こんにちは。
一応、ケニアの小雨期は10月中旬~12月ということになっています。気候変動が今のように大きな話題になる前は、ケニアの人に聞くと、予定通り来ても来なくても「10月中旬が小雨期の始まり」と答える人がほとんどでした(記録をとっているのか思うくらい、自信満々に答えます)。
さて、今年は9月初めあたりに季節外れの雨がいっとき降ったらしく、小雨期が早めにやってきたのかと思った人も多かったとか。それと、ケニアの気象庁や世界のお天気関連の機関が、エルニーニョ現象発生のため、ケニアに大雨がやってくる、準備しろという警告を出しました。農業に携わる人たちは雨がやって来るならばと、畑を耕し準備をしたそう。通常であれば、10月半ばの小雨期に合わせて畑の準備をするけど、そういう理由で9月に畑を準備したのに、そのあと結局雨が続かず、あれ?という状態で待っていたみたいです(エルニーニョの大雨来る来る詐欺?!)。それと9月に降ったフライングの雨のあと、9月・10月にしては暑すぎたようで、多くの人たちはこの気温はおかしい、暑すぎる(Jua Kali=暑い太陽)と話していました。
「たしかに10月初めのナイロビにしては暑すぎるな~」と感じていたら、だんだん雲が増えてきました。気温が高すぎた日の夕方あたりなんかは、通り雨を体験するなど、だんだん雨の接近を感じられるようになりました。そして、先週末、多くのケニアンが言うように、雨雲から雨が落ちてきました。土曜日の朝の冷たい雨。それとこの月曜日はEastern Bypassを東に向かって移動していたら、向こうに雨雲が見えました。ちょっと撮影してみましたので、動画をご覧ください。
夜中から明け方にかけて降ってくれると、都心に通勤しているような人たちにとっては理想的な降り方かな。でも、ケニアは農業国。まずは畑第一で、適量が降ってくれることを祈ります。お空のことはどうにもできませんが、降ってきたら「恵みの雨」と、ありがたく受け止めます。