こんにちは。
今日は敬老の日。ハッピーマンデーに合わせて、9月の第3月曜日に設定されていますね(ひと昔前は、9月15日でしたね~)。
ケニアでは、このような国民的な祝日はありません。
以前、メルーの田舎で、ケニアのおばあちゃんに感謝を伝え、ご長寿を祝う会におじゃましたことがあります。それは、おばあちゃんの娘や息子たちが主体となって企画された、ご近所あげてのつどいでした。おばあちゃんと、彼女の同年代の近所のおばあちゃんたちを囲み、手作りのごちそうを一緒に食べ、歌や踊りを披露、最後にプレゼントを渡すというものでした。
おばあちゃん1人だけでなく、同年代のおばあちゃんもご招待するのは、娘・息子たちが小さかったころ、近所のみんなで子育て・子守を協力して助け合っていたということから、おばあちゃんたちみんなにありがとうを伝えたい、という思いからだそうです。日本の「敬老の日」みたいな定められた祝日は、ケニアにはないけれど、こころのこもった企画で、それぞれのタイミングで感謝の気持ちを伝えるのもいいなぁと思います。
ちなみにその時のプレゼントは、あったか毛布でした。メルーは山のふもと、標高もあり、寒いシーズンは、芯にこたえる冷え込みがやってきます。そんなときに、活躍しそうな毛布でした。
前にも書いたかもしれませんが、ケニアでは「Old is Gold」なんて言ったりします。古いものや年齢を重ねることは、ゴールドのように価値のある、貴重なことなのだという意味で使うんでしょうね。