モンバサへようこそ!

バオバブの木です
バオバブの木です

ケニアから無事、帰国しております。

タイムリーにブログをアップできなくて…ごめんなさい。少しずつ思い出しながら、8月のケニア訪問記をつづらせていただきます。

 

TICAD VIの開催時期(8月27日&28日)に、少し遅めのお盆休みをいただいて、海沿いのモンバサに行ってきました。

 

今回泊まったのは、Bamburi(バンブリ)にある、Severin Sea Lodge。ドイツ人がはじめたホテルのようで、宿泊客もケニア人とドイツ人のカップルや国際結婚した家族が多く泊まっていました。ローカルのケニア人やら、私のような東洋人もほどよく混ざっている、心地の良いホテルで、けっこうおすすめです。

 

さて今回のお休みで、バンブリから40kmほど離れた町・Kilifi(キリフィ)にも行ってみました。モンバサとマリンディをつなぐ道路は、片道1車線のいなか道。途中大きなサイザル麻のプランテーションを眺めつつ、ところどころにバオバブの木も生えているのが見えます。バオバブといえば、マダガスカルが有名ですが、ケニアにもあるんですよ。この種に味と赤色をつけて、おやつとしても売られています(味は人工的な梅干しのよう…)。ちなみにバオバブはスワヒリ語で、mbuyu(ブユ)といいます。

 

話はそれましたが、このモンバサとマリンディを結ぶ道の途中、道路の工事現場がありました。どうやら、Mariakani(ナイロビとモンバサを結ぶ途中の町)からバイバスを通すようです。工事をするのは中国の会社。そういえば、モンバサの空港周辺の道路も、新しくしてくれているようで、ケニアのインフラの整備に中国がずいぶんと貢献しています。

 

モンバサの道路はずっと改善されていませんでしたが、ここに来て、中国が道路をやり直してくれているので、渋滞の緩和も期待できそうです。そして、日本はというと、モンバサ港の拡張工事の支援で、スムーズな物流に貢献。ケニアだけでなく、内陸国(ウガンダ、ブルンジ、ルワンダ)からも注目が集まっています。

 

あと、モンバサ港は「ケニア山の紅茶」が日本へ向けて出発する港町でもあります。私たちの紅茶は、ギドンゴ製茶工場で製茶されたのち、モンバサまで陸路で約750kmを移動、港の倉庫で一時保管されます。コンテナ船に載ってからは、海路を2ヶ月ほど旅して、日本・神戸港に到着し、みなさものもとへやってきます。そんな長旅をしてきた「ケニア山の紅茶」で、どうぞゆったりとティータイムでお楽しみださいね!