2014年8月18日 紅茶農家&茶葉集荷場の訪問

交友会が買い付けしているギドンゴ製茶工場には、工場の株主である約5500人の生産者さんが、自分たちの所有する畑から摘んだ茶葉が持ち込まれています。茶葉はバイイング・センター(またはコレクティング・センターとも呼ばれる=茶葉集荷場)に集められ、工場のトラック(リーフ・カリアー)が茶葉を工場に運びます。
私たちは定期的に工場と生産者さんを訪問し、日本のみなさまがこの紅茶を愛飲していることや、農薬不使用の重要性をお伝えしています。
 
今回も、3人の生産者さんの茶畑&ご自宅、3か所のバイイング・センターを訪問しました。訪ねた生産者のみなさんはとても歓迎してくれました。自宅でとれたバナナやサトウキビなど、「ほれ、たくさん食べなさい」とふるまってくれたり、集荷場に集合し、歓迎の歌を歌ってくれたり!
ケニアでは白人を(アフリカ人とインド人以外の肌の色が薄い人たち、私たち東洋人も含め)「ムズング」と呼びます。外国人が珍しい地域なので「ムズングが来た~」と、子どもたちが遠まきに私たちを見に来る姿を見て、あきこが決意しました。

「私とひさこは、ギドンゴ紅茶のイメージガールになる!」

いつの日か、ケニア紅茶と言えば「ひさことあきこ」、っていうくらい私たちが世界的に有名になって、ギドンゴ地区のすべてのバイイング・センターを訪問、「ここにあの二人が来たことがある!」って話になればいいのに~ってあきこは思ったわけです。
もちろん、ひさこはこの話を黙殺していましたが。

 

8月は気温が低く、茶の成長もゆっくりめ。茶摘みは2日おきに行われます。生産者さんは空いた時間を利用してほかの作物を作ったり、自分たちのコミュニティ活性のため勉強会を開いたりしています。
今回は、バイイング・センターでの勉強会にお邪魔させていただきました。丸川さんから生産者のみなさんへ、美味しい茶葉を育ててくださっているお礼と農薬不使用の再度のお願いをしました。
この生産者さんたちが、農薬不使用の意味を理解し、安全でおいしい茶葉を育ててくれているおかげで、残留農薬検査では毎回「検出されず」となっています。ありがとう!!
これからも交友会は、ケニアの生産者のみなさんと日本のご愛飲者さまの懸け橋(=イメージガール)になり、美味し紅茶をお届けしていきます。

明日は、ナイロビに戻ります。

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