ムエアを通過

「ケニア式ハイウェイ」は、ムランガ(Murang'a)に行く分岐点あたりで片側1車線となり、ここらへんから田舎らしい道になっていきます。大きなローリーが走っていると、追い越すのも一苦労。ニッサンの運転手は、追い越しは「腕の見せどころ」と勘違いしているのか、早く目的地に着いて休みたいのはよくわかりますが、追い越そうと必死です。私は助手席にいたので、心の中で「無理しないで~、安全運転よろしくね~」と祈っていました。

メルーに行く道は何度も通っても、飽きません。サガナ(Sagana)あたりは道路がボコボコだった記憶がありますが、今回はスムーズでした。川魚を売る人たち、マンゴーを売る簡易のお店がにぎわっています。

 

ケニア山を囲むようにして走る大きな道路の分岐点・マクタノ(Makutano)を右に折れ、お米の産地・ムエア(Mwea)に入ります。日本の援助で作られた大きな灌漑施設のおかげで、コメ作が盛んな地域です。拡張計画もあるようですし、今年8月にはナイロビでアフリカ開発会議が開催されるからか、立派な看板を発見しました(いままでなかったのが不思議…)。

 

また、ムエアは休憩エリアの定番です。ナイロビとメルーの真ん中あたりだからか、お米を田舎に買っていきたい人たちのために、バスやニッサンは、ほぼ停車してくれます。ここでソーダやスナックを買い、体や足のストレッチ。キオスクの周辺で売られているのは、ゆでたまごやゆでとうもろこし。ゆでたまごは、塩とカチュンバリ(トマトと玉ねぎ、コリアンダーを細かく刻んだもの)と一緒にいただくのが流行っているみたいです(買ったことはないです…あとの道のりで何かあっても怖いので…)。

 

米どころ・ムエアでひといきつくと、あとの旅をがんばれる感じです。 ~つづく~