あきこ一家は、プムワニ診療所から帰宅後、飛行機が出発する時間までダクタリの自宅で待たせてもらいました。
夕方、あきこがケニア大使館に勤めていた時の女性外交官、ヘレンさんが会いに来てくれて15年ぶりの再会!「お互い年を取ったわね~!見て、このおなか!」とおばさんトークで盛り上がりました。そして、ヘレンさんの携帯を借りて、かつて日本に駐在していたケニア人友人に電話をかけてあいさつしました。みなさん、お元気で何よりでした。
さらに、ひさこの夫の母(つまり義母)も、私たちに会いに来てくれました。彼女は敬虔なクリスチャンなので、私たちの旅の安全をお祈りをしてくれました。
火災後の空港では出国便の様子がわからないので、早め到着するため夕飯を食べずに出発。ひさこのお気に入り個人タクシー運転手・サイモンさんを事前に予約して迎えに来てもらい、おしゃべりしながら空港へ向かいました。携帯電話が普及しているケニアでは、お気に入りのタクシー運転手さんに直接電話して「今どこ?来て!」が、可能です。フランシス君と「日本っていいよね~!」って、お互いの愛車(もちろん日本車)の自慢話やお気に入りの電化製品(もちろん日本製)、家族やサッカー、政治の話と、おしゃべりが止まりません。日本人同士はふつう、初対面の人と自分の家族のことや政治ネタでおしゃべりしませんよね。私も、これがしゃべりおさめ!と、いっぱいおしゃべりしました。私たち日本人も、知らない人同士がその場で楽しくおしゃべりできれば、陰湿ないじめや心の病気がなくなるのに…と思います。
ナイロビでしゃべりおさめ、といいつつ、ドバイ行の飛行機の中では、隣の席にモスクワっ子が座ったので、二人で楽しくおしゃべりして過ごしました。そういえば、行きのドバイ→ナイロビ便で隣の席はバルセロナっ子、英語とスペイン語のごちゃまぜでおしゃべりしたっけ。日本に戻ったらいつも無表情で、道で誰かと目と目が合ってもニッコリしちゃいけないんですかね~?いや、やってもいいでしょう!知らない者同士でもニッコリしておしゃべりしましょう!
というわけで、無事に帰国しました。あきこにとって、15年ぶりのケニアはすべてが楽しかったです♪アサンテサーナ、ケニア!
帰国便 エミレーツ航空でドバイ経由
8月23日(金)22:50JKIA発 EK00722便 24日04:50ドバイ空港着(5時間)
09:35ドバイ発 EK0312便 25日00:01羽田空港着(9:26)