配達とお持ち帰り

こんにちは、ヒサコです。

 

さて、携帯の普及により、ケニアでの生活は便利になっていると、何度もお伝えしてきました。電子マネー送金システム・Mpesa(エムペサ)は、その代表格です。私もケニア滞在の際は、ずいぶん使わせてもらっています。

 

今回4月の滞在で、ナイロビその他4県がロックダウン、レストランがテイクアウトかデリバリーのみの営業となっていたためか、ナイロビではデリバリーのバイクを多く見かけました(テレビコマーシャルもよくみました)。スマホで検索すると、アプリやWebで注文できるようになっていますが、ナイロビに住む友人によると、確実なのは実際に店舗に行くか、電話で注文し、お代はMpesaでお店に支払う、というやり方。その配達料は運んでくれた人に直接払うようです。友人宅に宅配してもらったエチオピア料理は、写真のような感じでやってきました。配達する場所がわかりにくいと、時間がかなりかかることもあるとか、要注意です。

 

テイクアウェイ(テイクアウトのこと。こちらではイギリス式で言います)のお持ち帰りも増えました(5月1日からは緩和されて、レストラン営業も再開しています)。ナイロビ滞在中、ココナッツ・ティラピアがどうしても食べたくて、町のお店に行ってみました。ここはいつも前払いですので、支払いを済ませレシートをカウンター(食べ物が並んでいて、お店の人がそこで盛り付ける場所)に持って行きます。そのカウンター前に、いくつかイスが並べてあり、そこで持ち帰り用にパックしてくれるのを待ちます。

 

パックする様子を座って見ていると、盛り付けているスタッフが「こぼれないように、こうやってきちんと包んでいるよ」としゃべりしながら容器に盛り付け、アルミフォイルでていねいに包んでいます。でも、その人が「あごマスク」でやっていたので、少し不安になりつつ、何も言えませんでした…。サルサソースのようなピリッとしたものも、希望通り多めに別容器に入れてくれて、すべてをお持ち帰り用の紙袋に入れてくれました。ちなみにお持ち帰り容器(プラスチック製)は50シリング(約50円)チャージされます。あごマスクでの盛り付けがマイナスポイントでしたが、それ以外は気持ちよい対応だったので、よしとしましょうか…?!

 

ゲストハウスに戻り、屋外にあるパラソル付きのテーブルに広げて、ココナッツ・ティラピアwithごはんを、おいしくいただくことができました。

 

レストランでの食事が、そこのスタッフとのやりとりやサービスを含めて好きですが、配達かお持ち帰りで食事をしたことも貴重な体験となりました?!