旅行会社さんにタクシーを半日貸切で手配してもらい、子連れで楽しめるナイロビ観光名所を回ってきました。
1)ナイロビ鉄道博物館 Nairobi Railway Museum
ナイロビ駅の奥にあります。私たちが朝一番&唯一のお客さん。ケニア人ドライバーさんも「ここに来たのは初めてだよ!」と言っていました。イギリス統治時代に建設された鉄道の歴史や機関車などが展示されています。子どもたちは、一台一台に乗り込み、楽しんでいました。
2)ジラフセンター Giraffe Centre
保護しているキリンにエサをあげることができます。口移しでエサを与える「キリンキス」もできますが、私たちは丁重にお断りしました。子どもたちには、地面に落ちたキリンのエサを食べにくるイボイノシシのほうが、気に入ったようでした。
3)シェルドリック動物孤児院 Sheldrick Elephant Orphanage
親とはぐれたり死別した子どもゾウを保護しています。一頭ずつ名前とどこで保護されたかなどを紹介してくれるのですが、英語のわからない子供たちはすぐに飽きてしまいました。「マサイマラでゾウはたくさん見たからもういいよ~!」、って…。
4)ナイロビ国立博物館 Nairobi National Museum
ランチをナイロビ博物館にあるヨーロッパスタイルのカフェで食べたあと、まずは隣接で別料金の「スネークセンター」を訪問。ここでは、ヘビ、ワニ、カメを飼育展示しており、子どもたちは大興奮!
8月は学校がお休みなので、ケニア人学生もスクールバスを使って地方から修学旅行で来ていました。ヘビを見て「キャーキャー」騒いでいる小学生たちは、ときどき私たちガイコク人をチラっと見ては「クスッ!」。
勇気ある高学年の男子学生は「チャン・チャン?」と、中国語っぽい言葉を投げかけてきます。ウチの息子たちも「チャンチュンチョン!」と、意味不明な中国語っぽい言葉で返してニヤリ。お互い話が通じたと思っているなら国際交流成功!
そのあと、小さな伝統的薬草ガーデンを見学。いわゆる雑草を展示していますが、この雑草こそがケニアの伝統的なお薬!日本でも見かける「カタバミ」が薬草だとは知りませんでした。みなさんも、ぜひ葉っぱを食べてみてください。薬草の試食で楽しく時間をつぶし、ようやく博物館を見学。
思ったより広くて時間がかかりましたが、勉強になりました。
博物館の後は、ナイロビ中心地にあるショッピングモールによってもらい、最後の買い物。テロ対策として警備員が、駐車場に入る前に車のトランク内と鏡で車の裏側をチェック。モールの中に入る際も、金属探知機で男女別に検査されました。
15年前に比べるとスーパーには何でもそろっているし、人々の生活はずいぶんと豊かになったのだなと思いました。それでも、路上にはあいかわらず商品を片手に持って、渋滞車の間で商売するケニア人もいて、しかもその商品が15年前と変わらず、新聞やスナック(けっこう売れてる)、はたまたなぜだか「ケニア国旗」だったりして(ひさこが買ってきた)、人間観察も楽しめるのがケニアなのです。
夕方にホテルに戻り、ナイロビツアーは終了。明日の夜に日本へ帰国です。