ロシアンティー

ズドラーストヴィー!あきこです。

私の初めての外国旅行は、1989年ソビエト時代のシベリア鉄道横断旅行です。横浜港からロシア客船で2泊しながらナホトカ港へ行き、そこから電車でモスクワまで途中下車しながら15日ほどかけて移動しました。帰りは飛行機で一気にウラジオストックまで戻り、電車でナホトカ港、再びロシア客船で横浜港へ戻ってきました。船や電車内で出会ったロシアの方たちと、言葉は通じなくても、昼は紅茶を飲みながらおしゃべり&チェス、夜はウォッカを飲んで歌ったりして、世界の広さを堪能できる楽しい旅行でした。

 

ロシアでも紅茶は「チャイ」と呼ばれています。私が出会ったロシアの方たちはみな、ストレートティーで飲んでいました。そのとき、ベリー系のジャムを一緒に食べていたのが驚きでした。同じツアーだった日本人の方が、「ソ連はお砂糖が手に入りにくいから、これで糖分を補給している」と教えてくれました。それを聞いてしまったら、なんだか遠慮してしまい、あまり食べれなかった記憶があります。

 

今回は英国みやげ、イングランド・エセックス州Tiptree産ジャムを3種類いただいたので、ロシアンティー風に飲んでみました。英国へ行ったことがありますが、ジャムだけで紅茶を飲んでいる人はいませんでした。イギリス人の友人の家庭では、マグカップにティーバッグを最後までいれたままで、ミルクティーを飲んでいました。

紅茶は敷居が高いと思われがちですが、そんなことないと思います。その人の好きな飲み方、楽しみ方があるからいい!紅茶のおいしさが愛されたのはもちろんですが、いろんな飲み方ができるから、世界に広がったんだと思っています!

 

~食べ比べてみたジャムをご紹介~

 

<3種類>

・オレンジマーマレード・with・モルトウィスキー

・クランベリー・with・コアントロー

・ストロベリー・with・シャンパン

 

どれもお酒が入っているジャムですが、ジャムをお口の中でムニャムニャ広げながら飲み込んでから、ストレートティーを飲むと美味しゅうございました。今回は3種類を交互に食べましたが、1種類に決めて食べたほうが良いようです。みなさまもジャムと紅茶のマリアージュ♡をぜひお試しください。