長野市でKenya Fair

長野県長野市の北野カルチュラルセンターにて、6月6日(木)から7月14日(日)まで、ケニアの子供たちが描いた絵をチャリティー目的で展示・販売しています(入場無料)。

あわせて期間中は、ケニアの民芸品やコーヒー・紅茶などの紹介と販売があり、その収益もチャリティーに使われます。当会の「ケニア山の紅茶」も「山・子供」ともに館内でご購入いただけることになりました!

 

6月8日(土)、その展示会のオープニング・セレモニーにご招待いただき、出席してまいりました。会場では、ケニア共和国大使館のオグトゥ特命全権大使&マダム、ご子息、一等書記官のネリーさん、日本・ケニア友好協会・副理事のナンシーさん、動物写真家父娘の平岩道夫&雅代さんもいらっしゃいました。

オープニングでは、オグトゥ大使や美術館・副理事のスピーチ、そのあとはルオ族伝統弦楽器(Nyatiti・ニャティティ)の演奏者Anyangoさん(ルオの男性しか弾くことを許されていないNyatiti演奏を許された世界唯一の日本人女性)のミニ・コンサートがありました。ケニアに住んでいた時に、彼女のことはニュースや新聞で存じ上げていましたが、生ライブは初めて…。お話を交えながら、透き通った声でルオ語(&日本語)の歌詞と、やさしい音色のNyatiti演奏を堪能いたしました。

 

コンサートの後は、レセプション。大使の乾杯から始まり、来賓がひとことスピーチをされていました。信州大学に留学中のケニア人学生2人も駆けつけてくれました。

オグトゥ大使が、スワヒリ語のことわざを教えてくれたあと「私は大使という役職だが、このような学生も立派な大使です。なぜなら日本のみなさまと民間レベルでの交流をしているから。彼らにもケニアのことを日本のみなさまに伝えてもらっている…」と、話されていました。ちなみにそのことわざは…

 

Mlima na mlima haikutani, lakini binadamu hukutana.

「山と山は出会わないが、人と人は出会う」 (スワヒリ語はカタカナ読みでOK!)

 

長野市は「長野マラソン」の開催地でもあります。当会代表・丸川の友人であるアイザック・マチャリアさんも2度優勝しています。芸術やスポーツ、さまざまなフィールドで、ケニアと日本の交流がもっと深まるといいですね。

 

さて、この「Kenya Fair」での目玉、ケニアの子供たちが描いた絵ですが…、みなさまには、実際に見て感じていただきたいと思いますので、私のコメントは一言だけ。

 

「みんな、絵がじょうずっ!!」

 

そのワケも行けばわかりますので、ぜひ、北野カルチュラルセンターへ足をお運びください!Karibuni!(←みなさま、ようこそ いらっしゃい!)