11月25日夕方、Popeことフランシスコ法王がケニア・ナイロビに到着されました。世界中のさまざま地域で、テロや政治不安、民族紛争などで人々の平和が脅かされている今、ケニアも厳戒態勢でローマ法王をお迎えしています。
法王は、まずはスワヒリ語で、
”Mungu abariki Kenya!”
と、ケニアを祝福してくださいました!
ジョモケニアッタ国際空港到着後、大統領官邸へ車で移動(ガラスを黒塗りしていない車で、しかも窓を開けて乗っていた様子)、元大統領やケニア政府関係者などが集まり、スピーチが行われました。フランシス法王は、ケニアで起きたテロ・襲撃事件にも言及。「平和と繁栄のためには、信念と勇気をもって進まないといけません」と話しました。また「ケニアは調和のとれた多民族国家です。周辺国のお手本として、その役割を担っています」と、ケニアの豊かな多様性について、ほめたたえました。
11月26日は、ナイロビ大学で大きなミサが予定されています。ケニアのカトリック教徒の割合は30%くらいと言われていますが、宗派や宗教を越え、平和を愛するみんなが、フランシスコ法王の言葉に注目する一日となりそうです。日本ではほとんど報道されていませんが、PopeはTwitterもされているようなので、気になる方は要Check!!