静岡のお茶

「ケニア山の紅茶」のつながりで、静岡のお茶生産者さんを訪問しました!

 

私の静岡県の茶畑訪問は2回目ですが、今回はじめて「かぶせ茶」の茶畑を見学させていただきました(かぶせ茶は、玉露のように摘み取り前に茶畑に覆いをかぶせ、わざと日光をさえぎって栽培します。お茶の木ががんばって葉緑素をつくるので、煎茶のすっきり感と、玉露のような旨みをあじわえるお茶です)。覆ってある茶畑の中に入ったら、ほんのりと茶の香りがし、きれいな緑色がキラキラとしていました。茶木が若いようで、葉っぱもやわらかそう!おいしいお茶ができること間違いなしの茶畑です!

 

生産者さんの畑や工場などひととおり見せていただいた後、事務所で新茶をいただきました。と~ってもおいしかったです(ボキャ貧で「おいしい」くらいしか言えないのが残念ですが…)。すーっと透明感のある味と香り、そして最後のひとくち、たまらなくコクがありました!この時期ならではのお茶を、産地で味わうのは、なかなかないチャンスでした。紅茶がもたらしてくれた、日本のお茶のご縁に感謝です。

 

帰りはローカル線の駅まで送っていただき、静岡までのんびりと4両の電車に揺られました。「せっかく来たのだから、静岡駅付近で抹茶ソフトでも…」とGoogleで探しましたが、ちょっとうまく見つけられなかったので、お茶をググったら、「喫茶一茶」さんが駅のすぐそばにあったので、行ってみました!こちらは静岡茶商工業協同組合が運営する煎茶専門店です。シンプルなカウンターとテーブル席があり、新幹線までの時間を優雅にすごすことができました。

 

お店のメニューのじっくり読んで、「上生菓子セット」に決めました。「今週のおすすめ」(3種)から「極み新茶」という本山のお茶と、2種類の和菓子の中から「ねりきり」を選びました。

ふだんは「ケニア山の紅茶」ばかりを飲んでいますが、今回のご縁をきっかけに、「日本のお茶もチャレンジしよう!」と思いました。…が、ねりきりのあんこを味わいながら、「ケニア山の紅茶」のミルクティーとあんこって、とっても合うんだよな~と、脳内フードペアリングをしてしまいました!