9月13日(火)、急遽祝日となった大統領の就任式は、ナイロビのカサラニ競技場で開催されました。朝から人が押し寄せ、スタジアムは午前7時には満席になったと、テレビでやっていました。60,000人収容できるスタジアムが早朝に満席ですって!なんとまぁ、ヒマ人…いやいや、熱狂的な人たちだろうと感心しつつ、テレビも生中継でスタジアムの様子を放送していました。
その日私は、ギドンゴ製茶工場と紅茶農家さんを訪問していたので、ナイロビがどんな様子だったのかは、リアルタイムで見ていなくて、夜のニュースで少し見ました。会場に集まった人たちは、新大統領の支持者のようで、興奮しているようでした。私の狭い行動範囲内で、新大統領のことを聞いてみましたが、「彼は親の七光りではない、一般家庭に育ち苦労をしてここまで来た、何かやってくれるに違いない」という期待派と、「政治は常に腐敗していて、同じことの繰り返しだろう」という期待しない派の両方がいるようです。さてさて、これからどうなるのでしょうか…。