こんにちは。
先日、所沢のちょっと先へ行ってきました。バスに乗り、目的地へ向かっていた途中の少し開けたところで、なんと富士山の上の部分を見ることができました。建物やなんやらで、すぐに富士山が見えなくなりましたが、思いがけず富士山が見え、なんかいい日(Good day~)になりました。日本一の高い山、不思議な力がありますね~。
ご存知、ケニアで一番高いのはケニア山(Mt. Kenya、5,199m)。普段は雲に覆われ、なかなかその姿を見ることができません。ケニア山の周辺(特に東側を通過するとき)、地形や角度のせいか、どこからでも見えるわけではないと思っていました。が、前回のメルー訪問の帰り、いつものMeru~Nairobiハイウェイを通ってナイロビに向かっていると、なんとムエア(Mwea、ケニアの米どころ)でその姿を拝むことができました!動く車中からスマホでの撮影だったので、あまりキレイではないのですが…数枚撮ることができたので、ここにシェアいたします。
個人的に、ナイロビからメルーに行くときは、エンブを過ぎたあたりから「ケニアの頂上、見えないかな~」と山側(向かって左側)を注視しますが、帰りとなると、もうすでにメルーのいい空気と美味しい紅茶を堪能したあとなので、それほどケニア山欲?もなくなります…。が、今回は、これまた思いがけずケニア山のかなりの部分を、しかもムエアで見ることができ、こんなことってあるんだな~とうれしくなりました。
さて、このエンブあたりから、また別の山が見えます。標高は2,145mのキリマンボゴ(Kilimambogo)です。国立公園(Ol Donyo Sabuk National Park)の中にあるようです(私は通り過ぎたことしかありません)。この名称キリマンボゴを分解すると、kilima=スワヒリ語で丘、mbogo=キクユ語でバッファロー。標高が2,000mもあるのに「バッファローの丘」と名付けた地元の人たちって一体(ちびまるこちゃん口調で^^)…。やっぱりケニアンはジョークが大好きなんだな~と思います。こんな大きな大陸に生まれ育つと、空間の感覚が、桁違いになるのでしょうか。島国・ジャパンにいては、なかなかわからないですね(※個人の感想です)。ところで、この2,000mの山が「丘」で、お隣タンザニアのキリマンジャロ(アフリカ最高峰、5,895m)も「丘」だったら、3,776mの富士山も、アフリカ大陸の人にとっては、丘なのでしょうか!?
余談ですが、ムエアから見えたケニア山について、うちのケニアンに写真を見せて話したところ、それほど珍しくない、みたいにさらりと流されてしまいました…。