ファーストレディ来日!

Jambo!

ひさこより一足お先にケニアから帰ってきた、あきこです。

8月30日の早朝、来日中のマーガレット・ケニヤッタ大統領夫人と一緒に皇居一周(5キロ)を走るイベントに参加しました。

大統領夫人は、ケニアの子供や妊婦の死亡率ゼロをめざした「BEYOND ZERO」キャンペーンを行い、ケニア各地に救急車や移動病院車の配置活動を続けていらっしゃいます。

来年2016年にはケニアにて「ファーストレディーと走るハーフマラソン大会」を企画、大会の公式発足式をこの日、日比谷公園にて行ないました。

 

大統領夫人のパーソナルコーチは、日本でもおなじみのオリンピックメダリスト、ダグラス・ワキウリ氏、エリック・ワイナイナ氏、故サミュエル・ワンジル氏ということで、この日はワキウリ氏が、準備運動とランニング後のクールダウンを指導してくれました。

ケニア人はどんな準備運動をするのか楽しみでしたが、意外と簡単で、音楽に合わせてぴょんぴょん飛び跳ねたり、腕を回して上げ下げ、腰を回す、という感じで軽かったです。途中、片足立ちで足首を回すとき、私はバランスが取れずにグラグラしていましたが、ケニアの方はみんなスラリと片足立ちをしていたのには驚きました。日本で定番の運動「屈伸、伸脚、アキレスけん伸ばし…」というのはやらずじまいで、個人的には日本のラジオ体操をみんなでやりたかったな~、と思いました。

 

マーガレット大統領夫人は、小さくてかわいらしい方で、参加者40名ほどと一緒にニコニコしながら準備運動をしている姿がステキでした。マラソン前に、皇居の周りを走る注意として「道が狭いので2人ずつ並んで、10人ずつのグループで走ってください。」と話がありましたが、走り始めた途端にみんなダンゴになってしまいました。道をふさいでしまい、一般ランナーにはご迷惑をおかけして申し訳なかったです。しかし、もう一つの注意事項「先頭のチャンピオン(=夫人のこと)を抜かさない。」は、きちんと守られていました。

 

ケニアでは太っているのは裕福なあかし、ということもあり、今回の大統領夫人一行やケニア人参加者にも、失礼ながら「その体重で5キロも走れるのかな?」と思われる方が多くいらっしゃいました。しかし、さすがケニア人、みなさん1周5キロを軽々と完走!きっと筋肉がしっかりしていて、骨が強いんでしょうね。

一周5キロに小一時間ほどかかり、汗だくになって日比谷公園に戻った後に、「ファーストレディ・ハーフマラソン」の紹介があり、夫人のスピーチや除幕式などがありました。最後の写真タイムで、私は夫人の横にちゃっかり写ることができました。

来年のハーフマラソン大会の成功を、日本からお祈りしております。来年、私たちもケニアにいればぜひ参加したいです!