今回の工場&茶畑訪問ですが、丸川さんや事務所のスタッフはスケジュールの都合上、一緒に行けなかったので、私ひとりで公共交通機関を使って行ってまいりました。ナイロビのダウンタウンにあるTea Roomと呼ばれるところから、メルー行きのバスやニッサン(ハイエースタイプの乗合タクシー)が発着します。約250kmの距離を4時間ちょっとかけて旅します。途中のムエアではガソリンスタンドに停まって、トイレ休憩。ちょうどナイロビから2時間くらいのところにある、お米を作っている地域です(2014年2月の訪問記~メルーへの道~をご参照ください)。そこを過ぎてエンブを通過すると、少しずつ風景が変わってきて、お茶畑がちらほら見えてきます。
旅行者がほとんど立ち寄らない、商売っけのない「Equator(赤道)」の看板を越えたあたりから、メルーです。座りっぱなしでそろそろ歩きたい、という頃にメルーの町に到着。今回はいつも泊まるメルー・カウンティ・ホテルが改装中のため、代わりにメルー・サファリ・ホテルを予約してもらいました(以前メルーカウンティホテルに勤めてたアンさんに手配してもらいました)。サファリ・ホテルはとってもシンプルなBed & Breakfast。料金はお手頃で、ホテルの従業員は、みんなフレンドリー。「おとなが人懐っこい」というのが、ケニアの魅力のひとつです。なにげない会話で「ここの紅茶を買って、日本で売っているんだよ」というと、とても喜んでくれます。
ホテルのスタッフにいくつかお部屋を見せてもらい、しっかりとしたマットレスの部屋を選びました。お部屋のベッドは広くて、大の字になって眠れます。蚊帳がなかったので、殺虫剤を借りて、部屋の蚊をやっつけました(受付のフェイスさんに言ったら、殺虫剤を貸してくれます)。1階の食堂では、ウェイトレスのマーシーさんが明るく対応してくれます。
このところ、メルーの町には新しいホテルがどんどん建っています。今回のように、いつもと違うところに泊まるのも、新たな発見があって楽しいですね。ただ、快適なスティのために、防犯対策はいつでもどこでも怠らないでおきましょう。