<ムキモ> Mukimo
主にキクユ族などバンツー系が食べるケニア料理です。
マッシユポテトに、メイズ(甘くない白い粒の大きなトウモロコシ)、グリーンピース、かぼちゃの葉を混ぜたものです。
材料が手に入らず、日本で作るのが難しいケニア料理がありますが、この「ムキモ」は、日本にある野菜で本場ケニアに近いものを作ることができます。簡単にいうならムキモは「緑色のマッシュポテト」です。
「イリオ(irio)」や「キエニェジ(kienyeji)」とも呼ばれています。「ケニア山の紅茶」の産地メルーでは、地元の代表的な豆「Njahee(ジャヘー)」という栄養価が高い黒い煮豆が入っていることもあるので、本当においしいです!
日本にある材料で作る場合(2~3人分)は、つぎのとおりです。
【材料】
じゃがいも(中) 8個
ホウレンソウ 1把
グリーンピース 1缶(今回は58gのもの)
コーン 1/2缶(今回は新鮮なとうもろこしを茹で、粒の大きい箇所1/3個)
バター 40g
塩 少々
【作り方】
1. じゃがいもの皮を剥く
2. ホウレンソウは千切りにする
3. 鍋に水を入れ、じゃがいもをまるごとのまま茹でる
4. じゃがいもに火が通ったら、グリーンピース、とうもろこし、ホウレンソウを入れてふたをする
5. ホウレンソウに火が通ったら、湯を捨てる
6. 塩、バターを加え、木べらでじゃがいもをマッシュする
7. シチューやケニアの焼き肉(ヤギ肉)などと一緒にいただく
今回はチキンのトマト煮込みと一緒にいただきました。