「うちにはティーポットがないけど、急須でも入れられる?」という質問がありましたので、今回の検証シリーズは「急須でケニア紅茶を入れてみる」です。
①急須内側の網(メッシュまたは急須一体型/ナシ)と、湯はどれだけ入るかを確認する
②容量に合わせて茶葉を計量。容量より少し多めの湯を沸かす(今回の急須は約350ccだったので、茶葉は4~5g、約2カップ分。大きなマグカップなら1杯分)
③茶葉を入れて、熱湯を注ぐ
④ふたをして4分待つ
⑤ふたを開けて、スプーンでくるりとひとかきする
⑥カップに注ぐ。
カップが2つの場合、紅茶の濃さが均一になるようにして最後の一滴まで注ぐ
カップに入った紅茶の味は、いつもどおりのおいしい「ケニア山の紅茶」でした!しかも細かいメッシュのおかげで、茶葉がカップに少しだけしか流れ出なかったらしく、紅茶を最後まで飲み干せました!!というわけで、急須でも紅茶はおいしくいれることが可能と実証されました!
つけ加えますと、急須の形には平たいもの、高さがあるのものなど、いろいろあって、形によってお茶の味に違いが出てくるようです。ただ「ケニア山の紅茶」は、そんなに神経を使わなくても、気軽においしく入れられるのが特徴。今回は「検証」なので、茶葉を計量しましたが、普段は使い慣れているスプーンでさくっと茶葉を取り出し、目分量でやっています(時間もテキトーです)!「ケニア山の紅茶」のファンの方からは「ズボラな人でもおいしく入れられる紅茶(笑)」とご好評いただいております!
ちなみに使った急須は、所沢に住む友人からいただいた常滑焼の急須(実は今回初めて使用。しかも紅茶を入れました…)。彼女は地元の狭山茶をよく飲むので、細かい茶葉をがっちり受け止めてくれるメッシュが入っているものを愛用しています。常滑焼の急須は日本を代表する急須で、酸化鉄を多く含んだ陶土で作られていて、使い込むと光沢がでてきて美しくなるそうです(いただいたものは、最初っからピッカピカですが…)。メッシュの部分に茶葉が詰まってしまったら、カラカラに乾燥させて、歯ブラシ等で軽くこすってよく水洗すればOKだそうです。
また、上記写真の白い急須(有田焼)は、内側が急須と一体型の網タイプです。ゆっくり注いでも茶葉が多少出てしまいますので、気になる方は茶こしを使って注いでください。
今回の検証シリーズは、ケニアの紅茶と、日本を代表する急須のすばらしい共演となりました。ティーポットのないご家庭でも、急須で気軽に紅茶を楽しんでくださいね!