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ナイロビのゲストハウスのモリモリ朝ごはん
ナイロビのゲストハウスのモリモリ朝ごはん

こんにちは、ひさこです。

ケニアから戻ってきて約1カ月が経ちました。私がケニアを発つ3月11日、「コロナでのさまざまな制限を解除します」とタクシーでラジオを聞きながら、空港に向かったのを思い出しました。それまで厳しかった集会や交通機関(バスやマタトゥ)の人数制限、マスク着用の件などなど…。低めの陽性率(0.5%前後)をずいぶん保っていたので、それもありなのか、と感心していました。この解除があってから、2週間後くらいにまた陽性者が増えたら「あぁやっぱり…」となりますが、どうやらそのようになっていない様子で安心しています(Twitterの保健省の発表を見ると)。日本では、それほど劇的に減っていないので、この差は何だろうか…と、ない脳みそを使って時々考えたりしています(笑)。

 

さて今月、イスラム教の断食月が始まり、今週末はキリスト教の復活祭と、ケニアではイベントが詰まった月になっています。人々が移動したり集まったりしているでしょうから、このあとどうなるのか…。

ケニアがすごいなと思うことは、コロナワクチンを2回接種した人は、陰性証明書がなくても2度の接種証明書で入国できるようになったこと(詳しくはケニア大使館のホームページ等でご確認ください)。これなら、海外の人たちも、観光や仕事でケニアに行ってもいいよな、と思ってくれるでしょうね。

 

コロナ禍「ケニアに行って帰ってきた」というと、「大変だったでしょう~」とか「コロナ大丈夫だった?」とやさしい声をかけていただけます。何度かケニアと日本を行き来をしたところ、ウィルス対策はどこでも大変ですが、飛行機や空港が空いていてよかった、というのが一番の感想です。といっても、前回や前々回、日本行きは空いていますが、逆(特にドーハ⇔ケニア)での人の数が戻ったような感じでした。日本は相変わらず鎖国中ですが、私の旅したところでは、もう人は元のように動いているのだと思い知らされました。

 

そんな中、いつも泊まるナイロビのゲストハウスに行くと「元気だった~?」とみなフレンドリー。温かく迎えてくれます。私を覚えてくれているスタッフも健在。朝ごはんは、注文しなくても「スパニッシュ・オムレツ」を出してくれるシェフがいたり、私が不在中の受付での荷物の授受、その他いろいろリクエストを聞いてくれるので、他の宿泊施設を探そうという気になりません。そして今回「やっぱりココだよな」と思った一件があるのでご紹介します!

 

このゲストハウスでは、小さめのものや、すぐ乾きそうなものは、自分で手洗いして部屋干ししますが、ジーンズや厚めの服は、洗濯サービス(有料)を利用します。今回、うっかり200シリング札(200円くらい)をポケットに入れたまま、ランドリーサービスを申し込んでしまいました。ポケットから出し忘れた自分が悪い、お金はなくなるに違いない、と期待しないでいたら、当日夕方、部屋に戻ると、きれいになったジーンズと、200シリング札がベッドの上に戻してありました…。あぁ~洗濯担当の方、どうもありがとう…。このゲストハウス、ほんとうにスタッフの対応が気持ちいい。以前にも書いたことがありますが、教会に併設している宿泊施設で、小さなクリニックもあり、何か体調不良のときには診てもらえます。この施設、セキュリティも地の利もいいですが、一番のウリは正直なスタッフが多く働いていることだと思います。少々特殊な宗教のようで、ベジタリアン仕立ての食堂です。肉やカフェイン(コーヒー・紅茶)が出てきません。ナイロビで、豪華さを求めなければ、私はこのLMS ゲストハウスをおすすめします!※個人の感想で~す♡