中継でスタジアムの様子を放送していました。
その日私は、ギドンゴ製茶工場と紅茶農家さんを訪問していたので、ナイロビがどんな様子だったのかは、リアルタイムで見ていなくて、夜のニュースで少し見ました。会場に集まった人たちは、新大統領の支持者のようで、興奮しているようでした。私の狭い行動範囲内で、新大統領のことを聞いてみましたが、「彼は親の七光りではない、一般家庭に育ち苦労をしてここまで来た、何かやってくれるに違いない」という期待派と、「政治は常に腐敗していて、同じことの繰り返しだろう」という期待しない派の両方がいるようです。さてさて、これからどうなるのでしょうか…。
こんにちは。
ケニアではコロナの状況とか、エリザベス女王の逝去についてどんな反応なのかとか、疑問をなげかけられましたので、私が見えている範囲で書きますね。
まず、ケニア入国時。コロナワクチンを2回接種している証明書の提示が求められました(成田の出発では、その他QRコードの提示を求められたのに、ケニア側ではチェックされず…)。少し前にケニア入国の条件が緩くなったようで、ワクチンを2回打っていて、かぜなどの症状がなければ、陰性証明書の提示だけで入国OKのようです(ビザは要ります&最新情報をご確認ください)。飛行機内ではマスク着用は必須でしたが、外に出てみると、マスクをしている人のほうが少なかったですが、ホテルのスタッフは、マスクをしていました(陽性率はこのところ低いです)。
というわけでこちらに来てから、私はほぼマスクをしていません。最初はなんだかスースーして違和感がありましたが、早々に慣れました。いまとなっては、マスクをすると、顔に何かが当たっている感覚に違和感を覚えます。
そして、エリザベス女王の逝去のこと。あの日のニュースは、こちらの夜のニュース速報となりましたが、それ以降はあまり取り上げらている様子はありません。というのも、ほぼ同じ時期に新しい大統領が決まり、国会のことや就任式の話題でもちきりだったからです。イギリスのことより、ケニアの大統領や国会のことは、ケニアの人たちにとってより身近な事柄なので、そうなのかもしれないです。
一応、いつもお願いしているタクシーの運転手さんに聞いたところ、女王がなくなったことすら知りませんでした(夜は疲れて早々に床に入るとか…)。それでも、エリザベス女王がかつてプリンセスだったころに泊まった、かの有名なTree Top ロッジや、その際訪れたという地方の教会の関係者が話していたのをニュースで見ました。イギリス植民地だったケニアですが、関係者以外は、そんなに関心を寄せている感じがない、というのが私の印象です…。
R.I.P.