紅茶の入れ方@すのうべるさん

Jambo!
ひさこが2月にケニアで楽しく過ごしている間、東京事務所で1人さびしくお留守番していたあきこです。

イベントへの出店はお休みしましたが、ひさこの代打として「おいしいコーヒーと紅茶のいれ方・勉強会」に参加しました。
場所は以前ブログでもご紹介した「カフェすのうべる」さん、心の病を抱えながら、社会との繋がりを持ち、地域で楽しく暮らしていきたいという方々が活動していらっしゃいます。 こちらのカフェでは、おいしい飲み物やオリジナルのおやつがいただけますよ。

前回同様、カフェのスタッフさん対象の勉強会で、まず最初はコーヒーのいれ方について、当会もお世話になっているBeans' Actの蜂谷さんにご指導いただきました。


3人のスタッフさんに、いつものやり方でコーヒーを入れてもらい、みんなで試飲。その後は蜂谷さんから、よりおいしく入れるコツをご教示いただきました。
同じ分量の豆なのに、いれ方…つまり、コーヒー用のドリップポットから出るお湯の高さ・スピード・豆の蒸らし加減など、3人三様で味が微妙に違っていました。
機械がいれたコーヒーはいつでも同じ味ですが、一人一人が心を込めていれてくれるコーヒーは、一杯ごとに味が微妙に違います。 コーヒー専門の喫茶店だったらいつも同じ味の方がよいかもしれませんが、お店のスタッフさんの個性がコーヒーに表れているのも、つながりを大事にするカフェに通う楽しみの一つだなぁと、勉強になりました。

 

そんな発見に感動しているうちに、いよいよ、ひさこの代打としてワタクシが登板。 まずは、一人のスタッフさんから、いつも通りのいれかたを見せてもらいました。
さて、できあがりは…
「美味しくできてます!」パチパチパチ、以上。
そうです、簡単で美味しくいれられちゃうのが、「ケニア山の紅茶」なのです。
このあとは、私がケニア式のいれ方をお見せして、ところどころ、よりおいしくなるコツをアドバイスさせていただきました。


最後にスタッフの皆さんから質問タイム。「 アイスティーにするときのクリームダウン(白濁すること)、なんとかならないか?」と、ご質問をいただきました。
タンニンが多く含まれるケニア紅茶でアイスティーを作ると濁ってしまうことがあり、クリームダウン現象と呼ばれています。これは適確な解決策がないので「しょうがない」んですよね~(笑)、って、そんな回答しかできませんでした…。おいしい味は変わらないのですが、お店としては見た目も大事ですよね。防止対策としては、いれたてのアツアツ紅茶を、氷がたっぷり入ったコップに「一気に入れて」冷やすことが、ポイントです。濁ってしまったら、お湯をちょっと入れると、もとにもどります。
…と、質問にきちんとした答えができないまま、こんな時に相棒ひさこがいればなぁと、心細くなったあきこでした。終了後に、すのうべるさんからおみやげでシフォンケーキとカップケーキをいただきました。家に帰って食べたら、おちついて心が温かくなりました。スタッフの皆さん、ありがとうございました。