食堂①カタシンゴ

市場で買ってきた具材を、地元食堂のシェフに渡しました。調達したココナッツについて「ちょっと熟れ具合が足りないわ~」とシェフ。ココナッツの熟れ具合を、外観と振ったりなんかして判断するのは、むずかしいです…。

 

気分を改め(?)、まず、ココナッツをおろす作業から始まります。

Mbuzi(「ンブジィ」=伝統的なココナッツを削る道具。イスと削る刃が一体化したもの)に調理人が足を開いて座ります。そして、その刃にココナッツの実の部分を充て、上下して細かく削っていきます。

 

野良ネコや鼻たれ坊やがいたり、近くの工事現場で働いている人たちがやってくるような、のんびりした食堂。衛生上いろいろ気になる方には、あまりおススメできませんが、こんなところのごはんが、案外おいしかったりするものです(個人的にはこんな雰囲気が好きだから、おいしさが増すんだと思います…)!

 

この周辺では、ほとんど食堂やカフェがないからか、たくさんの人がお茶をしに来たりします。調理に時間が少しいるようなので、料理はシェフにおまかせして、ちょっと海のほうに行くことにします(この海は、港のあるモンバサから南へ30kmほどに位置する、ディアニ・ビーチです)。