プリペイド自動販売機

「携帯電話のなかった時代は、どうしていたんだろうか…」と思うくらい、ケニアでも携帯電話が普及していて、携帯でおしゃべりしている人をよーく見かけます。都市部の富裕層は日本と同じくスマートフォンを使いこなして、電話だけでなくネットも楽しんでいるようです。

 

日本では年間契約で料金後払いですが、ケニアはプリペイド方式が主流です。小さなキオスクや路上のカード売りからスクラッチカード買ったり、M-pesa(モバイルマネー)に預金してあれば、そこから購入もできます。庶民はスクラッチカードで、携帯に入金します。私がナイロビにいるときは、路上でカードを売るおねえさん(ケルボちゃん)のお得意さんになっているので、困ったときは助かります。「1000シル送って。あとで払うから」とSMSを送ると、数分後には送ってくれます。

 

この2月にケニアに行ったとき、焼き肉屋(ニャマチョマ=ヤギ肉焼肉)Sagretで見た自動販売機は、携帯に入金してくれるマシーン。画面には携帯電話会社のアイコンがあるので、自分の使っている会社のボタンを押し、携帯番号と金額を入力、現金を挿入すると、数分後には指定した携帯に入金がある、というしくみ。

 

だまされても、まぁいっか程度の金額・50シル(約50円)を買ってみようと、やってみました。レシートが最後に発券されたので、これが支払った証拠になるんでしょうね。やってみると、すぐには携帯に入金が来なくて「えー?やっぱりこういうのは信用できないのか~?」と思いましたが、ちょっと遅れて15分位してから、メッセージとともに、入金がありました。ホッ。