8月にケニアに行き、ケニア料理は堪能したはずでしたが…。
先日、経堂にあるケニア料理店・サバンナに行ってきました!
以前、たまたまつけたテレビで「激狭の店」を紹介する番組が放映されていて、サバンナが取り上げられていました。丸川さんが支援していた陸上クラブ出身のビダン・カロキ君たちが、ちょうど食べに来ていて、インタビューを受けていたのを見ました。店主・ルリさん曰く、日本で活躍するケニア人ランナーのお客さんも多く、彼らがケニアに行って帰ってくると、ロイコ・ムチュージ・ミックス(ケニアのマギーブイヨンみたいなもの)などをおみやげで持ってきてくれるそうです。でもお店の味は、ルリさんオリジナルの特製。ロイコだけでなくスパイスを隠し味で入れたりして、Tamu sana(とてもおいしい)!
カウンター4席のみなので、ちゃんと予約し、3名でおじゃましました。ケニアのウガリもあるとのことで、おかずは何にしようかなとメニューをみて、Nyama ChomaとOmena(※)を注文。ドリンクは、友人たちはタスカー、私はフレッシュ・アボカド・ミルクをいただきました。料理を待っているとき、「サービスね!」と柿の種を出してくれました!
ケニアの焼き肉ことNyama Choma(ニャマチョマ)は、ケニアではヤギ肉ですが、サバンナではマトンを使用。ルリさん流にアレンジしたサバンナのNyama Chomaは、玉ねぎと油で炒めた「Fry」のスタイルで出てきました。添えられた特製ピリピリは、すりおろしたニンニクに青とうがらしの粉をまぶしたもので、お肉の上にはトマトと黒コショウのトッピング。ウガリと一緒にいただきました。骨のついたマトン肉、むしゃむしゃいただき、油の汁もウガリにつけて食べると美味!お店の人気メニューのようで、後から来たケニア人とカナダ人男性の二人組、そのあと現れたタンザニア人男性1名も、Nyama Chomaを、それぞれチャパティとごはんで食べていました。…4席なのに、追加のイスを使用し、6名もカウンターにキツキツで並ぶ姿は「まるでケニアのマタトゥね!」と、ルリさんが笑っていました(マタトゥはケニア人の庶民の足で、ハイエースタイプの車。私営の乗合タクシーで、目的地別にルートが決まっている。10数年前までは、乗客をぎゅうぎゅうに詰め込んで走っていました)。
スワヒリ語、日本語、英語と彼女の母語を巧みに扱い、お客と会話を楽しむルリさん。おいしい料理とルリさんのお話で、ケニアに小旅行できるレストランです。興味のある方は、要予約でTwende(Let's go)!!
※Omena(オメーナ)は、ビクトリア湖で獲れる小魚を干したもの。また改めて書かせていただきますね。