こんにちは、ナイロビにいるひさこです。
前回、私が宿泊しているナイロビのゲストハウス近辺の様子などを書きましたが、補足を少し。
このエリアは、ナイロビ中心地から2㎞ほどのとても地の利がよい場所です。私のナイロビでの行動範囲は限定的ですので、小型犬の散歩やジョギングをする人を見かけるとは書きましたが、ナイロビに住む一般的なケニア人すべてに、このブームが当てはまるわけではなく、むしろコロナの影響で職を失った人たち、スラムなど住む人々は、小型犬を飼うどころでは、もちろんありません。前回お伝えした様子は、余裕のある層の人たちが比較的多いエリアでの話ですので、そのあたりをご理解いただけると幸いです。
さて、こちらでのワクチンの話を少し。
先進国がお金を出し合い、低開発国にワクチンを供給する枠組み「COVAX」。このおかげでケニアにもワクチンが入り、医療従事者や高齢者から、ワクチン接種が始まっています。
私がケニアに到着後、丸川さんの奥さまのお母さまが接種したと聞き「早い!」と驚きました。そして、ナイロビのゲストハウスに着いたときに、敷地内にあるクリニック前のワクチン接種用テントを実際に見たときに、改めて日本の遅れを感じました。
ケニア保健省のTwitterでは、毎日、感染者数や内訳、陽性率などを発表しています。あと、4月10日付のツイートでは422,021人がアストラゼネカのワクチンを打ったとありました。が、若い人たちの間では、ワクチンの副反応の情報をネットなどで見聞きし「もう少し様子を見たい」という慎重派もいるようですが、すでに1回目を済ませた人だと「あなたも早く打ったらいい」と推奨されます(一般の市民の優先接種は、58歳以上からが対象)。