<ひさこからの手紙 第3号>
2月16日・なつかしい再会!
ケニアの首都・ナイロビはほんとうに小さい街です。It’s a small world♪をたびたび感じることがあります。CBD(Central Business District)と呼ばれる町の中心街も、端から端まで歩けるほどコンパクトです。そんなところだから、ふつうに地元のケニアの人が歩いていると、必ずと言っていいほど知り合いにばったり会います。
私もケニア人に負けませんよー!今日はなんと、以前ナイロビ事務所が引っ越す前のビルで働いていた、庭師・モリス氏に2年ぶりに会いました!町へ向かって歩いていたら、モリスはこっちに向かっていました。お互いに覚えていました。なぜ、私が覚えていたかというと、ビルの敷地内に生えていた観葉植物(虎の尾・サンセベリア)を鉢に植えて分けてもらったから。彼はちょうと教会が終わり、Kibera(キベラ)に帰るところでした。いまは、どうしているのか聞いたら、「働いていないんだよぉ…」って、無職のご様子。私の方は「東京に移住して(?)前と同じ紅茶の仕事をしているよ。東京支店で!」って伝えました。モリス曰く「ずいぶん白くなっちゃったねー」。あのころは確かにこんがりしていました、なにせ、赤道直下ですから…。「日本の太陽は弱くってね~。肌白いと、かわいくないでしょー?」なんて冗談言ってしまいました。
そして午後は、以前同じ敷地内に住んでいた中国人のおばあちゃんにも再会。前と変わらず朝夕の散歩を毎日欠かさずしていらっしゃるようで、彼女のアパートの近くで会いました。遠くから私を認識してくれたようで「ハロー!」と久々の握手。おばあちゃん「You, you…(顔がやせちゃった、というジェスチャー)」。身振り手振りでなんとか通じ合いました。ニコニコしながら、夕方のお散歩へ行ったおばあちゃん。お元気そうで、なんだかうれしくなっちゃいました。
久しぶりのケニアを新鮮な気持ちで歩いていると、都会の中の木々や草花、小さな鳥や中型の鳥などがたくさん見ることができます。そして鳴き声も…。雨上がり後、泥んこになった歩道や車の排気ガスがちょっと気になりますが、やっぱりいいなーと感じています。
明日は紅茶の産地・メルーに行ってまいりま~す。