こんにちは。
こちらはだいぶ古い10数年前の写真ですが、かつて参加した走るイベント「ナイロビ・マラソン」のときのもの。マラソンとはいっても、一番長い距離のレースでも、ハーフの21kmでした。私は10km走に参加し、その面白さに目覚め、その後も10km走や「ソトコト・マラソン」(こちらも長くて21km)などにも参加しました。記録作りというよりは、楽しく走るほう優先で。
ナイロビで走る魅力は、あの車が多く渋滞のひどい市内の大きな通りが、交通規制され、参加者だけが道路を占領できるという解放感が体験できること。当時一緒に走ったメンバーは、現地で友達になった日本人やケニア人。参加者がもらえるお揃いのTシャツを着て、スピードは全然ないけど完走できたという喜びを、体の痛みとともに味わいました!
さて話は変わって今年のナイロビマラソン。この7月2日に開催されたようです。ケニア人の友人が「21km走ったよ」と動画と写真(↓)を送ってくれました。彼女は、Mpesa(電子マネー)の代理店として店を構えず路上でサービスを提供する仕事をしています。しかも、いつも使っているゲストハウスの近辺を拠点としているので、デポジットや引出したいとき、ゲストハウスのロビーに来てもらって、安心して取引をさせてもらっています。そんな彼女はとても活動的で、週末はジョギングやサイクリング、ローラースケートなどを楽しんでいるそう。6月のナイロビ滞在時、ちょうど彼女がアシックスの靴を履いていたので「アシックスいいよね~。私も持ってるよ」などとおしゃべりをしていていました。彼女は履いているアシックスを指して「これはもうかなり古くて…。でもアシックスは走るのにすごくいい」と。私も時間があれば走りたいと思っているので、ケニア出張のときにアシックスを持って行きます。この会話をしていて二人の足のサイズが一緒と判明。「もう1ペア、靴が日本にあるのと、また安いのを買えばいいかな」と思って、後日、お古だけど私が現地で履いていたアシックスを彼女にプレゼントしました(もちろんちゃんと洗ってから、お渡ししました)。そしたら、この7月2日のナイロビ・ハーフにそのシューズを履いて参加したみたいで、送ってくれた動画をよーく見ると、たしかにあのアシックスの靴を履いていました。「この靴、走るのに最高!ありがとう!」とコメントを送ってくれました。「お古だったのに、こんなに喜んでくれて…」と、ジーンときちゃいました。
ナイロビの標高は1700m。かなりの高地です。日本からナイロビに着いて、いきなり走るとたぶん倒れると思いますが、チャンスがあったら、走るイベントに参加したいな~と夢見ております。