2010年6月21日発行  vol.13

 

アフリカの赤土の大地と当会の紅茶との関係について

お客様から「アフリカの土には金属が多く含まれているのか?」という質問を受けたことがあります。答えはまさにそのとおりです。
『アフリカの赤土の大地』という言葉をしばしば聞きますが(アフリカ大陸すべてが赤土というわけではありませんが、ケニアを例にとると、赤土のところがしばしばあります)、これは酸化した鉄の色が現れているものです。なぜ、アフリカの大地に金属が多いかというと、地球の大陸生成の話から始めなければなりません。
東アフリカの高地というのは、地球上で最初にできたパンギア大陸の南半分のゴンドワナ大陸の岩盤をそのまま残しています。

 

この岩盤が風化して赤土になったわけです。ゴンドワナ大陸というのは、約3~4億年前に存在した大陸で、現在のアフリカ、南アメリカ、インド、オーストラリア、南極を含んでいます。なぜ、ひとつの大きな大陸があちこちに散ってしまったというのは、ご存知かと思いますが、大陸移動の結果です。この『大陸移動説』は確かな科学として認められています。この原初の大陸の岩盤には、大量の金属が含まれていました。現在でも、オーストラリアでは鉄鉱石が大量に採掘されていますし、南アフリカの金・白金も有名です。


古生代の大陸の岩盤というのは、地球の中心部から大量に噴出したマグマが10km以上の厚さになって冷えて固まったものと考えていいですから、当然、金属・ミネラルが多く含まれているのです。 「金属が含まれている」というと、なにか有害に聞こえますが、「ミネラルがたくさん含まれている」と聞くと、体にいいような響きがあります。実際のところ、この大地に含まれているミネラルは、悪質な工場から排出された金属とは違って、健康には問題ありません。こうしたミネラルがごく少量ですが、体に取り込まれると、健康にいい働きをするとの報告も多数出ています。ご存知のとおり、血液に含まれる酸素運搬機能を果たすヘモグロビンも、鉄分から成り立っています。さらに、こうしたミネラルが植物に取り込まれると、成長が早くなるようですし、農産物ですと、栄養分が高くなるという報告も出ています。

 

当会の紅茶は、酸化鉄を多量に含んだ赤土の大地と、ケニア山からの弱酸性の火山灰土が適度に混ざった土質で生育されているらしく、そこに雨が降りますと、一部の酸化鉄が水溶化して、お茶の木に取り込まれ、その結果としてポリフェノールなどの抗活性化酸素物質が高くなるという結果も出ていますので、安心してお飲みください。
 
旧来の大粒タイプ・BP1を復活いたします
2008年11月以来、大粒のBP1タイプから、小粒のPF1タイプに変えさせていただきましたが、やはり強引にすぎたのか、あちこちから旧来のタイプを復活してほしいという要望が届きだしました。少し新しいタイプになれていただければと思い、様子をみていたのですが、どうもますます声が大きくなるようです。一般のお客様とは別に、いくつかの小さい消費者協同組合にも買っていただいているのですが、古いお付き合いの生協の方が、旧来の大粒・BP1タイプに愛着が強いらしく、この4月頃から次々と旧来のタイプに戻すことになりました。

 

新しいタイプはコクが特徴ですので、ストロング・ミルクティーとして飲んでいただくと美味しいと思うのですが、旧来のタイプは、色・香りをたのしんでいただく、むしろストレートティー用というところなのでしょうか。

 

大粒のBP1タイプと小粒のPF1との間違いを避けるため、小粒のPF1タイプは従来の「子供」のデザインに、大粒のBP1タイプの方は、我々が「山」と呼んでいるデザインに分けさせていただきました。何かとご迷惑をおかけしましたが、今後ともよろしくお願いいたします。


編集室より
ナイロビに、日本人美容師さん経営の美容室があります。そこには指圧サロンもあり、日本人の指導を受けたケニア人あんまさんが、こった体をほぐしてくれます。美容室の横に、「韓国ショップ」もオープン!「辛ラーメン」や、手作りキムチ、コチュジャンなど、たのもしい食材が売られています!(ひさこ)

アフリカ大陸の赤土
アフリカ大陸の赤土