道路上

ナイロビのKICC屋上からの眺め
ナイロビのKICC屋上からの眺め

こんにちは。

昨日6月17日、ケニアはイスラム教のお祝い(Eid al- Adha、犠牲祭)で、祝日だったようです。月曜日がお休みで、長い週末でしたね。

 

さて、身分証明として活躍する運転免許の更新に行き、講習を受けてきました。日本では、信号のない横断歩道に歩行者がいたら、一時停止し、渡ってもらうのが義務だそうです。先日、信号も横断歩道もない所でしたが、車に先に行ってもらおうと待っていたら譲ってもらえました。会釈をして、気持ちよく横断させてもらいました。譲ってもらい、悪い気持ちにはなりませんね。

 

ところで、ケニアだけではありませんが、道路上は危険がいっぱい。ケニアでは、横断歩道や青信号(信号があって稼働していても)信じてはいけません。自分の目で確認、周囲の人や状況も含めての判断が必要です。歩きスマホなんてもってのほか!

 

そんな危険がいっぱいのケニアの道路上でも、親切なドライバーはいます。その割合が、このところ増えてきたような気がします。「急いで行っても大して変わらない」とか思うようになったのでしょうか。ドライバーたちの気持ちに余裕がでてきたのか知りませんが、どちらにしろ、思いやりを送る側も、受け取る側も、気分がいいですよね。日本では会釈でお礼をするのが一般的だと思いますが、ケニアでは手をあげたり、親指を立てたり、ついでに笑顔も飛ばします。ドライバーも笑顔を返してくれたら、なんかほんとにほっこりしちゃいます。

 

東京で道を譲られ、ケニアのことを思い出すとき、国や人種が違っていろんなヒトがいるけれど、同じ赤い血が流れている生き物なんだよなと、思います。