グローバル人材って何?

☆池上彰さん☆

大好きな池上彰さんのシンポジウム「グローバル人材とは何か」に行ってきました!

 

実は応募者が多数となり抽選。「残念ながら…」というメールが届いていたのですが、一緒に応募したMちゃんが当選したというので、入場券を譲ってもらい、参加できました。土曜の昼下がり、どんな人たちがこの講演会に来られるか…開演ギリギリに到着してしまったので(←はい、ケニア人です…でも遅刻はしなかった!)あまりジロジロ観察できなかったのですが、若い人よりも、ある程度年齢が行っている社会人が多かった気がします。

 

第一部は、池上さんと日経ビジネスの編集長・山川氏との対談。池上さんが「台本の字が小さすぎて読む気にならない」と、台本を無視してお話をされていました(台本がなくても、うま~くお話ができるのは、さすがプロだ、すごいな~と感心しました)。対談の最初っから「グローバル人材」って、横文字が入ってて、やたら最近聞くでしょ、何かいかがわしいんじゃない?みたいなことも言ってました。そういう視点、いいですねー☆

 

第二部は、池上さんと山川氏に加え、青年海外協力隊経験者と協力隊経験者を採用したという企業の方が、海外での事例、新興国のマーケティングの強さ、日本人の海外での失敗談や成功例、活躍の様子などを豊富に盛り込み、聴衆をうまく惹きつけてのお話でした。興味深く、「これからもがんばろう!」と勇気をいただけて、ためになりました。

 

そしてお題の「グローバル人材とは?」ですが…

その答え、簡単に言ってしまえば「人間力」のようです。もちろん外国語を話す能力も大事なのですが、危機をチャンスととらえて行動できる・一歩踏み出すことができる、ことばや習慣が違う環境でも異文化を理解し、ニーズをとらえて柔軟に対応ができる…そんな人のことを「グローバル人材」と呼んでいるんじゃないかなって、感じました。