The Stamp Bureau

こんにちは、ひさこです。ケニアより無事戻っております。

ナイロビのThe Stamp Bureau(切手局)に行ったときのことを書きます。

 

eメールを使うようになり、旅先でエアメールを出さなくなりましたが、今回久しぶりに、ケニアからエアメールを出してみることにしました。茶畑やコーヒーなどがデザインされた切手で送りたかったので、普通の窓口ではなく、記念切手を取り扱っているThe Stamp Bureau(切手局)に行きました。このオフィスは、ナイロビ中央郵便局の地下にあります。私書箱がずらりと並ぶ、暗い廊下を行くと、そのオフィスがあります。閉じられた鉄格子越しに声を出すと、奥からスタッフが出てきました。茶畑の切手がほしいと伝え、中に入れさせてもらいました。どうやら、もう単品では買うことができないらしく、1シリングから500シリングまで、あるもの1枚ずつが入ったセット(合計1569シリング分)を買うことになりました…。何通か出すつもりだったので、エアメールに1枚だけ貼れる140シリング切手も数枚購入しました(手紙もポストカードも、ケニアからのエアメールは140シリングのようです。100円=約95シリング、2020年3月19日現在)。

 

それほど忙しくなさそうな感じだったので、ちょっと係の方とおしゃべりをしました。いろいろデジタルになり、切手はそれほど買われなくなって、新しい切手など印刷されていないのか聞くと、そうでもないそう。「ちょうど先日(2月15日)も、こんな切手が発行されたのよ」と、60周年を記念したアガ・カーン病院の立派な購入申込用紙付きパンフレットを渡されました。こういった記念切手は、コレクターたちをメインに流通するようです。

 

薄暗いオフィスを見渡すと、現大統領がデザインされた切手、ケニアの部族の切手、持続可能な発展をテーマにした切手など、いろいろなポスターが飾ってありました。

 

昔、ちょっとだけ切手を集めていた頃もあったので、手紙とかポストカードとか、アナログな文書のやりとりもたまにはいいな~、なんて思いました。

 

新型コロナウィルスのこともあり、家にいる時間も以前より増えたと思います。こんなときだから、だれかに手書きで手紙をかくのもいいかもしれないです。私は、パソコンの変換にたよりすぎで、簡単な漢字すら書けなくなった今日この頃ですが…。

 

※投函してから1か月たちますが、送り先のおうち(日本)には届いていません…。